3月の所感(仮)

今月も、シール業界としては特に何もなく過ぎて行きました。
あまりに何もなさすぎるので、ネタが無くて困るほどです(^^;

それにしても、気が付けばアートコレクションドラえもんチョコも店頭から消え、
バージョン違いの出そうな空気すらありません。

かと言って新作の話題もまだ聞こえてきませんし、
既に休眠状態に入ったと言っていいかもしれません。
まあ、たまには休息も必要ですよね(笑)
いろいろ忙しい時期ですし、むしろ助かるぐらいです。


来月はねとらん者3弾の発売で局地的かつ一時的な賑わいがあるでしょうが、
その後は5月の「コロコロホビーGP鈴鹿」にロッテが出展するか否かで、
去年同様ギリギリまで予定の立てられない日々が続くものと思われます(^^;

でもって、その会場で次回作が判明してプチ祭りになったりして。
去年は「どっきりシール復活」という微妙な話題でしたけど、
そろそろ満を持してドカン!とでっかい企画が持ち上がらないものでしょうか?


って、それは5月になってからの話題ですね。
4月は…何かあるでしょうか?

「シール原画展」開催希望!

かつて、エサカ先生が名古屋で原画展を開催されたことがありました。
そのときはもちろんビックリマン2000のキャラも展示されたそうです。
(参考:公式サイトのニュース記事

あいにく私は参加してなかったので、どれほどの規模だったのか、
どんな原画があったのかなどは知らないのですが、
2000年の夏ということでまだまだ2000人気が過熱していた時期のこと。
さぞ盛況だったことと思われます。

しかし原画と言っても、エサカ先生の場合はMacでデータを作成されるので
どのような形での「原画」なのかが少々気になるところですが…。

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素材格差

アートコレクションのシール素材は「ホロプリ」「透明フィルム」「ミラーコート」の3種で、
確率的にはほぼ均等に使われています。
ドラえもん映画シールも「ホロプリ」「銀ツヤ」「ミラーコート」の3種が均等でした。

ビックリマン2000では「ホロプリA」「ホロプリB」「レインボーフィルム」「ミラーコート」
4種の素材が使われていたのに、いつの間にか1種減っていますよね?
セレクションでも「ホロプリ」「銀ツヤ」「透明フィルム」「ミラーコート」の4種。

つまり、素材の種類は3つでも4つでも関係ないということでしょうか。

逆に、どっきりシールでは透明フィルム1種のみしか使われてませんでした。
なのに値段は60円のままだったことを考えると、
これらのシール素材のコストはほとんど変わらないということなのでしょうか?

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白い魔幻型

えーとですね、ちょっと前まで「白い巨塔」っていうドラマがやってましたよね。
かなりの高視聴率だったそうなので見てた方も多いかと思います。
(私は例によって全く見てなかったのですけど)

その最終回で主人公の医者が癌に侵されて死んじゃうらしいのですけど
それに際して同僚へ充てた遺書みたいな手紙があるそうです。
でもって、その文面を全く別のシチュエーションに加工するのが一部で流行してるらしく、
特に下記に紹介するいかりや長介バージョンなんかはあまりに秀逸なため
あちこちでコピペされているのを見かけます。

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へっぽこ24人衆

「カーネルダース」ほど名実伴わない連中はいないですね。

次層「ハートタンク」の各エリアを統括する聖神直属の12ヘッドであり、
あのFuzzyM.Rですら合体してやっと肩を並べたほどの存在…。

という触れ込みだったのですが、その後の展開は皆様ご承知の通り

創聖巡師が「超ヘッド」として出現してその神秘性と神々しさで魅了したのに対し、
十二支の動物をモチーフにした中途半端なキャラだったためか
カーネルダースは特に人気が出ることもなく、扱いもきわめて低いまま。

「聖神直属の12人」という肩書きは何だったのでしょう。
いつの世界も閣僚は偉そうなだけで頼りにならないってことでしょうか?(^^;
まだ野聖エルサMの方が数倍頼りになる気がします。

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追悼

『志村、後ろ!後ろ!』

psycuros_ushiro.gif


そういえば、2000の天助ポーチが魔法でタライを出してぶつけるっていうのは
「全員集合」のコントで天井からタライが落ちてくるシチュエーションそのままですね。
あの時代、彼らの笑いは私たちの世代にとってかけがえの無い宝でした。
そしてそれは今も色あせることなく、記憶の中で輝いています。


いかりや長介さんのご冥福をお祈りいたします。

P.S.
余談ですが、最初「ちょうすけ」と入力したら「超助」と変換されました。
さすが私のPC…。(爆)

てれびくん発「ビックリマン最強決戦!」

てれびくん1990年2月号にこんな企画が掲載されていました。

その名も
 『とくべつきかく・ビックリマン最強決戦』


「それぞれの世界の代表選手が、最強チャンピオンをめざして戦うぞ!」
とあり、選抜された6人のキャラがトーナメント方式で戦うという夢の対決。
その面々はというと、

 天聖界代表:ヤマト爆神
 天魔界代表:魔肖ネロ
 源層界代表:FuzzyM.R
 曼聖羅代表:聖梵ミロク
 次界代表:ピア・マルコ(P・M・F・G)
 はぐれ悪魔:ブラックゼウス(B・Z・H)

この6人。ちなみにこの時期はペガ・アリババが登場した頃の話です。
天聖界代表がスーパーゼウスじゃなかったり、
ブラックゼウスが無所属なのに参戦していたりと不満な点もありますが
まあまあそれなりのラインナップですね。

組み合わせはご覧の通りです。

saikyo.jpg


ではさっそく対決を見ていきましょう。

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トリンティ・ショック

19弾にて、聖ウォーマン1/3の3人が合体して「澄華蝶」となり、
同じく聖ウォーマンIIの3人は「胞露実」となりました。

このネーミングは言うまでも無くもとの3人の名前の一部をつなげたもので、
それぞれの特徴である「聖○士」の「○」の部分を抜き出したわけです。


さて、この理論を他の天使3人組に応用するとどうなるのでしょう?

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今頃32弾にブチギレ

超元祖がコケた理由は、言うまでも無く32弾の展開のまずさにあると思われますが、
偽ゼウスが出てくるシチュエーションそのものはまだいいと思うんですよ。

何が問題だったかというと、その後のフォローがまるで無かったこと
具体的に言えば、旧シリーズでは当然存在したヘッドの入れ替えというのが無く
シール素材の変更だけで強引に乗り切ろうとした部分でしょう。

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BM notever

BM Foreverのシールが登場したのは超元祖31弾完全編でのこと。
最初の関東発売では存在しなかったのに、関西地区から何の前触れも無く
聖フェニックスと7神帝が復刻されて衝撃を与えました。
この露骨な人気取りには賛否両論あったものの、概ね好評だったようで
その後のスペシャルセレクション発売を決定付けたものと思われます。

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コレクターレベル分析法

もし「コレクター番付」のようなものがあったなら、
私はどのあたりに位置しているでしょう。

自分で言うのも何ですが、結構いいところにいるんじゃないでしょうか?(^^;

と言っても上には上がいるものです。
そもそも自分のコレクション具合を公表している人のほうが少ないですし、
世の中は広いですからネットに姿を見せない強豪もまだまだ数多くいるはず。
もしかしたら「きゅー太め、その程度で調子に乗るなど笑止千万」と笑っている
影のビックリマン帝王みたいな人がいたりするかも(笑)

ただ、コレクターの上下を決定する要素というのが明確でないので
単純に「○○さんよりは上」「××さんには負けてる」とは言えないものです。

そこでコレクションの優劣に関わる要素というのを考えてみたいのですが、
ざっと思いつくのを挙げてみると以下のような要素があると思われます。

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リペイント

しつこくヘラクライストで攻めます。

と言っても、今回はスーパービックリマンのヘラクライスト


へラク通常


それにしてもつくづく思うのですが、なんでSBMヘラクはこんなにもダサイのでしょう?
メカ度はアップしているはずなのに、どうにも安っぽいというか…。

それはおそらく、原色系の色彩がベタベタ塗られているせいです。
派手なだけでちっとも強そうに見えません。

そこで、ちょっくらカラーリングしなおしてみることにしました。

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聖神皇戦隊ヘラクレンジャー

ヘラクライストついでに、こんなものを作ってみました。

へラクブルー


肌の色が違うと随分見栄えが変わるものです。
鎧が青々としているせいか、逆にひどく貧相に見えてしまいますよね?


では、鎧の色が違うとどうなるのでしょう?

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ヘボクライスト

以前、公式サイトでグリーンハウスのご両人が登場して
幻の没イラストを紹介されたことがありましたよね。

当時、ウチでも便乗して聖フェニックスの没イラストをいじって遊んだりもしました。
2003年3月1日の一人舞台より

そんな中、ヘラクライストの没イラストはあまりにもへんてこすぎて
見た途端に大笑いしたものです。

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もっと卵を

始祖ジュラに6聖卵を爆撃すると、魔性を脱皮させることができました。

この理屈だと、6聖卵をぶつければ大抵の魔力は打ち破れることになりますね。
てことは、もし聖卵がもっと大量にあったならこんな感じに応用できたかも。


・魔肖ネロが攻めてきた!

  ↓

・6聖卵爆撃だ!

  ↓

・魔肖崩壊、ネロ魔身出現!

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たてたてよこよこ

「縦のものを横にもしない」というのは怠け者を指す慣用句ですが、
このシール業界では縦のものを横にすると結構な騒ぎになってしまいます。

早い話がシール素材の縦横方向違いのことなのですけど、
模様に指向性のある素材だと何かの手違いで方向違いのシールが作られちゃいます。

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オマケの有無

私は昔からシールには関心が深いけどアニメにはとんと疎く、
毎週見てはいたけどのめり込むほどではありませんでした。
なのでシール画のグッズは集めるけどアニメ絵のグッズはほとんど無関心だったりします。
(それでも最近はそっち系のアイテムにも多少関心が向きつつありますが)

さらに一歩進んで「音楽集」ともなるともう完全に対象外でして、
イベントのBGMで流れていたりすると「うわー…」と思ってしまうほど。
そういうのが好きな人がいることもわかっているので暴言もここまでにしますが、
なので、5月に日本コロムビアから「ビックリマン全曲集(3枚組)」が発売されると聞いても、
特に思うところも無く「へー、よかったですねえ」とまさに他人事だったり。

限定シールでも付いてこない限り、まず買わないと思います。

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きゅー太の原点・二人の師匠

私が初めて他人とシール交換をしたのは、以前書いたかもしれませんが、
地元のミニコミ誌で「交換相手募集」の記事を出していた人とでした。
時期としては既にスーパービックリマンも終わっていた頃で、
当時の私はシールコレクターと呼ぶにはとても未熟な存在。
そのくせ思い上がりが強く、調子に乗ってどんどんシールを放出しちゃって
アイス版エルサM2枚をPMFG1枚と交換したこともあったりしました。
(当時はシールの入手しやすさに格差があること自体わかってなかった…)

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もうひとつの両属性具有

ビックリマン2000において、両属性具有(アンヴィヴァレンツ)2種存在するようです。

ひとつは「はじまりの両属性具有」と呼ばれ、カヴォードの血からアノドが生み出した
「両属性具有エインゾフォル」
その圧倒的な力で深層の神々の争いを終わらせたまではよかったものの、
魔の心が暴走して反乱を起こし、結果として聖と魔に分断されたとされています。
それがやがて全ての天使と悪魔のルーツとなったのだとか。
その辺の細かいいきさつは有名なので割愛します。

そしてもう一つは、現超聖神が作り出した「両属性具有であって両属性具有ではないもの」
実はこれが一体何のことなのか、よくわかっていません。

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コレクション依存症

最近「ドラえもんウエハース」の登場でにわかに注目されているのは、
「興味は無いけどとりあえず集めてみる」というスタンス。
「手持ち無沙汰だから」「ロッテのシールだから」というように、
商品本来の特色にはさほど興味も無いのに、全く異なる視点でなんとなく収集するという
一見すると本末転倒気味な声が時々聞かれます。

これは端的に言ってしまうと、「何かを集めたいから集める」という
ちょっとばかり奇妙な構図が下地にあるように思われます。

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神話のおわり 物語のはじまり

意外に知られていないビックリマン2000の歴史
過去未来にわたって様々な出来事が複雑に入り組んでいるのですが、
これを簡略にまとめたものってあまり見かけない気がします。

そこで、非常に大雑把ですが簡単にまとめてみました。

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閏源歴考

3月になりましたが、そういや昨日は2月29日
4年に一度の閏(うるう)年の調整日だったんですね。
「こち亀」に日暮巡査が登場するのも近いでしょう。

ところでビックリマンで閏年といえば、連想されるのが「閏源歴」
曼聖羅が寿命を迎えて衰退・滅亡する時期を指す言葉なのですけど、
なんでこれが「閏源歴」なのでしょう?

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