コレクターレベル分析法

もし「コレクター番付」のようなものがあったなら、
私はどのあたりに位置しているでしょう。

自分で言うのも何ですが、結構いいところにいるんじゃないでしょうか?(^^;

と言っても上には上がいるものです。
そもそも自分のコレクション具合を公表している人のほうが少ないですし、
世の中は広いですからネットに姿を見せない強豪もまだまだ数多くいるはず。
もしかしたら「きゅー太め、その程度で調子に乗るなど笑止千万」と笑っている
影のビックリマン帝王みたいな人がいたりするかも(笑)

ただ、コレクターの上下を決定する要素というのが明確でないので
単純に「○○さんよりは上」「××さんには負けてる」とは言えないものです。

そこでコレクションの優劣に関わる要素というのを考えてみたいのですが、
ざっと思いつくのを挙げてみると以下のような要素があると思われます。

・通常品の収集率
・収集範囲の広さ
・収集品の保存状態および品質
・プレミア品の所持数


これらを総合的に評価することで、「コレクターレベル」が計れるのではないでしょうか。


まず「通常品の収集率」ですが、これは基本中の基本ですよね。
ここで言う「通常品」とは限定シールや非売品などを除く一般流通品という意味で、
旧ならチョコ版アイス版、2000ではDXシールやハッピーシール以外の全般でしょうか。
普通に押さえておくべき所をいかに漏らさず押さえているか、ですね。
ここが不十分だと、仮に珍品を持っていても「それは順番が違うだろ」と言われかねません。


次に「収集範囲の広さ」
これはどこまでこだわって集めているか、という部分です。
例えば「素材違い」は基本として、「縦流れ横流れ」「逆キラ」「未開封」「つるつるザラザラ」
その他細かい違いをいかに追及しているかというところが問われます。
ただし、あまり細かすぎて他の人の理解を超えてしまうと相手にされないかも。

「収集範囲の広さ」にはもう一つ意味合いがあって、それは収集対象そのものです。
つまり「ビックリマンのコレクター」なら「どっきりシール」や「超念写」も集めるかどうか。
オマケシール全般ならどの種類まで集めるか、などが焦点となります。
ただし手を出してはいるものの、ろくすっぽ集められていないようだと
それはむしろ逆効果となりますのでご注意を。(苦笑)


そして「収集品の保存状態および品質」
いくら収集率が高くても、ボロっちいシールばかりだと評価は上がらないでしょう。
かといって「美品」「完品」「ミント品」にこだわりすぎるのもどうかとは思いますが、
やはり四つ角がしっかりしているとか折れ・破損は無いとかいうあたりは最低限かと。
状態がいいことに越したことは無いですけどね。


最後に「プレミア品の所持数」
これこそ最もインパクトがあり、コレクター同士のレベル差を顕著に表しうる要素でしょう。
各シールのプレミア度はほぼ確立してますから、どれぐらいレアなのを何枚持っているかで
およそコレクターとしての力量とみなすこともできるように思われます。
また、プレミア品もモノによってはいくらお金を出そうとも手に入らないわけで、
それこそ各個人のコレクションに対する執念や熱意の結晶とも言えるかもしれません。
もちろん、プレミアじゃないシールでも執念や情熱を注いでいるコレクターは多いですけど
ある程度の資本があれば補えてしまう部類は、なかなか評価が難しいところです。


と書いてはみましたが、アートコレクションのDXシール「ART MEMORIAL」の裏面には
「真のコレクターとは」という感じのありがたい教えが書かれておりまして、
それによると「真のコレクターとは集めた数やレア度などではなく、
コレクションに費やした時間や情熱にこそ価値を見出すもの」
だそうです。


いやまあ、そりゃそう言われちゃ返す言葉も無いですし、
私も理想的にはそうあるべきだと思いますけど…。

「アンタが言うなよ」とつっこみたくなったのは私だけでしょうか?

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