素材格差

アートコレクションのシール素材は「ホロプリ」「透明フィルム」「ミラーコート」の3種で、
確率的にはほぼ均等に使われています。
ドラえもん映画シールも「ホロプリ」「銀ツヤ」「ミラーコート」の3種が均等でした。

ビックリマン2000では「ホロプリA」「ホロプリB」「レインボーフィルム」「ミラーコート」
4種の素材が使われていたのに、いつの間にか1種減っていますよね?
セレクションでも「ホロプリ」「銀ツヤ」「透明フィルム」「ミラーコート」の4種。

つまり、素材の種類は3つでも4つでも関係ないということでしょうか。

逆に、どっきりシールでは透明フィルム1種のみしか使われてませんでした。
なのに値段は60円のままだったことを考えると、
これらのシール素材のコストはほとんど変わらないということなのでしょうか?

いや、待ってくださいよ。

シンクロXでは「ホロプリ」「Wシール(2枚目銀)」「Wシール(2枚目紙)」「蛍光シール」
という4種の素材が使われていましたけれど、
「Wシール」は単純に2枚分のコストが掛かってるのでは?
まさかシール部よりも台紙部のほうが比重が高いというわけでもあるまいし、
このときのコストバランスはどうなっていたのでしょう。


あの公取委勧告以降、シール素材の原価は均質化されたと言われてますから
おそらくはどのシールも同等、あるいは許容範囲内の差しかないと思われます。
例えば、コスト比でミラーコートを1とすると
銀ツヤ=1.2、透明フィルム=1.1、ホロプリズム=1.5
ぐらいの格差があっても不思議ではありませんよね。
でもこの程度の格差(最小と最大の格差が2倍以下)ならば
特に問題ないと見なされているのかもしれません。
シンクロXでも、単なるミラーコートではWシールとの格差が大きくなりすぎますけど
蛍光シール処理を加えたことでコストが1.3ぐらいに上がって、
格差が2倍以下に抑えられて全体のバランスが取れていたと考えることもできます。
(だとすると、シンクロXはかなり贅沢な企画だったんだなぁ)


しかし、アートコレクションもドラえもんシールも
そもそも複数の素材を使う理由が無いですよね…。
単にメリハリをつけたかっただけなんでしょうか?

  • entry46ツイート
  • Google+

PageTop