コレクション依存症

最近「ドラえもんウエハース」の登場でにわかに注目されているのは、
「興味は無いけどとりあえず集めてみる」というスタンス。
「手持ち無沙汰だから」「ロッテのシールだから」というように、
商品本来の特色にはさほど興味も無いのに、全く異なる視点でなんとなく収集するという
一見すると本末転倒気味な声が時々聞かれます。

これは端的に言ってしまうと、「何かを集めたいから集める」という
ちょっとばかり奇妙な構図が下地にあるように思われます。

ビックリマン2000以降のバージョン違いの乱発箱買い常習者を増殖させ、
無味乾燥な素材変更によりコレクションの本質が屈曲させられたと言えるでしょう。
本来、欲しいものだけを楽しく集めることがメインだったものが
いつしか集めきることが至上命題となり、シール本来の楽しみ方を見失ってしまいました。
「チョコは楽しく食べましょう」というよりも「シールは楽しく集めましょう」というほうが
実はよっぽど難しいというのが現状です。

2000の物量政策によってコレクターの胃袋は異常に膨れ上がっており、
ただ食欲を満たすために、手当たり次第に食べれそうなものに手を伸ばします。
同じ味ばかりだと飽きるため、新しいシリーズが出るとそっちに飛びつくこともしばしば。
楽しむために食べるのではなく、食べたい欲求を抑えるために食べるという
傍から見れば非常に奇妙な構図の出来上がりです。


ある意味「買い物依存症」にも似てますね。
コレクションも買い物の一種には違いないわけですが…。


購入前は欲しくてたまらなかったのに、いざ購入するとどうでもよくなっちゃって
部屋の隅に放置するだけというのは買い物依存症の典型的なパターンだそうですが、
せっかく入手したシールも裏書を見もしないでアルバムに放り込んでそれっきり
というパターンと合い通じるものがありませんか?(笑)


買い物依存症はストレスなどの心的要因によって引き起こされる精神疾患の一種。
コレクション依存症予備軍の皆様も、くれぐれもお気をつけくださいませ。

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