「カーネルダース」ほど名実伴わない連中はいないですね。
次層「ハートタンク」の各エリアを統括する聖神直属の12ヘッドであり、
あのFuzzyM.Rですら合体してやっと肩を並べたほどの存在…。
という触れ込みだったのですが、その後の展開は皆様ご承知の通り。
創聖巡師が「超ヘッド」として出現してその神秘性と神々しさで魅了したのに対し、
十二支の動物をモチーフにした中途半端なキャラだったためか
カーネルダースは特に人気が出ることもなく、扱いもきわめて低いまま。
「聖神直属の12人」という肩書きは何だったのでしょう。
いつの世界も閣僚は偉そうなだけで頼りにならないってことでしょうか?(^^;
まだ野聖エルサMの方が数倍頼りになる気がします。
「カーネルダース」は言うまでも無くフライドチキンのおじさんが元ネタですけど、
「カーネル(中核)」+「ダース(12)」というしっかりした意味もあるので
それだけに実際のヘタレぶりが際立ってしまいます。
ライバルであるはずのカーネルダークも、グループ名はかっちょいいのに
ブラックゼウスが復活してからは単なる取り巻き集団に。
個性もへったくれもあったものではなく、はっきり言って12人も要りません。
せめて3~4人ぐらいならブラックゼウスの部下としての見せ場もあったでしょうに、
うようよいるもんだからもはや雑魚同然の扱い。
ダークがヘタレればダースも落ちぶれるわけで、
パワーインフレに取り残されたヤムチャや天津飯のごとく不良債権化。
のちに在庫処理かのように合体して新聖族になりましたが、
何をどう間違ったのか似非ファンシーキャラ路線になってしまい
まさに「出オチ」で終わってしまいました。
これならまだ「ヤム飯」の方が活躍してくれそうです。
合体後のキャラが「ファルビー王」でなく「ルビー・パウワ」(byパステルミステリー)なら
少なくともシール人気の点では全く違ってきたと思われます。
そういえばカーネルダースには「潜力(サブコンパワー)」という力があるらしく、
ダークの面々も「異潜力(イサブコンパワー)」というパチモンみたいな力を持つそうです。
(なぜかただの次代「ヒンドン」も潜力を使うらしいですけど)
理力や魔力とは異なる第三の力なのかと最初は思っていたのですけど、
これもよくわからないまま適当に流されてそれっきり。
その名の通り潜りっぱなしだったのでしょうか。
裏イラストの合体や(使いまわしだらけでも)謎めいた小難しい裏書本文、
これまでにない斬新なシール素材など、見所も多かったダース&ダークですが、
シール自体もかなり大量に出回っていてプレミア価値も最低クラス。
ヤフオクでも「レア!ビックリマンヘッド20枚セット!」とかだと必ずこいつらが何枚か入ってます。
アニメ「新ビックリマン」ではそれなりの役どころを演じてはいましたが、
ビックリマン全体から見るとちょっとねぇ…(^^;
とみぃ
辰統一世はキャラが立ってましたね!超元祖で装備がデストン&ミーヤに受け継がれ、ペリ童子は真っ当なファンシーキャラになれて…
きゅー太
確かに!「裏切り者」という設定にしろ31弾完全編での突出した扱いにしろ、
辰統に限ってはあの面々の中でも別格の存在感がありましたね。
やっぱり人数が多すぎたんでしょうか?(^^;