裏ビックリマンならぬビックリマン裏

『全能の神ゼウスは、すべての悪魔をねじ
 ふせるオールマイティの切り札なのだ!!』

こちらは今さら説明不要と思いますが、
第1弾ヘッド・スーパーゼウスの裏面メインテキストです。

ところで話は変わりますが、悪魔VS天使が始まった当初のビックリマンシールは
ロッテが提唱していた「シール遊び」の道具だったことを覚えてますか?
悪魔シールを貼り付けられたら、お守りシールを上から貼って悪魔に反撃。
しかしお守りシールは透明なため悪魔を完全に封印することはできず、
不透明な天使シールを貼ることでようやく悪魔を撃退できる、という遊び方です。
いわゆる「はられたらはり返せ」ですね。

このルールは、わざわざ全ての3すくみシールの最下段に明記されていました。

悪魔シール:
★悪魔シールでいたずらされたら、天使
 やお守りシールでハリ返そう!

お守りシール:
★お守りシールで悪魔シールに反撃ダ!
 天使シールでとどめをさそう!!

天使シール:
★天使シールで、お守りシールを助けて
 悪魔シールにとどめをさそう!!

これらの文面は17弾以降で変更もされましたが基本的には同じ内容で、
誰もシールを貼って遊んでないであろう31弾まで律儀に踏襲されました。

このシール貼り遊びですが、原則的には「同じ3すくみに属するシールが条件」でして
鬼ガシ魔を貼られた場合に応戦可能なのはきびだんご三助か桃太郎天子のみ。
ここがシール遊びのゲーム性を高めている一要素ではあるのですが、
じゃあマークが同じシールが無いと打つ手がないのか...というとそうではなく、
トランプのジョーカーのようにどの悪魔に対しても有効なシールが存在したのでした。

それこそが「オールマイティの切り札」であるスーパーゼウスシール、というわけです。

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題

3すくみシールにはシール貼り遊びのルールが必ず書かれていたわけですが、
ヘッドシール下段には「〇〇界のウワサ」のみで、遊び方については触れられてません。

...いや、本当にそうでしょうか?

そうです。

『全能の神ゼウスは、すべての悪魔をねじ
 ふせるオールマイティの切り札なのだ!!』

これこそが、シール貼り遊びにおけるヘッドシールの役割を説明したものなのです!

当時ヘッドシールという言い方も存在せず、他のシールとは一線を画す特殊なシールとして
「全能の神ゼウス(のシール)は...」という書き方になっているだけで、
2行にわたってシールの遊び方を説明している点では3すくみのそれらと同じなんですね。

もちろん、この文章がシールの中央に堂々と記載されていることからして
キャラクターとしてのスーパーゼウスの説明も兼ねていることは言うまでもありませんが、
シール遊びでも物語的位置づけでも最強であることを同時に示していたわけですね。