少し前に、漫画「BLEACH」に関するブログを書いているファンの方が
作者のサイン会でこんなことを言われた、という件が話題になりました。
久保先生はさらに続けて「以前、友達から『BLEACHのこと書いてるすごいブログがあるよ』って教えてもらって、実際読んでみたら本当にすごくてビックリしたんだよねぇ。あの一護の名前をスペイン語で読み替えるやつとか、あれ気づいたのたぶん本当にキミだけなんじゃない?」と、わたしの目をまっすぐ見つめて、少し微笑みながらおっしゃって下さいました
(http://hoasissimo.hatenablog.com/entry/2019/02/04/000200)
具体的な内容は引用元の方を見ていただきたいのですけど、
こちらの方はBLEACHの主人公らの名前に隠されていた設定上の秘密を読み解き、
それを作者に認めてもらうという稀有な体験をされたわけです。
私もビックリマンに関しては元ネタや設定について
考察的なことをあれこれ書いていますが、つくづく思うのは...
考察の答え合わせって重要ですよね。
合ってるかどうか確証の持てない考察は単なる自己満足でしかなく、
合っていようが間違っていようが何かしらの答えが出ない限りは
永遠に真実には到達しないし、その先に進めないわけですから。
例えば、私はかつてヘッドのロゴの色はヘッドの属性に関連しているのでは?
(http://kyutabm.sakura.ne.jp/q-stage/200104m.html#6)
という記事を書いたことがありました。
しかし数年前、米澤さんに直接このことを尋ねてみたのですけど
「そんな意図も指示もなく、全体のバランスを考えて配色しているだけ」
との回答をいただきました...。
この場合はいささか残念な結果でしたけど、これもまた「真実」なわけで
誤った考察に縛られたままでいるよりはずっと良かったと考えます。
いつの日か真実に到達できることを信じて...。
......無理かなあ、聖核殿は既に蛻の空だからなあ。
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