八天使伝説

以前旧ビックリマンに「仙人」と名の付くキャラは5人だけというネタをやりましたが、
では名前に「天使」とつくキャラが何人いるかわかる方いるでしょうか?
「天使」と書いて「エンジェル」と読むキャラも含めます。
結構多いような印象だと思いますが、果たして...。


ってタイトルでネタバレしてますが、正解は8人
全31弾の中でわずか8枚しか存在しないのですよ、ええ。
今回はその8キャラを順番に紹介しようというネタです。

まず1人目はご存じ「十字架天使」

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ビックリマンで「天使」「エンジェル」と言えばこのキャラを連想する人も多いかと。
そういう意味では、他のキャラに「天使」と付けづらくしている一因かもしれません。

2人目は第2弾キャラ「コア楽天使」

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近年の35弾では「コリャ楽天使」という残念リブートされてしまいましたが、
同じロッテの「コアラのマーチ」との(一方的な)コラボキャラと言えるでしょうか。

3人目はかなり飛んで14弾「ストライク天使」

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言うまでもなく十字架天使の増力形態なわけですが、ネーミング的には
もはや「十字架」よりも「天使」が主体となってますね。
(そのくせ次は「クロススター」なわけですけど)
読み方は「ストライクエンジェル」ですが、文字数が長くなるから漢字なのでしょうか?

4人目は同じく14弾から「ツルツル天使」

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どちらかと言えば仙人寄りのビジュアルですが、何を考えてか天使を名乗ってます。
そもそもぶんぶく茶釜の3すくみで、悪魔=茶釜、お守り=綱渡りだからって
天使=坊主という扱いの低さもどうかと思うところ。

5人目は18弾「メリー天使」

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これまた天使と書いてエンジェルと読ませるパターン。
プッシュ/フェロー天使の名前は聖源と関連ある英語(幻⇒ファントム、界⇒ワールドなど)
なのですが、「遊⇒メリー」というのは少々強引な気がしなくもないような。

6人目はグッと先に進んで、24弾「天使シーマザー」

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海母精やくじら大帝の縁者かと思いきやそんな話は特になく、
特に話題にできることも無い、いわゆるモブキャラです。
(「シー」「マザー」って「海」「母」そのまんまなのに)
まあ後半弾3すくみの扱いはそんなもんでしょう。

そして7人目は25弾「でかぶ天使」

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何でこれが「天使」かと言われても、悪魔VS天使の天使シールだからとしか言いようがない、
ただそれだけであろうと思われる一天使です。
ちなみにモチーフはロシア民話の「おおきなかぶ」ではなく
グリム童話の「蕪」という作品です念のため。

ラストを飾る8人目の天使は26弾「きき耳天使」

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これまた特に「天使」と名乗る必然性のないキャラですが(どんな必然性だ)
裏書に「根掘り葉掘りききかじり公開しますの」という十字架天使っぽい口調がポイント。
ついでに3すくみは「ヒソヒソ悪魔」と、こちらも希少な「悪魔」を名乗るキャラだったり。
(「悪魔」とつくキャラは4人だけ)

ということで、以上8名が旧ビックリマンにおける「天使」です。

え?2弾の「あっ晴れ天使」を忘れてるって?

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こいつは扱いが難しいのですが、裏面では「あっ晴れ天になっているんですよねー。
(ご丁寧に「ビックリマン伝説2」でもこのまんま)

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姿かたちも天使というよりは天子寄りですし、
ビックリマン公式HPの図鑑でも「天使」ではヒットしないので
個人的にはこいつは「天子」扱いとしたいところです。

ちなみに「天子」には他に、
桃太郎天子、牛若天子、天子ダンジャック、クリスタル天子、快晴天子の5名が存在します。
ってこっちのほうが少なかったのかよ!