甘いケーキの苦い思い出

とうとう12/24に到達しました!
クリスマスは明日ですが、一般的にアドベントカレンダーは12/24までを数えるものなので
毎日投稿シリーズもここで一区切りになります。
(ぶっちゃけ、これを書いてるのはサイト消滅→復旧後の2022年8月なんですけどね...)

それはさておきクリスマスといえば、やはり「サンタゼウス」がおなじみです。
スペシャルセレクション2でも再登場したので知名度も高いシールですが、
どちらかといえば影が薄い「サンタフェニックス」も見逃せません。
http://kyutabm.sakura.ne.jp/premire/christmas.html

「ハッピー」「ルンルン」と異様にご機嫌なフェニックス様です。
そもそも「サンタクロース」は聖ニコラウスから変化した名前と言われていますので、
フェニックス」が「サンタフェニックス」になるのは実はそのまんまなんですよね。

裏面には「ビックリ迷路まんだらゲーム」が描かれています。
サンタゼウス・サンタフェニックスで2種ずつ、計4パターンあるのですが
「新幹線ひかりの禁煙車両は?」といった今では通用しないクイズもあったりして
なかなか楽しめる代物です。

よく見れば描かれている3すくみキャラもすべて描きおろしで、
意外にコストのかかっているデザインだったりします。

ところで実は私、幼少の当時にこのクリスマスケーキ(アイスケーキ?)を
買ってもらえるチャンスがあったことを思い出しました。
母が雑貨屋?でもらったケーキのチラシを見せてくれて、
予約販売だったのか「要る?」と聞かれた覚えがあるのですが、
何故か当時の私は通常版のシール以外に興味がなく...。

今にしてみれば、つくづくもったいないことをしたものです。
お正月の福袋とかでも同じようなことがあった気がしていますが、
当時は物持ちは良くてもかなりライトなコレクターでしたからねえ...。

あの頃の私に伝えたいっ!

受け継がれる宿命

12月23日は、3年前までは祝日でした。
なんで「上皇誕生日」として残さなかったのかな(笑)

そういえばビックリマンの世界に、権力者が引退・隠居するという話
トンと出てきませんね。
(竹村よしひこ版の漫画ではゼウスが引退するとか騒ぐ回があったような)

聖神ナディアは魔紀元前からずっと源層界のトップで居続けていて、
35弾ですらわざわざ出張ってきて聖神パシーを打ってくるぐらいです。
そもそも「次神子」って聖神の後継ぎという意味かと思ってましたが、
そんなこと言ってるうちに後継ぎのほうがヨボヨボで倒れてしまいそう。

ここで発想を転換してみましょう。

次神子とは聖神の後継者ではなく、次の世界の統治者なのではないか?

古代源層界、謎の聖神(超聖神)は「源層界」の統治者としてナディアを選び、
ナディアは「表層界」の統治者として両ゼウスを送り出した。

ではその先。

両ゼウスが「次界」の統治者として、聖フェニックス/マリアを送り出したとしたら?

古いリーダーに指名された次のリーダーが新世界を切り拓くという使命。
それが聖神⇒次神子⇒聖神子に受け継がれた宿命だったりするのかも。

ではその次を担う次王帝マルコが新河系を統治したのち、
物語はどこへ向かうはずだったのでしょうか?
(ユピテルヘッドがマルコ・オリンの子だったらそれなりに繋がったのですけど...)

セントジュエル大増殖!?

カーネルダースとカーネルダークがマルコの不思議光を浴びて
融合・変身した「新聖族」
元々威厳が薄く雑な印象だった連中が何故かサ●リオ的なフォルムになり、
こいつらが一体何の役に立つのかとガッカリしたのを覚えています。
少なくとも、彼らがエズフィトのひな壇部隊やアクア層の古魔魚族らと
渡り合っているイメージが全く湧きません。
そこそこ頭身のある人型だったらさぞ人気が出たでしょうに...。
(って前にも同じこと書いてました)

それはともかく、彼らは合体後にそれぞれの宝石にちなんだ名前になりました。

アウグス子's+猫ライ一世⇒ダイヤ貴帝(ダイヤモンド)
ダリ丑+ミ蛙帝⇒エネロルド王(エメラルド)
などなど。

しかし...
申る伯+蟹大帝⇒トルコン士(トルコ石)
ってお前らラピスラズリだったはずでは?!

どちらも12月の誕生石ではあるのですが、石としては全く別物。
この変更に何か意図があったのでしょうか...?

ちなみに2021年12月20日、全国宝石卸商協同組合により
63年ぶりに日本の誕生石の見直しが行われ、10の石が追加になったそうです。
https://maidonanews.jp/article/14368447

中でも、超元祖で「大統一聖石」とされたアレキサンドライト
正式に6月の誕生石にラインナップ。
うーん、なんとなく格落ちした感じを受けるのは我々だけですかね?(笑)

ダイジョーV

久遠エリアでの最終決戦にて登場したデビリン3アグリ種
「スネベ魔V(バトル)」「デバメ魔V(ビジター)」は、
それぞれデビリン族・デビリン族増長型の3人ずつが合体したキャラです。

sunebema_v.jpgdebamema_v.jpg

名前も「スネベ」「デバメ」は合体前の頭の1文字をつなげた単純なものですが、
では「V」は一体どこから来ているのでしょうか。

そもそも、ビジターはともかくバトルはVではありません
いくら何でもそんな初歩的なミスをするとは思えないのですが、
Vで始まってバトルと読む英単語を見つけることはできませんでした。
(英語以外であるのかもしれませんが、さすがに音から探すのは苦しい...)

そんな中、興味深いものを見つけました。

それが1983年のアメリカのテレビドラマ「V」です。

宇宙人の襲来を描いたSF作品だそうですが、
全5話構成の1話目が「(I) ビジター・宇宙からの訪問者」ということから
「V」に来訪者(Visitor)の意味を強く持たせていることがうかがえます。

さらにこの続編にあたる作品が「V: The Final Battle」だそうで、
ちょっと強引ですけど「V」と書いて「バトル」と読ませる根拠になりませんかね?

日本でも1987年にビデオが発売になっているそうなので、
反後博士がここから着想を得ていたとしても不思議ではないかも。
(19弾シールの発売は1989年)

ライバルの聖ウォーマントリニティが「澄華蝶」「胞露実」という
名前の一文字を単に寄せ集めたものなので、デビリンのほうも
「デバメ」「スネベ」だけでもよさそうなものですけど、
それだけじゃさすがに物足りないと思ったのでしょうかね...?

あんたがたどこさ?

18弾悪魔「ちょんカケ」を覚えていますか?

chonkake.jpg

虹層球あたりの戦いで頭数合わせ的に登場した一般悪魔ですが、
これの元ネタに気づいている人はどのぐらいいるでしょうか。

九州は熊本の伝承遊びの一つに「ちょんかけゴマ」というのがあるそうで、
紐を使って空中で操るダイナミックなコマ遊びなのだとか。

(画像は「肥後ちょんかけごま保存会」より)

反後博士は熊本出身だそうなので、さもありなんといったところでしょうか。

また、2弾天使「すやすや天女」のシールには
「おろろんぱぁ~」という特徴的なセリフが書かれていますが、
熊本の方言で子供を寝かしつける際の決まり文句として
「オロロンバイ」という表現があるそうです。
そんなところにも地域性があらわれるものなんですね。

そういえば...。

20211129_235215.jpg

熊本県 反野三郎君

これ絶対反後博士の偽名でしょ!