今週の「こち亀」はコレクターにとっては非常に興味深い話でした。
両さんの知人で、ソフビやプラモなどのジャンルで第一人者と呼ばれるほどの大物コレクターが
数日前に亡くなったという知らせが仲間内に届いたのですが、
その際彼の趣味を理解しない奥さんが貴重な「お宝」を無残にも廃棄・処分してしまったという話。
故人のことより収集物の扱われ方を嘆く面々がこのマンガの笑いどころなのですが、
同様のジャンルに身を置く者としては両さんらの心理がよくわかるというのが何とも。
話の流れとしては、同じ趣味の女性と付き合えば悲劇を回避できるはず、ということで
両さんがマニアックな趣味を持つ女性とのコンパを企画する…という流れなのですが、
世の中にはそういう悲劇が実際に大なり小なり起きているのかもしれません。
とはいえ、家族が理解ある人だったとしても…。
正直、マニア度が高いほど「もてあます」のではないでしょうか。
たとえば試作版シールが1枚あったとして、
・まず試作版ということを知らない
・本物かパチシールか判別できない
・どの程度の価値があるのかわからない
・どう扱っていいのかわからない
だからといって、ショップにまとめて持ち込むとカモにされるだけなので、
故人の知人などに相談するのが望ましいでしょうが、
その場合知人は複数呼ばないといいように丸め込まれる可能性もある??
もちろん人によりますが、どの程度のつきあいのある知人かを把握してないと
ある意味ショップより困ったことになるかもしれません(爆)
そうは言っても、仮に子供や孫に受け継がせたところで関心が無ければ無意味ですし、
そもそも100年先に伝え残すようなものかと言われると…。
適当なところで換金して遺産代りにしてもらうのが落としどころだったりして。
…えっと、私が急死したらこのブログが「故人の遺志」とか判断されちゃうのかな?
そこまで考えて書いてはいませんよー(汗)
びっくり!MAN
うーん、コレクター諸氏は少なからず皆身につまされる話題ですよね^^;
自分がもしコレクション勝手に処分されたりしたら末代まで祟ってしまうかも(笑)
BM有識者達が各々のコレクションを持ち寄ったBM博物館?建造みたいになったら少しはそういう事例の抑制になるのかなあと思ったり。
あっ、勿論その際の企画・立案のトップはきゅー太様で(笑)
もけらへら
私も今回のこち亀の話はある意味ビクっとなりました。皆さんのようにこだわりの一品を持ってるわけではないですがそれでも自分が死んだ後の「お宝」などの扱いは考えておきたいものですね。
きゅー太
>びっくり!MANさん
我々よりも世代の高い野球カードやライダーカードのコレクター、
あるいはコインや切手の収集家なんかも大変そうですが、
そういう人たちは実際にどういう行動をとってるんでしょうね。
これとは別に、最近レコードコレクターの家が火事になったというニュースもありましたっけ。
個人では限界がありますが、博物館的なムーブメントを起こすのは相当大変そう~。
>もけらへらさん
それこそ子供のころに描いた絵とかでも、人によっては無二のお宝ですからね。
何であってもぞんざいにされないように気をつけたいものです。