たまにはビックリマンに関する深い話題とかも織り交ぜたいとは思うのですが、
大部分のネタはこの4年間のうちに出し尽くしてしまった感があるので
最近はどうしても薄っぺらい話になりがちです。
自分以外の観点からだとまた新しい発見とかあるかもしれませんけどね。
てなわけで、今日からいよいよアンケートネタを解禁します!
まずはミカヅキstXさんからいただいたアイディアです。
『各キャラの詳細とか、Q太さんなりの解釈とかいかがでしょうか?
そんなにヘビーなものではなく、時事ネタキャラとか、一頭身キャラ、動物キャラの特集とか・・・。
特に次代キャラが出てから意味不明のキャラが多いのでそのへんを突っ込んでいただけたらありがたいっす。
バンダールとかよくわかりません。』
これ行ってみよ~。
意味不明な次代キャラ。これは確かに言えますよね。
ダジャレでも具現化でもなく、「ビックリマンらしくない」と感じるキャラが多いです。
反後博士としても「次代」という種族について試行錯誤していたんでしょう。
結局は「天使系次代」「悪魔系次代」という名のもとに、
従来の天使や悪魔と大差の無いキャラに落ち着いてしまった感もありますが…。
例えば21弾次代「ガイア」。
ガイアといえば神話に登場する大地の神の名前ですけど、
あまりにもそのまんまで面白味も何にもありません。
「ゲルゴート」「バンダール」もはっきり言ってこれだけじゃ意味不明です。
名前の元ネタを探ると実は世界史的なところに由来がありまして、
いわゆる「ゲルマン民族」の一派に「ゴート族」「バンダル族」というのがいたのですよ。
ローマ帝国の時代に東ゴート王国が建国されたり、という話をかつて授業で聞いた覚えがあります。
といってもこの場合、悪魔「フシダカール族」はダカール族、「ヌリフン族」はフン族に由来してそうですし
地尊武族とタマ武族についてはわからないままですが、とにかく実在の部族名が元ネタらしいです。
ただ、彼らのデザインはやっぱりどこか個性の薄いよくわからないデザインで、
「次代って何?」という印象が付いて回ります。
名前の付け方に関しては次代に限らずこのあたりの天使悪魔も同様なのですが、
あえて「聖○○」や「○○魔」というステレオタイプな命名をやめたことで
シンプルな魅力が失われたという点は見逃せないでしょうね。
難解なのはヘッドだけでよかったのに、3すくみまで小難しくなっては子供は付いていけません。
このあたりの反省がパンゲ編以降の3すくみに反映されてるんでしょうが。
よく「ビックリマンはヘッドがしょぼくなってから人気が落ちた」と言われますが、
私としてはこのあたりの3すくみのわかりにくさ・魅力の薄さも大きな要因かと思ってます。
まあ、結果論かもしれませんけどね(^^;
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