かつて子供たちにとって、コレクションには危険が付き物でした。
つい学校に持っていって先生に没収されたり、
体育の授業のときに盗まれたりという事件もよくあったもので、
通学途上でいつの間にか無くなってたり、
ポケットに入れっぱなしで洗濯されちゃったり、
近所の年長者に無茶なレートでの交換を強要されたり、
あろうことか母親に捨てられたという場合もあったかもしれません。
それらは子供ゆえの雑然とした扱いの悪さに起因することもあるものの、
保護者から見てビックリマンは好ましくないものと思われていた部分も大きいですね。
しかし大人になった現在、シールを持ち運ぶにしても箱やファイルに収納しますし
ポケットに入れっぱなしということもまず無いでしょう。
(うっかり定期入れを洗っちゃったことはありますけど(爆))
大きなイベントなどでは、油断すると盗難に遭うこともあるようですが、
基本的に顔見知りばかりだとそういう事件も起こりにくいです。
親もとっくに呆れ果てて、今更とやかく言ってもこないでしょう(苦笑)
そういう意味では、今やコレクションに対する危険は去ったと言えるでしょうか?
否、いい大人であるからこそ、コレクターであるという事実そのものが
社会的に大きなマイナスとなり冷ややかな視線でもって見られるという危険が…。
隠し通すのは厳しいものの、開き直るとなお痛いこの現状。
危険は常に身近なところに潜んでいるのです……。
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