シルエッシュと共に消えた姫

25弾パート2は、当初ギャルジャーやオリンが再登場すると予告されていましたが
実際にはどこの馬の骨とも知れないポッと出のヘッドが出現して、
大いに落胆させられたものでした。

25弾パート1では、シール裏にシルエッシュに乗る12キャラが描かれており、
その面々がそのままパワーアップすると考えていた人が多かったと思われます。

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ヤマト、牛若、ダンジャック、フッド、ピーター、一本釣、
オリン、オズ、コッキー、超光子、聖宝ポップル、ジュリエイト

この12人のうち、再登場したのはヤマトJ、オズ、コッキーら6人だけ。
牛若らは26弾でパンゲアクターとして登場しましたが、オリンは出ずじまいでした。

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「お姫様のようになるらしい」とまで言及されていたオリンが何故出なかったのか。

印刷までされたが廃棄されたという話が当時の写真週刊誌に載った...なんて
噂されたこともありましたが、今に至るまでそれを裏付ける情報は見つかっていないので
週刊誌の話はデマだと思われるものの、直前まで「出る」と言われていた話が
どこでひっくり返ったのかが非常に気になるところです。

25弾パート1の発売当時、「ビックリサマーパック」というセット売り商品が
スーパー等の店頭で展開されました。(参考
私が個人的に25弾を最初に手にしたのはこのサマーパックとしてだったのですが、
この中にはチョコ10個のほかに紙製の下敷きのようなシートが封入されていました。
注目すべきは、このシートには25弾パート2ヘッドの線画も掲載されており、
この時点でもう聖かもごんらが発売されることは決まっていたということです。

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シールの新弾の作成は、なんだかんだで1~2か月程度はかかるでしょうが、
反後博士がコロコロ誌面等で25弾パート2予告発言をしていたころには
もうオリン姫じゃなくうりこ姫になることはわかっていたんじゃないでしょうか??

そんなことはなく、本当にインタビュー時点ではオリンを出すつもりだったなら、
相当慌てて差し替えるような事態になっていたんじゃないかと...。
マルコ編を打ち切って26弾から新シリーズを始めるという大ナタを振るうには、
25弾パート2時点で牛若やオリンを出すのは都合が悪かったんでしょうか?
オズやヤマトJのアクア層での姿を見る限り、同じようにオリンや牛若らを出しても
別に不都合は無さそうに思えますけどね。

それに、王三年寝太やスーパーカムイがマルコ編を締めくくったわけでもなく、
むしろ混迷を深めただけなので、やっつけキャラにしてもひど過ぎる展開です。
新キャラを一から作る時間が無くて、以前作った没キャラを引っ張り出したと
言われたほうがしっくりきますよね。

かつて私がグリーンハウス本社を訪問した際、このあたりのいきさつを質問したのですが
米澤さん兵藤さんは全く覚えてないと仰ってました。
http://kyutabm.sakura.ne.jp/blog/2007/10/post-658.html
私が想像したようなドタバタ劇があったなら、何かしら印象に残っていそうなんですけどね。

結局、オリン姫のシール化は超元祖31弾完全編まで持ち越されることになりましたが、
いつかこの話の真相が明らかになる日は来るのでしょうか?!

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