次代シールの役割

19弾次代の12人って、アニメ「新ビックリマン」の宣伝要員ですよね。

アニメのテコ入れで旧ビックリマンを無理やり終了させ、
新ビックリマンが開始するタイミングでシールでも主要キャラを出すということは
18弾の前後の時期には企画が固まりつつあったと考えられます。
しかし次の19弾では聖魔戦争を終結して和合を達成させることが至上命題。
だが新キャラを20弾になってから出すのではアニメに到底間に合わない。
かと言って19弾で新旧キャラを同時に出せば消費者が混乱してしまう…。

そんな葛藤の末、「お守りの代わりに新キャラ専用枠を作る」ということで
「次世代のキャラ=次代が登場するに至ったのではないでしょうか。

ですから、19弾の次代はアニメの最初の数話に登場するキャラばかり
並べてみれば、アニメ情報誌のキャラ紹介欄と大差ありません。

まず普通なら「天使/お守り/悪魔」の枠に収まりそうなキャラがいますよね?
マルコら以外にも「ダイヤグレー公/トランプン/超ダイ石獣」が強引に次代入りです。
逆に扱いに困りそうなバイオバイザ「ワープスライダーP」もとにかく次代。
スーパーデビルは「根無し草」ということで「ルーツ/レス」の名前で強引にねじ込み。
ベイギャルズは人数多すぎで後回し、逆にリポ太坊・ゴル胡魔193が当確。
こいつらを出すぐらいなら老スーパーゼウスを出せばよかったのにと思うのですが、
まだチョコの袋では現役バリバリだったので老けさせるには抵抗あったのでしょうか(笑)

そんな感じで「新ビックリマン」のプロモーションの役目を果たした次代シール。
新ビックリマンの終了とともに消えていったのもまた必然なのでしょうか。

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