あたりまえ大層

当たり前~当たり前~
当たり前たいそう~

火の大層の兄弟が攻めてきたら~

熱い♪


デューク・アリババのダブルシール1枚目を剥がしたら~

もったいない♪


...リズムが無いとひたすら寒々しいので、ここらでやめときます。

鬼色満面

「天使が悪魔になっちゃったビックリマン」のデザイン使いまわしっぷりは
いくらなんでも手抜きしすぎだろ...とツッコミ入れるまでがワンセットなぐらい
徹底したダサさがむしろ売りだったのかもしれませんが、それはさておき。

悪魔化で安直に肌の色が青とか緑とかにされるケースが多いですが、
実際に肌の色が肌色(ペールオレンジ)でない人型悪魔キャラは実は少なくて、
スーパーデビル、サタンマリア(増力前)、ワンダーマリア、ダークヘラ、、、
ぐらいなんですよね。

後半になればポツポツ登場しますけど、
ブラックゼウス、魔肖ネロ、ノアフォーム、魔魂プタゴラトンなどは肌色または白。
悪魔だからといっておかしな顔色をしている必然性は無いんですけどね。

まあホラー映画のゾンビのように、青白い顔をしたほうが変化がわかりやすいですし
赤鬼・青鬼みたいに人外の雰囲気を持たせる効果もありそうです。

そういや2000に登場した聖魔戦使デミアンは天使と悪魔の姿を兼ね備えていましたが、
悪魔の姿はしっかり青い肌をしていましたっけ。
彼の血統にはバカラもダンディーラーもゲンカクも含めて青肌キャラはいなかったのですが、
もしかして天使の因子が悪魔の力を帯びると変色するとかいう裏設定でもあるんでしょうか?

お菓子なコラボ

先日、コア楽天使はロッテ商品内コラボだという話を書きましたが、
他にも似たような事例があるのでせっかくなのでご紹介~。

とりあえず2弾天使「コア楽天使」は「コアラのマーチ」から。
「♪~のマーチ」というセリフからも自明ですよね。

次に、6弾お守り「氷山一角」と13弾お守り「グルメザルトス」には
「ひねくれ棒」(アイス)がデザインされています。

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27弾のお助け「ブラックブラックん」は「ブラックブラック」(ガム)ですし
何なら1弾悪魔「魔人ドジキュラー」は「クロキュラー」(アイス)を意識して
「ドジキュラ」じゃなく「ドジキュラー」なのかもしれません。

ひかり伝2の悪魔「魔弾ラミバッカス」は「ラミー」「バッカス」の合体ネーミング。

2000ではそのものずばりの
「のど飴」「雪見だいふく」「モナ王」「チョコパイ」
というキャラもいましたが...。

そういや35弾の記念枠珍カーベルは「紗々」(チョコ)の着物を着てるようですね。

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ビックリマンプロ野球でも数々のお菓子を取り込んだデザインがありましたし、
今後もこういうキャラが出てくるかもしれませんね。

八天使伝説

以前旧ビックリマンに「仙人」と名の付くキャラは5人だけというネタをやりましたが、
では名前に「天使」とつくキャラが何人いるかわかる方いるでしょうか?
「天使」と書いて「エンジェル」と読むキャラも含めます。
結構多いような印象だと思いますが、果たして...。


ってタイトルでネタバレしてますが、正解は8人
全31弾の中でわずか8枚しか存在しないのですよ、ええ。
今回はその8キャラを順番に紹介しようというネタです。

まず1人目はご存じ「十字架天使」

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ビックリマンで「天使」「エンジェル」と言えばこのキャラを連想する人も多いかと。
そういう意味では、他のキャラに「天使」と付けづらくしている一因かもしれません。

2人目は第2弾キャラ「コア楽天使」

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近年の35弾では「コリャ楽天使」という残念リブートされてしまいましたが、
同じロッテの「コアラのマーチ」との(一方的な)コラボキャラと言えるでしょうか。

3人目はかなり飛んで14弾「ストライク天使」

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言うまでもなく十字架天使の増力形態なわけですが、ネーミング的には
もはや「十字架」よりも「天使」が主体となってますね。
(そのくせ次は「クロススター」なわけですけど)
読み方は「ストライクエンジェル」ですが、文字数が長くなるから漢字なのでしょうか?

4人目は同じく14弾から「ツルツル天使」

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どちらかと言えば仙人寄りのビジュアルですが、何を考えてか天使を名乗ってます。
そもそもぶんぶく茶釜の3すくみで、悪魔=茶釜、お守り=綱渡りだからって
天使=坊主という扱いの低さもどうかと思うところ。

5人目は18弾「メリー天使」

merryangel.jpg

これまた天使と書いてエンジェルと読ませるパターン。
プッシュ/フェロー天使の名前は聖源と関連ある英語(幻⇒ファントム、界⇒ワールドなど)
なのですが、「遊⇒メリー」というのは少々強引な気がしなくもないような。

6人目はグッと先に進んで、24弾「天使シーマザー」

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海母精やくじら大帝の縁者かと思いきやそんな話は特になく、
特に話題にできることも無い、いわゆるモブキャラです。
(「シー」「マザー」って「海」「母」そのまんまなのに)
まあ後半弾3すくみの扱いはそんなもんでしょう。

そして7人目は25弾「でかぶ天使」

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何でこれが「天使」かと言われても、悪魔VS天使の天使シールだからとしか言いようがない、
ただそれだけであろうと思われる一天使です。
ちなみにモチーフはロシア民話の「おおきなかぶ」ではなく
グリム童話の「蕪」という作品です念のため。

ラストを飾る8人目の天使は26弾「きき耳天使」

kikimimiangel.jpg

これまた特に「天使」と名乗る必然性のないキャラですが(どんな必然性だ)
裏書に「根掘り葉掘りききかじり公開しますの」という十字架天使っぽい口調がポイント。
ついでに3すくみは「ヒソヒソ悪魔」と、こちらも希少な「悪魔」を名乗るキャラだったり。
(「悪魔」とつくキャラは4人だけ)

ということで、以上8名が旧ビックリマンにおける「天使」です。

え?2弾の「あっ晴れ天使」を忘れてるって?

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こいつは扱いが難しいのですが、裏面では「あっ晴れ天になっているんですよねー。
(ご丁寧に「ビックリマン伝説2」でもこのまんま)

apparetenshi_x.jpg

姿かたちも天使というよりは天子寄りですし、
ビックリマン公式HPの図鑑でも「天使」ではヒットしないので
個人的にはこいつは「天子」扱いとしたいところです。

ちなみに「天子」には他に、
桃太郎天子、牛若天子、天子ダンジャック、クリスタル天子、快晴天子の5名が存在します。
ってこっちのほうが少なかったのかよ!

謎の超ヘッドのファーストインパクト

創聖巡師・聖梵ミロクの登場は、それまで西洋神話ベースだったビックリマン世界に
アジア圏(仏教圏)の世界観を持ち込んだという意味で大きなターニングポイントでした。
(3すくみではちらほらいますけど)
その後の羅因子キャラはいつのまにかそういう要素が希薄になったようにも見えますが、
ある意味ミロクは「東洋版スーパーゼウス」の位置づけだったのではないでしょうか?

スーパーゼウスは、言うまでも無くギリシャ神話の最高神ゼウスがモチーフだけあって
西洋神話側でのトップに位置するキャラクターと言えます。
これに対し弥勒菩薩がモチーフの聖梵ミロクもまた、東洋神話側のトップと言えるでしょう。
ミロクの手のひらの「謎の刻星」もまたスーパーゼウスとの類似性を象徴しています。

次界ロード上空に飛来した「第三勢力」のトップバッターとして、
ヘッド第1弾・スーパーゼウスに相当する超ヘッド第1弾・聖梵ミロクを登場させたのでは?

その後、ミロクは異聖神配下の一人にすぎないとして設定が矮小化された印象もありますが、
少なくとも登場時の初期設定ではそういうメタ的な役割があったような気がします。

ところでミロクの「謎の刻星」については、
「両手に刻まれた星。大聖動の標的を意味するのか?」と説明されています。
星が意味するものは、ひとつはスーパーゼウスとするともう一つはブラックゼウス。

聖神が次神子を創出するのは超源歴に一度。
創聖巡師が飛来する周期も超源歴に一度。

両ゼウス、つまりは聖神配下の聖魔両軍がターゲットだということを、
この時点で示唆していたんでしょうかね?

SEKAI NO HAJIMARI

先ごろ、イギリス・リバプール大学の研究チームによって
宇宙の始まりというものは存在せず、ビッグバン以前に宇宙は無限に続いていたという説
が提唱されたそうです。

「宇宙には始まりなどなかった」との指摘、ビッグバンの前から宇宙は無限に続いていたという新説とは? - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20211014-universe-had-no-beginning/

まあ、難しいことはわからないのですが、そういう説があるそうです。

ところでビックリマン世界の始まりは、ひかり伝第1弾で描かれた「一筋のひかり」であり、
超聖神クロノズーと超聖神ディアナがそれぞれ誕生したところからスタートしています。
と言っても彼らを生み出した超聖使たちがどの時点で存在していたのか不明だったり、
7福士の一人・寿老ヒャクが光源層紀以前の存在とされるなど
本当の意味での世界の始まりは明らかにはされてません。
そういう意味では、後付けではありますがビックリマン世界と現実世界は同様なのかも?

かつて反後博士は、別冊宝島「ストーリー完全大聖典」のインタビュー記事にて
「宇宙の解明が済んでいないのに悪魔VS天使の全貌がわかるわけがない」
という趣旨の発言をされています。
事実上、悪魔VS天使の全貌解明は不可能と言っているに等しいと思われますが、
(そんなのアンタの脳内物語なんだからどうとでもできるでしょ!と言ってはいけないw)
こういうビッグバンやらヒッグス粒子やらの最新記事を目にするたび、
反後博士ならこれをどうビックリマンに落とし込むんだろうな...と夢想してしまいます。

あーあ、武層動伝の続き、どこかで語ってくれないかなあ~。

シークレット論

子供服ブランド「BREEZE」がビックリマンとコラボした商品にて、
封入されているシールのシークレットが鬼のように低確率だと話題になってました。

子供向けパンツやマスクを大人が大量に買いまくる是非はこの際あえてスルーするとして、
あまりの出にくさ(とシールの状態の悪さ)により結構な悪評を目にしたものです。

メーカーの論理としては「所詮はオマケだから」で済ませたいところでしょうけど、
そこら辺の匙加減を間違えると強烈なクレームを叩きつけられることは
多少なれども意識しておかなければならない問題でしょうね。

ところで今回「シークレット」とされたシールは、ブラックゼウスの素材違いだそうで
イラストや裏面は通常のものと変わらないものだとか。
キャラコンプには不要なので、出なければ出ないでそこまで必死になることもないでしょう。
...と割り切れる人ばかりならいいのですが、熱心なコレクターは
自分たちでバージョン違いを定義してしまうぐらいですし、
そもそも「全9種」と言われたら9種揃えることがゴールですよね。

一般的にシークレットと言われるものにもいろいろありますけど、大きく分けると
1.パッケージ等に描かれていないだけで封入確率などは均一なもの
2.他のラインナップに比べて封入率が低く設定されているもの
のどちらかというパターンではないでしょうか。

前者は例えば「天使が悪魔になっちゃったビックリマン」でのブラックロココIIなどで、
これだけが他より極端に出にくいということはないですよね。
他にも神羅万象チョコの箔押しレアみたいな、手に入りにくいし公開もされていないという
複合的なパターンもあります。

どちらもメーカー側の目的は販売促進でしょうが、
1の場合は単にキャラの情報を伏せることでじらされるだけなのに対し、
2の場合は手に入れるまでの道のりが格段に長くなるということで
ゲットできた人とそうでない人の格差が大きく、単価や確率次第で不満度が膨れ上がります。

ただ、これもシークレットアイテム単体の特別性による影響も大きくて、
例えば描き下ろしデザインと使いまわしデザインとでは入手意欲は大きく違うはずです。
2020年にサッカーの試合でもらえたケンゴロココ18種は間違い探し的な背景違いなので、
コンプを目指す一部のコレクター以外にはどれが当たっても特に気にしなかったでしょう。

そういう意味では今回のBREEZEブラゼも、ぶっちゃけ「これがシークレット?」と首をかしげるチープな相違であり、
そもそも今回の企画自体が使いまわされ過ぎでサイズが大きいだけのシールなので、
レアリティの問題以外では非常に話題性に乏しい企画と言っても過言ではないでしょう。
そういう意味では、封入率の問題を除いては、シークレットの導入はまあ成功と言えるかも?

ただ、「全9種集めよう!」と煽っていながら、思いつきや直感で封入率を設定していたなら
さすがに仕事が雑すぎると言われても仕方ないんじゃないですかね...?
シールが折れたり剥がれたりしやすいという安直な封入方法も含めて、
そのあたり全然考えてなかったように思えてしまいます。

本来は経験豊富なコラボ元がそのあたりもアドバイスするべきと思いますが、
今の大本営は権利関係以外は丸投げしてそうな印象ですね...。