奇跡のバーゲンセール

あいも変わらずビックリマンのメイン商売はコラボ展開なわけですけど、
さすがにもうこの方針になって長いのでよっぽどじゃないと大きな話題にはならないですね。

それはともかく、いつも思うのは
毎回「奇跡のコラボ」言いすぎ!

例えば去年の場合ですと
「エヴァンゲリオン」
「歌舞伎」
「にゃんこ大戦争」
「Kosuke KAWAMURA」
「新江ノ島水族館」
「ダイの大冒険」
「鬼滅の刃」
「刀剣乱舞」
「Fate/Frand Order 神聖円卓領域キャメロット」
...

規模的に実現困難そうな企画が通ったという意味での「奇跡」はあっても
ファンが長年待ち望んでたり実現後に驚喜したりという「奇跡」は聞いたことがありません。

単なる煽り文句にマジレスするのもイタいのでここで止めますけど、
ネットニュースのフレーズもワンパターンだなあとつくづく思う今日この頃でありました。

やることだけは傾奇者

オリンピックでの外国人観光客を狙って企画されたのが
2020年発売の「ビックリマン歌舞伎チョコ」だったそうで。

https://rocketnews24.com/2020/07/01/1388628/

しかしながらコロナ禍での渡航制限やオリンピック延期の影響で
狙いは大いにハズれてしまい、大量に売れ残っているのをよく見かけたものです。

でも予定通りオリンピックが開催されていたとして、これ売れたでしょうか?
ちゃんとした歌舞伎の食玩ならともかく歌舞伎モチーフのデザインというだけでですし、
ビックリマンもキティちゃんほどの知名度があるわけでもないので、
ぶっちゃけ反応は微妙だったんじゃないかと思うんですよね...。

なので、ロッテ社内での振り返り会議とかで、外国人相手に商売できなかったことを
売上げ低迷のもっともらしい理由として誤魔化してやしないかと思ったりなんかして。
もしそうじゃないなら、今年のオリンピックに合わせて
歌舞伎チョコ第2弾をリリースするはずだと思うのですが、どうですかね??
(再延期・中止のリスクもあるし話題性も落ちるので、やらない可能性が高いでしょうけど)

歌舞伎風の描き下ろしデザインは、それ自体は別に悪いとは思いませんが、
一般受けするかと言われると単体で興味を引くほどじゃないかなあ?
それより、歌舞伎チョコに生産リソースが割かれたことで
「天使だらけ」「悪魔だらけ」の生産数が抑えられてしまっていたとしたら
残念な判断だったかもしれませんね。

ソロモン王の秘密?

唐突ですが「ソロモン王」といえば、古代イスラエルの王・ダビデの子にして
エルサレム神殿を建造したといわれる歴史上の知者。
そのソロモン王は、先日火災に見舞われたノートルダム大聖堂にて
数多く並ぶ彫像の一つにもなっていたのですが...。

soromon.jpg

右手に杖。
左手に二冊の書物

なるほど、あのヘッドのモチーフはこの方でしたか。


そんなわけで今回は野聖エルサMについて。

名前のモチーフは「野生のエルザ」というイギリスのノンフィクション作品で、
エルザとはライオンの名前です。
といっても反後博士的にはイスラエルの聖地「エルサレム」ありきで、
野生のエルザおよびライオンのイメージはダジャレ的な副産物と思われます。

苦戦する聖戦士軍団に「知恵」を授ける役目を担う助っ人として
預言者とも魔術師ともされるソロモン王はうってつけのモチーフかと。
旧約聖書ではソロモン王が72の悪魔を封印したという話もありますし、
超魔獣(=魔スタリオス)の左腕を封じた杖を持つことにも通じますかね。

ということで、「野聖エルサMはエルサレムが由来」とだけ言われても
「なんで?」としか思えないでしょうけど、こうしてネタを深掘りしていくと
思いもよらない発見があって面白いなあというお話でした。

エルサMに限りませんが、宗教っぽく感じる部分を巧妙に隠している気がするのは私だけ...?

裏ビックリマンの日っていつだっけ

裏ビックリマン(2019年版)は、前年にイオン限定で出たものより
描きおろしが多くて、手抜き感がかなり薄らいでいるようですね。

ネタ自体は性別入れ替え属性入れ替えといった
同人的でありきたりなものが多かったものの、
それをGHがやるということに意義があるという印象。
ぶっちゃけ、いたずらにストーリーを書き換えられたり
俗っぽい着せ替えイラストを展開されるよりは
はるかに「マシ」だったと言えるのではないでしょうか。

神帝隊のうち一度も悪魔化したことのない3名が
もしも悪魔になったら...という「悪帝」も、
なかなか見ごたえのあるイラストだと感じたものです。
個人的には、背景の配色が神帝と敵対した悪混鬼と合わせてあるのが
心憎い演出ですよね。

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だからこそ、裏イラストを抜き出しただけのシールとか
「裏」とは何の関係もない人狼シールなどを混ぜ込むのは
企画の評価を下げるだけなのでやめてほしかったです...。

ともあれ、今回のようなセルフパロディー企画が好評だったら
また続編が登場するかもしれませんね。

でもこの商品を肝心な「裏ビックリマンの日」に展開しなかったというのが
一番残念なところなのは間違いないです。

R.Y.U.S.E.I.

ブラックゼウスの額の星は「双子星」ですが
スーパーゼウスの額の星は「謎の刻星(スターサイン)」です。
彼らが双子であるならスーパーゼウスも「双子星」であるべきでしょうが
双子を主張しているのは何故かブラックゼウスのほうだけ

スーパーゼウスが登場した第1弾の時点では双子設定が無かっただけ...
と思いきや、彼らの図解設定が最初に公開されたのは
どちらもコロコロコミック1987年1月号のこと。
つまりスーパーゼウスも双子星にしようと思えばできたはずなんですよね。
そうなってないのは、そういう意図があると考えるのが自然な流れでしょう。

ところで、ではブラックゼウスは「謎の刻星」を持っていないのかというと
実はそうとも言い切れないのです。

始祖ジュラが持っていた「蛇剣」には、脱皮直後に模様が浮き上がりました。
「魔性脱皮の瞬間より蛇剣の表面に現れたスターサイン」とされているのが
その名も「流星刻(りゅうせいこく)」
...ね、意味深でしょう?

もともとブラックゼウスの額にもスーパーゼウスと同じ「謎の刻星」があったが、
始祖ジュラが消滅したタイミングで額に「双子星」が発生し、
謎の刻星は蛇剣に追いやられた...なんてことがあったりして???

ちなみにアイス版シール裏書に「流星刻のサインが浮き出ると大聖事が起る」とあります。
もし流星刻に「魔性に染まる前のブラックゼウスの自我」が宿っていたとするなら、
それが浮かび上がるというのはまさに「聖なるブラックゼウス」復活の大聖事!

果たしてそんなことはあるんですかね?

現代の泥田坊

近頃のシールは予算削減という意図が透けすぎて萎えますね。

シール素材をエンボスや偽プリに統一していることに始まり、
裏面イラストの削除使いまわしデザインの多用など
グリーンハウスへの新規デザイン費用の抑制と思われる動きが顕著です。

その割に人狼ゲームのような誰得な新規絵を発注してみたり、
芸能人の似顔絵をシール化して贈呈したりというゴマスリ的な行為が行われたりと
なんとも理解に苦しむ場面も目につきますが。

現担当者が重視しているのは、口うるさい古参ファンではなく大多数のライトファン。
今のやり方でそこそこ売れているうちは、それを変える必要性は感じてないでしょう。

2013年に「ももクロマン」が発売されてもう8年。
コラボ路線もすっかり定着してしまい、強力なパートナーの威を借りて
出せばそれなりに売れるというビジネスモデルが確立している以上、
「次はどことコラボするか」が最大の関心事であることは想像に難くありません。

チョコを売るという「オマケつき菓子」としては正解なのでしょうけど、
先祖代々受け継がれてきた田舎の田畑を都会かぶれのドラ息子に売り払われ、
「田を返せ~ビックリマンを返せ~」と嘆く古参ファンの嘆きは止みそうにありませんね。

ベストマッチを探せ!

今も昔もビックリマンのキャラクターをあしらったグッズといえば
判で押したように初期弾ヘッドがドーンと配置されてるものが大半ですけど、
ライバル関係にあるキャラを対決風に並べて扱うのはそこそこ楽しいものです。

スーパーゼウスVSスーパーデビル  とか
ブラックゼウスVSヘラクライスト  とか

で、同様にロココVSマリアなのですけど、

1.聖フェニックスVSサタンマリア
2.ヘッドロココVSサタンマリア
3.ヘッドロココVSワンダーマリア

みたいに、なんか安定しないイメージがあるのですが気のせいでしょうか?

個人的に(2)が一番しっくりこないものの、なのにこのパターンを一番見かける気がします。
ロココは次界編のキャラ、サタンマリアはそれ以前のキャラと思うので
時代背景の異なる2者が対決構図になるのはなんか違う気がするんですよね。

そうは言っても実はワンダーマリアよりサタンマリアのほうが人気があるからしょうがない...
と思ったりもしましたが、「悪魔だらけ」投票だとワンダーマリアは堂々の2位
そうなると、単純に1~9弾までのヘッドから選んだという可能性が高いようです。
(そうなったのは、個人的には10弾の魔胎伝ノアがいまいち不人気だからではと...)

ストーリー的には、ヘッドロココの相手はワンダーマリアであってほしいと思うのですけど
スペシャルセレクション1のSSコレクションのように魔炎マリアが選ばれる場合がちらほら。

sscollection.png

でも「原画大全」の付録シールでは、表にはワンダーマリアが描かれているのに
裏書では「サタンマリア」になってたりするので、特に考えてないのが正解だったりして??

genga_rm.png

100日後に聖弾流を浴びるワニ

魔洗礼を受けたからといって、何故にワニになるんでしょう??

ぶっちゃけ意味が分かりません。
もともとアリババの中にワニ因子が眠っていたとかいうならともかく、
あるのはせいぜいウマ因子のはず。
そうすると、魔洗礼の際に与えられたと考えるのが筋でしょう。

魔洗礼の実行犯はファンならご存知、エウリピデボンとオルドトス
この二人...というか創聖使は全員、人外のモンスター的な姿をしています。

創聖使の名前は古生代の区分名に由来していますが(カンブディアス⇒カンブリア紀など)
古生代の次の中生代は恐竜が栄える時代とされています。
そういえば中生代は「三畳紀」「白亜紀」「ジュラ紀」に分かれていますけど
だからこそ始祖ジュラは創聖使の元メンバーだとか後継者だとかの説がありますね。
(言ってるのは私だけかもしれませんけど)

もし始祖ジュラが元はワニじゃなかったのが魔洗礼を受けてあの姿になったとすると、
悪魔の始祖とされる存在は人為的に生み出されたことになりますね。
ま、それは今回のテーマから外れるので置いておいて...。

古生代の創聖使が魔洗礼によって次の時代の覇者「恐竜」を創造しようとしているとしたら
なかなか面白い話じゃないでしょうか?
そういえば「白亜紀」の字面は、白い故に黒に染まりやすいと言われたアリババに
関連付けられそうな気もします。さすがにこじ付けの度が過ぎますが。

で、そのワニ...もとい恐竜因子は聖弾流によって浄化されてしまうわけですけど、
獣の道に落ちた者を救済する仏陀の導き...みたいなモチーフなんですかね?

ぜんぜん救済されてませんけどね...。

衝撃の原色おばさん

ホログラムシールとして登場したキャラの配色について、
チョコが発売された当初は公式なカラー資料が提示されておらず
コロコロやボンボンなどは線画に独自の着色をしたようなイラストを掲載してました。

アニメでも制作側が独自に色を配置したようでしたが、のちにアイス版シールが登場した際は
シールとアニメとで全く色合いが異なることに驚いたものです。
アニメに慣れ親しんでいた私などは、肌が肌色のブラックゼウス
顔が白くない魔肖ネロ紫服じゃないワンダーマリアに強い違和感を覚えました。
既にアニメで決めた色があるんだからそれに準拠すればいいのに...とも思いましたけど
GHとしては「どこの誰が決めたかわからん配色なぞ知ったことか」てなところでしょうか?

そもそもGHがホログラムキャラをデザインした際は、ホロシールが見栄えするように
どの部分とどの部分が同じ光り方(色合い)になるかは指示していたと聞きましたけど、
キャラとして具体的にどんな色にするかは発注外で決めてなかったんでしょうね。

ところで、私がアイス版シールの色合いに特に違和感を感じたのが聖神ナディア

ice_nadia.jpg
アニメでも元々そんなにはっきりとは描かれていなかったものの、
まさかあんなに原色がキツいカラーリングとは驚きました...。
おごそかな雰囲気に似つかわしくない赤・青・黄色、そしてピンク

今にしてみれば、超聖神ディアナもクロノズーも「原色」モチーフのキャラなので
それと何かしら関連づけられそうな気もしますが、当時から構想はあったのでしょうか?

ナディアのデザイン自体、神々しさからかけ離れた脱力感のある風体ではあるのですが、
それに変な色合いがプラスされて更に奇妙奇天烈なキャラクターのように感じてしまいます。
しかしそれがゆえに、あの魑魅魍魎が跳梁跋扈するクセの強い世界でも
一層の存在感を放っていると言えるかもしれませんね。

現に、聖魔化生伝の超聖士ヒッグズーは色合いが地味すぎて埋没してしまいましたからね...。

higgzoo.jpg

一世一代のまじゃりんこヘッド

ヒンドゥー教における神・シヴァとその妻パールヴァティーが合体した
アルダナーリーシュヴァラと呼ばれる形態があるそうです。

どんな姿かというと、右半身がシヴァ神で左半身がパールヴァティー
まるで漫画か何かのように正中線を軸に半々がくっついた姿と言われています。

そんなわけでご想像のことかと思いますが、今回のテーマはこの人。

Fuzzy M.R

fuzzy_m_r.jpg

天使と悪魔の最強ヘッドが融合した姿とされていますが、
これまた何の因果か右と左でがっちゃんこ
右側(向かって左側)が「シヴァ」というのは同じですけど性別は逆ですね。

とは言え左右半々なのは頭部のみで首から下はいまいち判然としませんが、
デザインの下地にアルダナーリーシュヴァラがあるのは間違いないでしょう。
これをやりたかったからこそ、マリアに「シヴァ」とつけた可能性すらありますね。

ところで「Fuzzy」というのは、1990年に新語・流行語大賞にもなった言葉で
あいまいさ・柔軟性の意味があり、AIに人間の持つあいまいな感覚を持たせようとした
「ファジー理論」「ファジー制御」なんてものが話題になった時期でした。
(ちなみに19弾の発売は1989年なので時代を先取りしております)

では、それとFuzzy M.Rに何の関連があるのでしょうか?
「博士、ファジーって言いたかっただけじゃね?」という気もしますが
きっと「天使と悪魔」という二極的な対立構造をAIの0か1かの世界と重ねて、
「聖魔の境が溶け」という裏書の一文にファジーの意味を乗せたのでしょうね。

天使は天使、悪魔は悪魔。
けどそこから両方の境がファジーに混ざり合った新たな存在が生まれる。
それを体現しているのが、境界が明確な融合体であるM.Rと、
境界が見えないMR.(ミスター)との違いなんですかね。

人気者はつらいよ

2019年に公式サイトで行われた天使ヘッド・悪魔ヘッド限定の投票企画がありましたね。

天使のトップ3はヘッドロココ、ヘッドロココ、ヤマト爆神。
悪魔のトップ3はブラックゼウス、ワンダーマリア、魔肖ネロ。

まあまあ妥当なところかとは思いますが、スーパーデビルがトップ10にも入らなかったり
ユピテル、スサノオ、明星魔といった一般知名度の低いキャラがランクインしたりと
なかなか興味深い結果になってましたね。

トップ10は新規描き下ろしになるということで期待したファンも多かったかと思いますが、
まさかあんなスチャラカなデザインにされようとは...。
ヘッドにはカッコよさを追求してほしいのに、変な遊び要素は入れないでほしいものです。

また、今回は「天使ヘッド」「悪魔ヘッド」に焦点を絞ったことで
それ以外の勢力...つまりは「お守り」「源層界」「曼聖羅」「次代」が軒並み対象外でした。
いわゆるマルコ編のキャラがごっそりいないのはさすがにどうかと思いますが、
スペシャルセレクションなど過去の復刻作との差別化だったんでしょうかね...。

ところで、こういう投票企画で同一キャラを別の枠にカウントするのってどう思います?
具体的には、ヘッドロココ・ヤマト爆神・ヘラクライストが
増力前後で2キャラ扱いになっていて、他のキャラを押しのけている格好です。
せめて同じ名前は1枠扱いのほうがよくないですかね?
サタンマリアとワンダーマリアはまだ許容範囲かと思うのですけど...。
(シヴァマリアも入れれば3枠ですが、さすがに別枠でしょうね)

ロココ、ヤマト、ヘラクで3枠空けば、次点の聖フェニックス・♂スサノオ・八聖オロチが
描き下ろし対象になっていたと考えるとなかなか気になるところです。
むしろ変な描き下ろしにされなくてよかったかもしれませんが(笑)

鏡の中のマリオネット

そういえば、ロッテは相変わらず作為的なレアシールを乱発して
コレクターに苦渋を味わわせているようですね。

昨年もエヴァの抽選やら水族館の限定メニュー特典やらサッカーイベントの入場特典やら、
ごく少数の人の手にしか渡らない「超レアシール」を作ることで
ネットニュースを沸かせるようなことを繰り返しているとか。

何故そんなことをするのかというと、まあ単純にマーケティング戦略...なんですかね。
市場の割合からすればごくわずかなコレクター層への配慮はバッサリ切り捨てて、
大多数の一般層へのキャッチーな呼びかけに注力するという。
これをやるといつまでたっても新たなファンが育たないわけですが、
刹那的に売れればいいという発想なんでしょうね、おそらく。

そうは言いつつも、もう何年もこの方式で続いているので
担当者が変わらない限りは方針転換も期待できないでしょうね。

でもまあ、シール自体もペラいエンボスや偽キラでしょうし
サッカーのやつなんかは間違い探しみたいな新規性に乏しいシールだそうなので
ぶっちゃけコンプを目指さなければ無視すればいいだけのはず...。
それができないのは、「コレクターはコンプを目指すもの」という呪縛のようにも思えます。

実際問題、私が現役コレクターだったころは、劇場版AKBックリマン
スフィンクスヘラクライストなどに必死になっていたものですけど、
今となっては「ヘッドロココII?センスの欠片も無いなw」としか思わないので、
コンプのこだわりさえ無ければ気が楽になるだろうとは思うんですよね。

もっとも、コンプリートこそがコレクターのアイデンティティであったりもするので
それを捨て去るのが容易ではないのもまた当然のこと。
ロッテに操られるのが嫌だからといって糸を切ってしまえばどうなることか。

ある意味、ロッテとコレクターのチキンレースなのかもしれません...。

限界突破×Pアクター

(昨日の記事の続きです)

じゃあメイドンは何なのかというと...、
彼女らが持っていたのは「若神子の武器」「聖源名」

そういえば聖源名って、理球にも書かれてましたよね。
聖球と違い、理球は神帝が自ら生み出したものなので、神帝の分身みたいなものと言えるかも。
言い方を変えると、理球とは神帝が消える前に残した卵のようなものかと...。

そう考えると、メイドンは「理球から産まれたもの」だったりしないでしょうか??

思えば、メイドンになった5神帝はいずれも智道の巨孔で無防備聖体に変化したり、
聖幼時体験を見たりと己のルーツをトレースするような経験をしていました。
こうして抽出された要素が結実したものが理球だったり、メイドンだったりしないですかね?
(逆にこの経験が無いヤマト・アリババはメイドンを誕生させる素養に欠けていた?)

理球がさらなる増力のために一度肉体を捨てて生まれ変わるためのシステムだとしたら、
そうして生み出された新たな肉体がメイドンなのではないかと...。

「無限小リング」なんてものを浮かべてヘッドとして誕生したその流れもまた、
レベルMaxのSレアキャラが限界突破してレベル1のSSレアになるようなものかと(笑)
聖神様もおったまげです。

虹層球の時点で、因子も記憶も失わずにパンゲアクター的な姿になれればベストでしょうけど
そうならなかったのは虹層球突破の代償か、はたまたグレートサラオの意思??
(と、お茶を濁す...)

吾輩は少聖である

18弾ヘッド・メイドンの5人についてちょっと思ったのですけど、
数ある若神子ルーツのキャラのうち、彼女らだけ「名前」が無いんですよね。

普通は「ヤマト〇〇」とか「××牛若」みたいにキャラ固有の名前が付きます。
ひかり伝では「スサノ」「若」のように変化はありましたが名前が無いわけではなく。
けどメイドンだけ「幻使」「霊使」のように、肩書や二つ名っぽいものしかありません。
これ、何故なんでしょうね?

7神帝は虹層球突入時に理球とともに聖体が昇華してしまったわけですけど、
因子や記憶が消えたとは書かれてません。

聖体というから解き放たれた因子と記憶は幾源期を経て、
片や因子は大ポリニアに流れ着き黒十字架の中に眠っていたとされ、
片や記憶はダファドルームでアーチ天使レリーフが保持していたと考えられてます。

メイドンの生まれ変わりとされるベイギャルズは、大ポリニアでルーツ原子に吸収されて
ギャルジャーとなり「牛若」「ダンジャック」などの本来の名前を獲得しました。
この時点ではまだ記憶は受け継いでいないので、名前は因子と紐づいていると考えられます。
(原子やら因子やら混在してますが、便宜上ここでは同じものと考えてます)

そう考えると、メイドン達は若神子因子を持っていないがゆえに
「名前」を受け継いでいないと考えられないでしょうか?
まあ、肉体は魂の乗り物...みたいな考え方だと、魂が別の場所にあるのに
同じ名前のキャラがいたら面倒くさいですよね。

とはいえこの時点で「ミネルンバ」みたいな固有名を名乗ってもよかったと思いますが、
そう考えると彼女らは平和な時代において理力を後世に残すための
テンポラリな存在なのかなあとも思ったり。

考えすぎですかね?

紙に神を宿らせしもの

自作シールの勢いはとどまることを知らないというか、
今や自作抜きでシール文化を語ることはできない域にありますよね。

かつては技術のある一部の人が細々と、しかし愚直に技術を追求して作っていた印象ですが
今や印刷業者のテンプレートに乗っかるだけで誰でも手軽に作れるようになったのがブームを後押ししてますね。
ロッテなどのメーカー側が安易で平易なコンテンツしか生み出さないことも
シールファンを自作へと向かわせる原動力になっていると思われます。

とどのつまり、多くのシール好きは心揺さぶられるアイテムを望んでいるのであり、
だからこそ「シール好きがシール好きのために作るシール」がウケているのでしょう。
ただ、そのレベルの「シール好き」は市場を成り立たせるほどの規模ではないため、
販売側の視点だとお菓子のおまけにそこまでコスト掛けられないというのが現実でしょうか。
本来は市場は育てるもので、ただ乗っかるものではないとも思うのですが
そこは考え方の違いもあるので深追いはしません...。

ともあれ、昨年はまんだらけから自作シールを集めた資料本が販売されたりもして
自作シールが一サブカルチャーとして認定されたような印象を受けました。
まだまだアングラ感もありますが、他のオタク文化同様に陽の当たる存在に近づいた感もあり
数センチ四方の紙に魂を込められたアイテムはますます人々を熱くさせそうですね。

私は集めてないんですけどね、ええ。

ビックリマンの夜明けぜよ!

今日は令和3年の元日です。
実際はそうではありませんが、そういうこととして進めます(笑)

さて、元日といえば初日の出ですよね。
日の出と言えばビックリマン的にはヤマト神帝の「日出剣」

しかし何でこの剣の名が日出剣なんでしょう?

yamatojintei.jpg

他の神帝が持つ剣は若神子・アーチ天使それぞれの属性に関連したものが多く、
神帝ピーターの「星氷剣」、神帝男ジャックの「遊晶剣」などが代表的ですけど
ヤマトが"日の出"というところに神帝隊の1番手としての意味付けがあるように思えますね。

ヤマト王子は言わずもがなの「ヤマトタケルノミコト」がモチーフで、
ヤマタノオロチ退治のスサノオノミコトと取り違えられたのではという説もありましたが
ともあれ日本神話という大きな枠組みでキャラメイクされたと言っていいでしょう。

日の出というのは、かの聖徳太子が中国の皇帝にあてた手紙の一文
「日出処の天子 書を日没する処の天子に致す」にもある通り日本そのものを意味していて、
日の出の「始まり」「輝かしい未来」のイメージをヤマト神帝に重ねたと思われます。

ちなみにこの言葉は、野聖エルサMの聖典に記載されていた一文
「日出づるところの剣を持つ天使が先頭に立って次界へ入るべし」
の元ネタですが、DSのビックリマン大事典における「解明!?33の謎」にて
「常に新たなる域に聖戦士として現れるのがヤマト王子の次系子なのです」
と語られているように、ヤマトはいわば新世界への切り込み隊長的存在とされています。

そういう意味では、アクア層からパンゲラクシーへ通じた光の道「日出づルート」を通って
ヤマトJたちが運ばれたのも同様の意味合いだったのでしょうか。

ところで日の出と言って連想されるもう一人のキャラとしては、
「武層動伝」に登場した「超輝ヒノディア」を忘れるわけにはいきません。

hinodia.jpg

聖神に連なる「ディア因子」を持つ可能性があり、
スサノオともアレキサンマルコとも関連の深そうなこのキャラについては...。

長くなったので、あとでじっくり考察することにしましょうかね。