サイキュロスがドラキュロスに増力したとき、
謎の牛の冠をかぶり、両手にたいまつを掲げてたのを覚えてますか?
まるで黒魔術の儀式を思わせる風貌ですけど、このあと自分自身に炎を放ち
そこから新たな身体が生まれるという何とも奇妙な手法でした。
炎の中から再生というのはむしろロココの系譜に合ってる気もしますが、
大ポリニア魔術の一環なのか、なんともオカルト感の強い増力方法ですよね。
そういえば通説では、ドラキュロスへの増力にはベイギャルズから奪われた
神帝のパワーが使われたと言われてますけど、
シール上ではそういう記述は特にありませんよね。
神帝のパワーはどのタイミングで注入されたのでしょうか?
唯一関係ありそうだと思ったのは、「ネロン魔球」の一枚に
たとえこの身は崩れても魔性般若のパワー
は不滅なり!燃えろヨ燃えろヨ魔心に点せ
ば源祖が集結?魔偶の妃に転生
という文面があるのですが、この「魔心に点せば源祖が集結」のところ。
源祖とはあの魔動源祖球に宿るパワーなのでしょうか?
となると、デカネロンの場合は次動ネブラ地中の魔動源祖球の力が集結しましたが
ドラキュロスの場合は大ポリニア地中の5神帝因子に関する源祖パワーが??
サイキュロスの手に渡された2つのたいまつの一方は魔偶ファイヤー。
なのでこの炎を魔身に灯すことで5神帝の源祖パワーを集結させて、
魔王子の肉体を生み出したという流れなのかもしれません。
デカネロンも源祖球パワーで肉体を生み出して復活したようですし、
ドラキュロスも同じような理屈で生まれかわったんでしょうかね。
ところで、黒魔術的なドラキュロスの増力に対して
ライバルとされるサン・マルコの増力はというと...。
創陽陰パワーボールの融合により受精卵レベルから肉体を作り直すというもので、
さらには核融合反応とも関連付けて、太陽の創出ともリンクしました。
まさに物質的というか物理的というか、まるで対照的な増力方針だなーと思いました。まる。
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