甘いケーキの苦い思い出

とうとう12/24に到達しました!
クリスマスは明日ですが、一般的にアドベントカレンダーは12/24までを数えるものなので
毎日投稿シリーズもここで一区切りになります。
(ぶっちゃけ、これを書いてるのはサイト消滅→復旧後の2022年8月なんですけどね...)

それはさておきクリスマスといえば、やはり「サンタゼウス」がおなじみです。
スペシャルセレクション2でも再登場したので知名度も高いシールですが、
どちらかといえば影が薄い「サンタフェニックス」も見逃せません。
http://kyutabm.sakura.ne.jp/premire/christmas.html

「ハッピー」「ルンルン」と異様にご機嫌なフェニックス様です。
そもそも「サンタクロース」は聖ニコラウスから変化した名前と言われていますので、
フェニックス」が「サンタフェニックス」になるのは実はそのまんまなんですよね。

裏面には「ビックリ迷路まんだらゲーム」が描かれています。
サンタゼウス・サンタフェニックスで2種ずつ、計4パターンあるのですが
「新幹線ひかりの禁煙車両は?」といった今では通用しないクイズもあったりして
なかなか楽しめる代物です。

よく見れば描かれている3すくみキャラもすべて描きおろしで、
意外にコストのかかっているデザインだったりします。

ところで実は私、幼少の当時にこのクリスマスケーキ(アイスケーキ?)を
買ってもらえるチャンスがあったことを思い出しました。
母が雑貨屋?でもらったケーキのチラシを見せてくれて、
予約販売だったのか「要る?」と聞かれた覚えがあるのですが、
何故か当時の私は通常版のシール以外に興味がなく...。

今にしてみれば、つくづくもったいないことをしたものです。
お正月の福袋とかでも同じようなことがあった気がしていますが、
当時は物持ちは良くてもかなりライトなコレクターでしたからねえ...。

あの頃の私に伝えたいっ!

受け継がれる宿命

12月23日は、3年前までは祝日でした。
なんで「上皇誕生日」として残さなかったのかな(笑)

そういえばビックリマンの世界に、権力者が引退・隠居するという話
トンと出てきませんね。
(竹村よしひこ版の漫画ではゼウスが引退するとか騒ぐ回があったような)

聖神ナディアは魔紀元前からずっと源層界のトップで居続けていて、
35弾ですらわざわざ出張ってきて聖神パシーを打ってくるぐらいです。
そもそも「次神子」って聖神の後継ぎという意味かと思ってましたが、
そんなこと言ってるうちに後継ぎのほうがヨボヨボで倒れてしまいそう。

ここで発想を転換してみましょう。

次神子とは聖神の後継者ではなく、次の世界の統治者なのではないか?

古代源層界、謎の聖神(超聖神)は「源層界」の統治者としてナディアを選び、
ナディアは「表層界」の統治者として両ゼウスを送り出した。

ではその先。

両ゼウスが「次界」の統治者として、聖フェニックス/マリアを送り出したとしたら?

古いリーダーに指名された次のリーダーが新世界を切り拓くという使命。
それが聖神⇒次神子⇒聖神子に受け継がれた宿命だったりするのかも。

ではその次を担う次王帝マルコが新河系を統治したのち、
物語はどこへ向かうはずだったのでしょうか?
(ユピテルヘッドがマルコ・オリンの子だったらそれなりに繋がったのですけど...)

セントジュエル大増殖!?

カーネルダースとカーネルダークがマルコの不思議光を浴びて
融合・変身した「新聖族」
元々威厳が薄く雑な印象だった連中が何故かサ●リオ的なフォルムになり、
こいつらが一体何の役に立つのかとガッカリしたのを覚えています。
少なくとも、彼らがエズフィトのひな壇部隊やアクア層の古魔魚族らと
渡り合っているイメージが全く湧きません。
そこそこ頭身のある人型だったらさぞ人気が出たでしょうに...。
(って前にも同じこと書いてました)

それはともかく、彼らは合体後にそれぞれの宝石にちなんだ名前になりました。

アウグス子's+猫ライ一世⇒ダイヤ貴帝(ダイヤモンド)
ダリ丑+ミ蛙帝⇒エネロルド王(エメラルド)
などなど。

しかし...
申る伯+蟹大帝⇒トルコン士(トルコ石)
ってお前らラピスラズリだったはずでは?!

どちらも12月の誕生石ではあるのですが、石としては全く別物。
この変更に何か意図があったのでしょうか...?

ちなみに2021年12月20日、全国宝石卸商協同組合により
63年ぶりに日本の誕生石の見直しが行われ、10の石が追加になったそうです。
https://maidonanews.jp/article/14368447

中でも、超元祖で「大統一聖石」とされたアレキサンドライト
正式に6月の誕生石にラインナップ。
うーん、なんとなく格落ちした感じを受けるのは我々だけですかね?(笑)

ダイジョーV

久遠エリアでの最終決戦にて登場したデビリン3アグリ種
「スネベ魔V(バトル)」「デバメ魔V(ビジター)」は、
それぞれデビリン族・デビリン族増長型の3人ずつが合体したキャラです。

sunebema_v.jpgdebamema_v.jpg

名前も「スネベ」「デバメ」は合体前の頭の1文字をつなげた単純なものですが、
では「V」は一体どこから来ているのでしょうか。

そもそも、ビジターはともかくバトルはVではありません
いくら何でもそんな初歩的なミスをするとは思えないのですが、
Vで始まってバトルと読む英単語を見つけることはできませんでした。
(英語以外であるのかもしれませんが、さすがに音から探すのは苦しい...)

そんな中、興味深いものを見つけました。

それが1983年のアメリカのテレビドラマ「V」です。

宇宙人の襲来を描いたSF作品だそうですが、
全5話構成の1話目が「(I) ビジター・宇宙からの訪問者」ということから
「V」に来訪者(Visitor)の意味を強く持たせていることがうかがえます。

さらにこの続編にあたる作品が「V: The Final Battle」だそうで、
ちょっと強引ですけど「V」と書いて「バトル」と読ませる根拠になりませんかね?

日本でも1987年にビデオが発売になっているそうなので、
反後博士がここから着想を得ていたとしても不思議ではないかも。
(19弾シールの発売は1989年)

ライバルの聖ウォーマントリニティが「澄華蝶」「胞露実」という
名前の一文字を単に寄せ集めたものなので、デビリンのほうも
「デバメ」「スネベ」だけでもよさそうなものですけど、
それだけじゃさすがに物足りないと思ったのでしょうかね...?

あんたがたどこさ?

18弾悪魔「ちょんカケ」を覚えていますか?

chonkake.jpg

虹層球あたりの戦いで頭数合わせ的に登場した一般悪魔ですが、
これの元ネタに気づいている人はどのぐらいいるでしょうか。

九州は熊本の伝承遊びの一つに「ちょんかけゴマ」というのがあるそうで、
紐を使って空中で操るダイナミックなコマ遊びなのだとか。

(画像は「肥後ちょんかけごま保存会」より)

反後博士は熊本出身だそうなので、さもありなんといったところでしょうか。

また、2弾天使「すやすや天女」のシールには
「おろろんぱぁ~」という特徴的なセリフが書かれていますが、
熊本の方言で子供を寝かしつける際の決まり文句として
「オロロンバイ」という表現があるそうです。
そんなところにも地域性があらわれるものなんですね。

そういえば...。

20211129_235215.jpg

熊本県 反野三郎君

これ絶対反後博士の偽名でしょ!

あたりまえ大層

当たり前~当たり前~
当たり前たいそう~

火の大層の兄弟が攻めてきたら~

熱い♪


デューク・アリババのダブルシール1枚目を剥がしたら~

もったいない♪


...リズムが無いとひたすら寒々しいので、ここらでやめときます。

鬼色満面

「天使が悪魔になっちゃったビックリマン」のデザイン使いまわしっぷりは
いくらなんでも手抜きしすぎだろ...とツッコミ入れるまでがワンセットなぐらい
徹底したダサさがむしろ売りだったのかもしれませんが、それはさておき。

悪魔化で安直に肌の色が青とか緑とかにされるケースが多いですが、
実際に肌の色が肌色(ペールオレンジ)でない人型悪魔キャラは実は少なくて、
スーパーデビル、サタンマリア(増力前)、ワンダーマリア、ダークヘラ、、、
ぐらいなんですよね。

後半になればポツポツ登場しますけど、
ブラックゼウス、魔肖ネロ、ノアフォーム、魔魂プタゴラトンなどは肌色または白。
悪魔だからといっておかしな顔色をしている必然性は無いんですけどね。

まあホラー映画のゾンビのように、青白い顔をしたほうが変化がわかりやすいですし
赤鬼・青鬼みたいに人外の雰囲気を持たせる効果もありそうです。

そういや2000に登場した聖魔戦使デミアンは天使と悪魔の姿を兼ね備えていましたが、
悪魔の姿はしっかり青い肌をしていましたっけ。
彼の血統にはバカラもダンディーラーもゲンカクも含めて青肌キャラはいなかったのですが、
もしかして天使の因子が悪魔の力を帯びると変色するとかいう裏設定でもあるんでしょうか?

お菓子なコラボ

先日、コア楽天使はロッテ商品内コラボだという話を書きましたが、
他にも似たような事例があるのでせっかくなのでご紹介~。

とりあえず2弾天使「コア楽天使」は「コアラのマーチ」から。
「♪~のマーチ」というセリフからも自明ですよね。

次に、6弾お守り「氷山一角」と13弾お守り「グルメザルトス」には
「ひねくれ棒」(アイス)がデザインされています。

hyozan_ikkaku.jpggurumezarutosu.jpg

hinekurebo.jpg

27弾のお助け「ブラックブラックん」は「ブラックブラック」(ガム)ですし
何なら1弾悪魔「魔人ドジキュラー」は「クロキュラー」(アイス)を意識して
「ドジキュラ」じゃなく「ドジキュラー」なのかもしれません。

ひかり伝2の悪魔「魔弾ラミバッカス」は「ラミー」「バッカス」の合体ネーミング。

2000ではそのものずばりの
「のど飴」「雪見だいふく」「モナ王」「チョコパイ」
というキャラもいましたが...。

そういや35弾の記念枠珍カーベルは「紗々」(チョコ)の着物を着てるようですね。

tinkaberu_sp.jpg

ビックリマンプロ野球でも数々のお菓子を取り込んだデザインがありましたし、
今後もこういうキャラが出てくるかもしれませんね。

八天使伝説

以前旧ビックリマンに「仙人」と名の付くキャラは5人だけというネタをやりましたが、
では名前に「天使」とつくキャラが何人いるかわかる方いるでしょうか?
「天使」と書いて「エンジェル」と読むキャラも含めます。
結構多いような印象だと思いますが、果たして...。


ってタイトルでネタバレしてますが、正解は8人
全31弾の中でわずか8枚しか存在しないのですよ、ええ。
今回はその8キャラを順番に紹介しようというネタです。

まず1人目はご存じ「十字架天使」

jujikatenshi.jpg

ビックリマンで「天使」「エンジェル」と言えばこのキャラを連想する人も多いかと。
そういう意味では、他のキャラに「天使」と付けづらくしている一因かもしれません。

2人目は第2弾キャラ「コア楽天使」

koarakutenshi.jpg

近年の35弾では「コリャ楽天使」という残念リブートされてしまいましたが、
同じロッテの「コアラのマーチ」との(一方的な)コラボキャラと言えるでしょうか。

3人目はかなり飛んで14弾「ストライク天使」

strikeangel.jpg

言うまでもなく十字架天使の増力形態なわけですが、ネーミング的には
もはや「十字架」よりも「天使」が主体となってますね。
(そのくせ次は「クロススター」なわけですけど)
読み方は「ストライクエンジェル」ですが、文字数が長くなるから漢字なのでしょうか?

4人目は同じく14弾から「ツルツル天使」

turuturutenshi.jpg

どちらかと言えば仙人寄りのビジュアルですが、何を考えてか天使を名乗ってます。
そもそもぶんぶく茶釜の3すくみで、悪魔=茶釜、お守り=綱渡りだからって
天使=坊主という扱いの低さもどうかと思うところ。

5人目は18弾「メリー天使」

merryangel.jpg

これまた天使と書いてエンジェルと読ませるパターン。
プッシュ/フェロー天使の名前は聖源と関連ある英語(幻⇒ファントム、界⇒ワールドなど)
なのですが、「遊⇒メリー」というのは少々強引な気がしなくもないような。

6人目はグッと先に進んで、24弾「天使シーマザー」

tenshiseamother.jpg

海母精やくじら大帝の縁者かと思いきやそんな話は特になく、
特に話題にできることも無い、いわゆるモブキャラです。
(「シー」「マザー」って「海」「母」そのまんまなのに)
まあ後半弾3すくみの扱いはそんなもんでしょう。

そして7人目は25弾「でかぶ天使」

dekabuangel.jpg

何でこれが「天使」かと言われても、悪魔VS天使の天使シールだからとしか言いようがない、
ただそれだけであろうと思われる一天使です。
ちなみにモチーフはロシア民話の「おおきなかぶ」ではなく
グリム童話の「蕪」という作品です念のため。

ラストを飾る8人目の天使は26弾「きき耳天使」

kikimimiangel.jpg

これまた特に「天使」と名乗る必然性のないキャラですが(どんな必然性だ)
裏書に「根掘り葉掘りききかじり公開しますの」という十字架天使っぽい口調がポイント。
ついでに3すくみは「ヒソヒソ悪魔」と、こちらも希少な「悪魔」を名乗るキャラだったり。
(「悪魔」とつくキャラは4人だけ)

ということで、以上8名が旧ビックリマンにおける「天使」です。

え?2弾の「あっ晴れ天使」を忘れてるって?

apparetenshi.jpg

こいつは扱いが難しいのですが、裏面では「あっ晴れ天になっているんですよねー。
(ご丁寧に「ビックリマン伝説2」でもこのまんま)

apparetenshi_x.jpg

姿かたちも天使というよりは天子寄りですし、
ビックリマン公式HPの図鑑でも「天使」ではヒットしないので
個人的にはこいつは「天子」扱いとしたいところです。

ちなみに「天子」には他に、
桃太郎天子、牛若天子、天子ダンジャック、クリスタル天子、快晴天子の5名が存在します。
ってこっちのほうが少なかったのかよ!

謎の超ヘッドのファーストインパクト

創聖巡師・聖梵ミロクの登場は、それまで西洋神話ベースだったビックリマン世界に
アジア圏(仏教圏)の世界観を持ち込んだという意味で大きなターニングポイントでした。
(3すくみではちらほらいますけど)
その後の羅因子キャラはいつのまにかそういう要素が希薄になったようにも見えますが、
ある意味ミロクは「東洋版スーパーゼウス」の位置づけだったのではないでしょうか?

スーパーゼウスは、言うまでも無くギリシャ神話の最高神ゼウスがモチーフだけあって
西洋神話側でのトップに位置するキャラクターと言えます。
これに対し弥勒菩薩がモチーフの聖梵ミロクもまた、東洋神話側のトップと言えるでしょう。
ミロクの手のひらの「謎の刻星」もまたスーパーゼウスとの類似性を象徴しています。

次界ロード上空に飛来した「第三勢力」のトップバッターとして、
ヘッド第1弾・スーパーゼウスに相当する超ヘッド第1弾・聖梵ミロクを登場させたのでは?

その後、ミロクは異聖神配下の一人にすぎないとして設定が矮小化された印象もありますが、
少なくとも登場時の初期設定ではそういうメタ的な役割があったような気がします。

ところでミロクの「謎の刻星」については、
「両手に刻まれた星。大聖動の標的を意味するのか?」と説明されています。
星が意味するものは、ひとつはスーパーゼウスとするともう一つはブラックゼウス。

聖神が次神子を創出するのは超源歴に一度。
創聖巡師が飛来する周期も超源歴に一度。

両ゼウス、つまりは聖神配下の聖魔両軍がターゲットだということを、
この時点で示唆していたんでしょうかね?

SEKAI NO HAJIMARI

先ごろ、イギリス・リバプール大学の研究チームによって
宇宙の始まりというものは存在せず、ビッグバン以前に宇宙は無限に続いていたという説
が提唱されたそうです。

「宇宙には始まりなどなかった」との指摘、ビッグバンの前から宇宙は無限に続いていたという新説とは? - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20211014-universe-had-no-beginning/

まあ、難しいことはわからないのですが、そういう説があるそうです。

ところでビックリマン世界の始まりは、ひかり伝第1弾で描かれた「一筋のひかり」であり、
超聖神クロノズーと超聖神ディアナがそれぞれ誕生したところからスタートしています。
と言っても彼らを生み出した超聖使たちがどの時点で存在していたのか不明だったり、
7福士の一人・寿老ヒャクが光源層紀以前の存在とされるなど
本当の意味での世界の始まりは明らかにはされてません。
そういう意味では、後付けではありますがビックリマン世界と現実世界は同様なのかも?

かつて反後博士は、別冊宝島「ストーリー完全大聖典」のインタビュー記事にて
「宇宙の解明が済んでいないのに悪魔VS天使の全貌がわかるわけがない」
という趣旨の発言をされています。
事実上、悪魔VS天使の全貌解明は不可能と言っているに等しいと思われますが、
(そんなのアンタの脳内物語なんだからどうとでもできるでしょ!と言ってはいけないw)
こういうビッグバンやらヒッグス粒子やらの最新記事を目にするたび、
反後博士ならこれをどうビックリマンに落とし込むんだろうな...と夢想してしまいます。

あーあ、武層動伝の続き、どこかで語ってくれないかなあ~。

シークレット論

子供服ブランド「BREEZE」がビックリマンとコラボした商品にて、
封入されているシールのシークレットが鬼のように低確率だと話題になってました。

子供向けパンツやマスクを大人が大量に買いまくる是非はこの際あえてスルーするとして、
あまりの出にくさ(とシールの状態の悪さ)により結構な悪評を目にしたものです。

メーカーの論理としては「所詮はオマケだから」で済ませたいところでしょうけど、
そこら辺の匙加減を間違えると強烈なクレームを叩きつけられることは
多少なれども意識しておかなければならない問題でしょうね。

ところで今回「シークレット」とされたシールは、ブラックゼウスの素材違いだそうで
イラストや裏面は通常のものと変わらないものだとか。
キャラコンプには不要なので、出なければ出ないでそこまで必死になることもないでしょう。
...と割り切れる人ばかりならいいのですが、熱心なコレクターは
自分たちでバージョン違いを定義してしまうぐらいですし、
そもそも「全9種」と言われたら9種揃えることがゴールですよね。

一般的にシークレットと言われるものにもいろいろありますけど、大きく分けると
1.パッケージ等に描かれていないだけで封入確率などは均一なもの
2.他のラインナップに比べて封入率が低く設定されているもの
のどちらかというパターンではないでしょうか。

前者は例えば「天使が悪魔になっちゃったビックリマン」でのブラックロココIIなどで、
これだけが他より極端に出にくいということはないですよね。
他にも神羅万象チョコの箔押しレアみたいな、手に入りにくいし公開もされていないという
複合的なパターンもあります。

どちらもメーカー側の目的は販売促進でしょうが、
1の場合は単にキャラの情報を伏せることでじらされるだけなのに対し、
2の場合は手に入れるまでの道のりが格段に長くなるということで
ゲットできた人とそうでない人の格差が大きく、単価や確率次第で不満度が膨れ上がります。

ただ、これもシークレットアイテム単体の特別性による影響も大きくて、
例えば描き下ろしデザインと使いまわしデザインとでは入手意欲は大きく違うはずです。
2020年にサッカーの試合でもらえたケンゴロココ18種は間違い探し的な背景違いなので、
コンプを目指す一部のコレクター以外にはどれが当たっても特に気にしなかったでしょう。

そういう意味では今回のBREEZEブラゼも、ぶっちゃけ「これがシークレット?」と首をかしげるチープな相違であり、
そもそも今回の企画自体が使いまわされ過ぎでサイズが大きいだけのシールなので、
レアリティの問題以外では非常に話題性に乏しい企画と言っても過言ではないでしょう。
そういう意味では、封入率の問題を除いては、シークレットの導入はまあ成功と言えるかも?

ただ、「全9種集めよう!」と煽っていながら、思いつきや直感で封入率を設定していたなら
さすがに仕事が雑すぎると言われても仕方ないんじゃないですかね...?
シールが折れたり剥がれたりしやすいという安直な封入方法も含めて、
そのあたり全然考えてなかったように思えてしまいます。

本来は経験豊富なコラボ元がそのあたりもアドバイスするべきと思いますが、
今の大本営は権利関係以外は丸投げしてそうな印象ですね...。

シャーマンかカーン

江ノ島コラボ第2弾の「えのしまビックリマン」の特典シールの一つ
「シャーマンカーシラス」

enoshima_karn.jpg

シーラカンスっぽい名前ですがよく見れば「シラス」。
カーン様の扱いの低さに泣けてきますが、出番があるだけマシなほうでしょうか。

ところで、何故に「シラスカーン」などではなく「シャーマンカーシラス」という
名前の後ろ部分をいじったネーミングなんでしょうね?
コレクターの間では昔のパチシール「シャーマンカーをオマージュしたのではという
もっともらしいウワサもありましたが、私はここで異説を唱えてみます。

ずばり、シャーマンカーンの名前は「シャーマン」が本体説!

根拠は2つ。

一つは、「ひかり伝聖魔十戒」に登場したシャーマンカーンのルーツとされる
「シャーバサラ」の存在。
その名の通り、「シャー」(BMではしばしば「覇者」の意味で使われますが)となっており
シャーマンカーンとの共通性が名前の前半から見て取れるわけです。

でもまあ、「シャーマンバサラ」ではないし称号の方を受け継いだと考えることもできるので
正直こっちの根拠は薄いかな、と。

もう一つは、シャーマンカーン自身の頭上に浮かぶ無限理力わっかの名称

これ、カーンリングではなくシャーマンリングと呼ばれております。
スーパーゼウスは「ゼウスリング」
聖フェニックスは「フェニックスリング」
野聖エルサMは「エルサリング」
なのですが、シャーマンカーンだけはシャーマンリングという何ともイレギュラーな名前...。
やはりシャーマンが本体なんじゃないですかね?ね?

しかししかし、シャーマンカーンの「目」は「カーンアイ」というそうで...。
そもそもシール裏に「全情の神カーンは...」と書かれてるので、
普通に考えれば「カーン」が名前ですよねえ...。

余談ながら、「天使が悪魔になっちゃったビックリマン」でも
シャーマンカーンは「シャーマンブラック」という名前になっているそうですが、
近年の公式スタッフは何故に「シャーマン」を主に置いているのか、謎です。

54文字の物語

ビックリマンの裏面テキストと言えば、通常は18×3=54文字ですが
18弾ヘッドのメイドンから突発的に定形外なスタイルが登場するようになりました。

u18008.jpg

14×3=42文字しかなく、その分フォントは通常より大きめ。
おそらくは、青年形態の虹神帝と比べて幼い印象を与える目的があったと考えられます。

しかしながら、何故だか続く18弾パート2のヘッドでも14×3を踏襲。
博士は文字数が少ないと考える量が減って楽だと考えたのか、
それとも文字が大きいと見やすいという反響でもあったのでしょうか?

と思いきや、次の19弾ではまた18×3に逆戻り。
元に戻って一安心...かと思ったら、20弾パート2でまたまた型破りなことをやりました。

u20049.jpg

カーネルダークは、メインテキストが20文字しかありません!
いや、20文字というとその前のカーネルダースのウワサ欄の文字数と同じ。
むしろメインテキストが無くてウワサ欄しか存在しないと言えるでしょう。

裏面合体イラストをはっきり見せるための工夫なのかもしれませんが、
さすがにこれはやり過ぎではなかったかと...。

ですがこの趣向は21弾パート2の新ピアマルコ(K in PMなど)でも用いられました。
シール枚数が多いと文章を考えるのが大変なのはわからなくもないですけど、
裏面から得られる情報があからさまに削られるのは当時から苦々しく感じてましたね...。

その後、22弾では合体イラストを使いながらもテキストは18×3に戻りました。

u22012.jpg

最初からこの形式でよかったと思うのですが、そこに至るまで紆余曲折あった感じですかね。

以後、たまに変則的な文字数になっても基本的には18×3が用いられました。
3すくみの文字数とも統一できてますし、やっぱりこの文字数がしっくりきますね。

あの時君は若かった

私が幼少のころ、最初に入手したシールは第2弾の「神し魔い」だったと記憶しています。
あれ?違ったかな...。ともかく第2弾の悪魔シールだったのは間違いないかと。
小学校では3~4弾のころに大ブームになり、複数の男子児童がシールを学校に持ってきて
交換したり見せびらかしたり楽しんでいたものです。
(盗難騒ぎがあったり理不尽なゲームで巻き上げられたりという事件もありましたが...)

そのころはまだコロコロ等で情報が出回る前なので、シールのリストはおろか
見たことすらないシールも多く、特に第1弾は買っていた子もほぼいなかったため
パッケージに描かれている十字架天使やドジキュラーぐらいしか知りませんでした。
彼らの名前も、化粧箱(いわゆる「ビックリマン神社」)に書かれていたから
かろうじて知ることができたというレベルです。

しかしある頃から、いわゆるパチモノシールが出回るようになりました。
印刷の画質が悪くて一目でわかるような代物でしたが、
見たことすらなかった第1弾シールのデザインや裏面が見れるというのは貴重でしたね。
私は友人に見せてもらうだけでしたが、初めて十字架天使(のパチシール)を見たときは
「うわ、余白が広い!」と驚いたものでした(笑)

その後、5弾ぐらいから学校にシールを持ってくる子が激減。
お店では相変わらず購入しづらい状況だったのでブームは続いていたと思うのですが、
友人の少ない私はその後10数年にわたって誰ともトレードすることなく
細々とシールを集める日々を過ごすことになるのでした。
まあそんなに熱心でもなかったので、悪魔以外は半分も揃わないのが普通でしたけどね。
中には天使・お守りが2,3枚ぐらいしか入手できないまま次の弾になっちゃった時も...。

今でも当時自力で当てたヘッドは、その時の情景を思い出すことができます。
一日に何度も見返してニヤニヤするぐらいの魅力があったのですが、
今の商品にはそういう鮮烈なインパクトって無いですよね。

今のビックリマンシールって何なんだろうなあ。

PR大使ぶっちゃけ話

2014年9月28日に里崎智也氏「ビックリマン終身名誉PR大使」に就任して既に7年。
「名誉職」なら実際に活動しなくても別によさそうなものですけど、
ツイッターやYouTubeでたまにPR活動されているようですね。

それはそれで別にいいのですけど、多くのシールコレクターが辟易しているのは、
「里崎氏監修」と銘打ってリリースされる数々の「誰得」なコンテンツでしょう。

30周年の「BMオールスターシール」では多くのキャラが何故か野球と関連付けられ、
2018年の「ホロセレクション」では貴重な一枠に「里崎ゼウス&里ガシ魔」がねじこまれ、
2020年に「ビックリマンプロ野球チョコ」を監修するも大爆死したのは記憶に新しいところ。
2021年の「天使が悪魔になっちゃった」でもシール裏で謎の里崎氏アピール。

ぶっちゃけた話、里崎氏が監修して嬉しい要素がまるでありません...。

これがまだ「反後博士監修」「米澤稔氏監修」のように直接の関係者が関わるものなら
ファンにとっても意味があると思うし、見てみたいと思わせる魅力があるのですが
里崎氏は古参のコレクターやシールファンであってもそれ以上の存在ではなく、
こうもたびたびコンテンツに絡んでこられても全然嬉しくないんですよね...。
誰かが商品を監修する目的としては、「その人の実力や実績で商品力を上げる」とか
「その人自身の人気で商品を後押しする」といった効果が求められると思うのですが、
果たしてそのどちらも得られているとは言い難いような。

野球ファン・里崎氏ファンの方には嬉しい要素が少しはあるのかもしれませんが、
大多数のシールファンにとっては「興味が無い」と思われます。
むしろ興味が無いものを何度も押し付けられるので、不快感が増すばかりかと。

「天使が悪魔に...」に関しても、別に誰がキャラを選ぼうが知ったことではないのに
わざわざ里崎氏の名前を出すものだから、かえってヘイトが集まってしまう気すらします。

とは言え、実際のところ里崎氏の意向がどの程度存在するのかは我々からは見えません。
ロッテ本原氏が一方的に持ち上げているだけという可能性も往々にしてありそうですが、
何にせよ運営陣にはPR大使の売上・認知度向上に対する貢献度をきちんと精査された上で
今後の活動計画をご検討いただければ...と考える次第です。

夏の日の2007

かつて私がツテを頼って、大阪のグリーンハウス事務所を訪れたのは2007年の夏のこと。
(→こちらから
あれからもう14年も経とうとは、時の流れというのは本当に早いもので。

あの当時は「ひかり伝おとぎ」なんかが売られていましたが、GHのお二方はというと
超元祖32弾以降はセレクション系の復刻シール監修ぐらいしかお仕事されてなかったような時代。
コレクターの中でも米澤さん兵藤さんのお名前を把握している人は少なかったかと思われます。

その後、「ルーツ伝」からふたたび悪魔VS天使のメインデザイナーに復帰される傍ら、
ジパ伝や境外滅伝、タワスペなどの他社シールやその後のBMコラボ商品を手掛けられて、
いつしか「ビックリマン=GHデザイン」の構図が色濃くなり、
米澤さん兵藤さんのメディア露出の機会も増えていった気がします。

私がお会いした2007年では、色紙にサインをねだっても
「普段そんなことしないから困る」みたいな応答をされましたが、
2014年に原画展やサイン会が開催された際にはすっかりサインも手慣れてましたね(笑)

そういえば以前、何かの折にまた事務所に伺わせてもらってもよいか尋ねてみたのですが、
仕事上の関係者以外を招くことはNGになったという感じの返答をいただきました...。
確かに、本来それが普通だよなーとも思いましたが、一抹の寂しさも感じました。

原画展から既に7年が経過しましたが、いつかまた直接お会いできるといいなぁ。

裏ビックリマンならぬビックリマン裏

『全能の神ゼウスは、すべての悪魔をねじ
 ふせるオールマイティの切り札なのだ!!』

こちらは今さら説明不要と思いますが、
第1弾ヘッド・スーパーゼウスの裏面メインテキストです。

ところで話は変わりますが、悪魔VS天使が始まった当初のビックリマンシールは
ロッテが提唱していた「シール遊び」の道具だったことを覚えてますか?
悪魔シールを貼り付けられたら、お守りシールを上から貼って悪魔に反撃。
しかしお守りシールは透明なため悪魔を完全に封印することはできず、
不透明な天使シールを貼ることでようやく悪魔を撃退できる、という遊び方です。
いわゆる「はられたらはり返せ」ですね。

このルールは、わざわざ全ての3すくみシールの最下段に明記されていました。

悪魔シール:
★悪魔シールでいたずらされたら、天使
 やお守りシールでハリ返そう!

お守りシール:
★お守りシールで悪魔シールに反撃ダ!
 天使シールでとどめをさそう!!

天使シール:
★天使シールで、お守りシールを助けて
 悪魔シールにとどめをさそう!!

これらの文面は17弾以降で変更もされましたが基本的には同じ内容で、
誰もシールを貼って遊んでないであろう31弾まで律儀に踏襲されました。

このシール貼り遊びですが、原則的には「同じ3すくみに属するシールが条件」でして
鬼ガシ魔を貼られた場合に応戦可能なのはきびだんご三助か桃太郎天子のみ。
ここがシール遊びのゲーム性を高めている一要素ではあるのですが、
じゃあマークが同じシールが無いと打つ手がないのか...というとそうではなく、
トランプのジョーカーのようにどの悪魔に対しても有効なシールが存在したのでした。

それこそが「オールマイティの切り札」であるスーパーゼウスシール、というわけです。

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題

3すくみシールにはシール貼り遊びのルールが必ず書かれていたわけですが、
ヘッドシール下段には「〇〇界のウワサ」のみで、遊び方については触れられてません。

...いや、本当にそうでしょうか?

そうです。

『全能の神ゼウスは、すべての悪魔をねじ
 ふせるオールマイティの切り札なのだ!!』

これこそが、シール貼り遊びにおけるヘッドシールの役割を説明したものなのです!

当時ヘッドシールという言い方も存在せず、他のシールとは一線を画す特殊なシールとして
「全能の神ゼウス(のシール)は...」という書き方になっているだけで、
2行にわたってシールの遊び方を説明している点では3すくみのそれらと同じなんですね。

もちろん、この文章がシールの中央に堂々と記載されていることからして
キャラクターとしてのスーパーゼウスの説明も兼ねていることは言うまでもありませんが、
シール遊びでも物語的位置づけでも最強であることを同時に示していたわけですね。

外因と書いて公式と読む

35弾では若神子ルーツ同士の衝突が大きな要素になっているようですけど、
アリババに関しては相変わらず外因に弄ばれているようで気の毒な限りです。

ところで、今回悪魔シールとお守りシールとしてラインナップされたことで
「アリババ」の文字が天使ヘッド・悪魔ヘッド・天使・お守り・悪魔を網羅しました。
あとは次代とお守りヘッドがあれば完璧ですが、それはさすがに無理でしょうか(笑)

aribaba_logo.jpg

臥竜鳳雛

35弾で突如降って湧いてきた新キャラ「聖凰ベンヌダルク」は、
聖フェニックス的な風貌といわゆるキレイどころということでか
近年のキャラとしては珍しく人気になっているようですね。

bennnu.png

そんなこととは全く関係なく、今回掘り下げたいのは
スーパービックリマン第6弾ヘッド「魔凰クレインバスター」です。

cranebuster.png

はい、単に「聖凰?そういや魔凰もいたなあ」というだけのネタです。

前弾に登場したヘッド「甲機メカタートル」のライバルとして登場したキャラで、
亀に対して鶴というシンプルなモチーフ。
鶴だから「クレイン」はいいのですが、何故それが「魔凰」なのかは不可思議です。
マンガではまだ鶴らしく首の長いスマートなデザインでしたが、
シールの姿はずんぐりむっくりで「鳳凰」はおろか鶴からも遠いような...。
ついでに名前自体もプロレス技「ブレインバスター」のダジャレと思われます。

ホロシールが乱発されていた時期ということもあり、
今の感覚では非常にレアな3Dホロにもかかわらず物語的にはほぼ空気
なのに「ひかり伝おとぎ」の公式ページでは反後博士が
妙なリップサービスして物議をかもしたりもしましたっけ。
http://kyutabm.sakura.ne.jp/blog/2009/07/post-834.html


ちなみに「臥竜鳳雛(がりょうほうすう)」とは
才能はあっても、機会がないために才能を発揮できない人のこと。
または、才能を発揮する機会がなく、世間に知られていない英雄や賢者のこと。
だそうですが、この先聖凰ベンヌダルクに活躍の機会は訪れるでしょうか?

マジマジ、マジーフ

15弾の悪魔は智道の悪魔らしくルネッサンス期の発明・発見がモチーフかも?
という話を15年前にこのブログで書いたことがあったのですが、

その際に一人だけ詳細不明だったのが「魔G封」でした。

b15024.jpg

おもりが落下するような3すくみマークで、相対するお守りは「豊子ムジューゲン」。
そのため重力に関係することは間違いなさそうなのですが、
それと「魔G封」という名前が結びつきそうで結びつかず頭を悩ませてました。

重力と言えば、物理の授業で習ったことのある人も多いかと思いますが
物体が高い位置にあるとそれだけで「位置エネルギー」を持つ状態となり、
それが重力により落下すると「運動エネルギー」に変換されます。
いわゆる「力学的エネルギー保存の法則」というやつですが、
位置エネルギー[U]は、物体の質量[m]と重力加速度[g]と高さ[h]の積として算出されます。

すなわち
U=mgh
です。

mgh

Ma G Hu

ま じー ふ

と読めるような、読めないような...?!

華族制度の崩壊

先日、バロン・牛若の「バロン」はインドネシアの聖獣の名前ではという話を書きましたが、
今回は(男爵という意味での)バロンとよく対比される「デューク」について考えてみます。

「デューク」というと日本では明治時代の華族制度の第一位「公爵」であり、
バロンが第五位の男爵だとして、その身分差をネタにされたことも多かったようです。

しかし「バロン」が男爵でないなら「デューク」は何なのかという話ですが、
ここで一つの説を提唱してみようと思います。

28弾パート2の12種のヘッドシールはすべてダブルシールになっており、
2枚目の絵柄を12枚合体させるとデューク・アリババになるというのは周知のとおり。
つまり、28弾パート2においてデューク・アリババは13番目のヘッドとも言えるわけですね。

13といえばゴルゴ13。
ゴルゴ13といえばデューク東郷...。

気のせいか、他のアリババに比べて眉も太いような??

きゅー太のひとりアドベントカレンダー

エイプリルフールぶりの皆様こんにちは。
今年も残すところあと1ヵ月となってしまいましたが、
いかがお過ごしでしょうか?

4月に大量にネタをつぎ込んだのですが、一度に投入しても
一度に消費されてしまってかなりコスパが悪いことに気が付きまして、
今回は一日ごとに小出しにすることにしました。
どうせならいわゆるアドベントカレンダーになぞらえて、
クリスマスまでのカウントダウンをやってみようというのが今回の趣向です。

普通、Webでのアドベントカレンダー企画というと
日ごとに違った人が執筆担当するものですが、まあ細かいことはさておいて...。

カレンダーと言えば、旧26弾のころのウインターパックという商品についていた
組み立て式カレンダーをご存知でしょうか?

winterpack_calendar.jpgwinterpack_calendar_x.jpg

裏面には主要ヘッドの説明なども書かれていて興味深い内容なのですが、
最後の12月分を見てみると...。

winterpack_calendar_dec.jpg

『曼聖羅の最終戦争(アーマゲドン)から新たなる決闘へ』

あれ?アクア層決戦は曼聖羅との闘いということになってるのかな。
シールのストーリー上ではBZH以降放置されていた感のある曼聖羅ですが、
何をもって曼聖羅との最終戦争とみなしていたのかは少々不明ですね。

てゆーかアーマゲドンって...。
随分と過大評価されているような??