あの頃は一個30円でした。
消費税が導入された頃、3%をかけても30.9円ということで値段が変わらないと
ネタにされたこともありましたが、スーパービックリマンで50円、伝説復刻版で60円、
そして今回80円になるんだとか…。
この値上げの要因は何でしょう?
神羅万象が100円でも売れてるから?
そんな理由で意味無くアップされても筋が通らないと思われますが、
(もちろん後押しにはなったでしょうけど)
現実的には「シール素材の高級化」が最大の目的じゃないかと考えています。
食玩がオマケシールに費やせるコストは売値の2%以内と法律で定められています。
つまり単純に商品単価が上がるとシールのレベルもアップできるわけで、
60円では無理だった素材や印刷方式が80円だと可能になるかもしれないのです。
思うに、ホログラムはさすがに厳しいと思われますけど、
例えばシールの印刷方式を初期ヘッドみたいな重ね塗り方式にするぐらいは可能では…?
いや、頑張ればホロも夢じゃない…???
サイズを48ミリにするぐらいですから、印刷もなるべく当時に近づけるのでは…。
あるいは、新たな豪華素材を導入することも考えられるかも。
少なくとも100種全部が同じ素材ってのは芸が無いので、
何かしらの工夫があるのではないかと思うのですが…。
かといってレアカラーとか背景色有り無しみたいなバージョン違いは勘弁(^^;
ところで、60円が80円になったところでコレクターにとっては
反発心は生まれても購買意欲にはあまり影響しないのではないでしょうか。
しかし一般層にとっては60円でも高いイメージが強かったので、かなり危険な予感。
「シールじゃなくチョコを当時のサイズにしろよ!」
という声は絶対出てくると思います。
そもそも一般層はシールサイズには大して関心無いでしょうし、
むしろ2000サイズが標準と思い込んでる人は「なんで小さくなってんの?」と
不思議に思うかもしれません。
そこにきて値上げというのは、かなり納得いかないんじゃないでしょうか。
ところで、値上げ20円分の大部分はチョコ本体に費やされるはずですけど
(そこが従来どおりだと食品業界的に非難されちゃいますよね)
その分チョコの品質がアップする程度ならいいのですが、
もしチョコのサイズが一回り大きくなったりしたら…地獄倍増ですね…。
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