忍者マッタリ君だふにゃ

ハピラキ26話は、相変わらず一話完結な珍道中。
これで最終回間際がすごい駆け足展開になったりしたら、
「あの頃あんなにのんびりやってたから!」と非難ゴーゴーなんだろうなあ…。

さて何の脈絡も無く、謎の地図を頼りに「からくり城」を目指す一行。

からくり城にあるという秘伝の巻物には、真白域へ関する重大な情報があるかも…。
そんな不確かな情報をもとに、城を探すヤマトたちでしたが
いきなり甲伊賀流助たちに取り囲まれてしまいました。

しかしその甲伊賀流助たちは、自分達が撒いた撒きビシを踏んずけたり
仲間の吹いた炎で焼かれたりとドジな連中ばかり。
そんな中、上空から飛来した別の甲伊賀流助から「皆伝仙人様の館から秘伝の巻物が盗まれた」
との情報がもたらされ、一同に衝撃が走る!

てゆーか、シュールな絵面だ…。

そんなこんなで、さっそく忍者館へ向かうことにしたゲンキたち。
そこには「巻物が盗まれたにょ~」と泣きながら壷の中の液体をしゃぶる老人が。

「もしや、あのお方はまとば一の忍と呼ばれた皆伝仙人?!」
って、なんでヤマト王子がそんなことを知ってるんだ?

しかし「胃腸の薬」を舐めているだけのヨボヨボな姿に、ゲンキもジェロも
皆伝仙人が本当にすごい忍びの頭なのかすっかり疑いのまなざし。
それでもヤマトだけは「あれは仮の姿だ!」と力説。
しょぼしょぼした目、口から流れるだらしないヨダレ、曲がった腰、
全ては敵を欺くためのウソの演技だ!と信じて疑わないヤマト。
「じいさんだってやるときはやるぞー」と同調するカメがなんだかかわいい(笑)

「あなたこそボクの憧れの天使だ!」と皆伝仙人に言い寄るヤマト王子。

それに対し、「巻物を探してほしいふにゃ」という皆伝仙人、
そしてそれを天井裏から見つめる怪しい影…。

「秘伝の巻物でやんすか…。手に入れて大量印刷して売れば、一千万部の大ベストセラー!」
さすがウルフライ。秘伝を大量印刷とは発想が違う(^^;

さて、腹が減ったといって館をうろつくゲンキは皆伝仙人が舐めていた胃腸の薬の壷を発見。
舐めてみるとあまーい!ハチミツだー!
と背後からいつの間にやら皆伝仙人。
「よくぞ見抜いた」とゲンキに擦り寄る皆伝仙人は、ゲンキだけに本当のことを教えると言い…。

「巻物には、食ったらうまい全国のたくさんの特産物が書いてあるふにゃ」

一方、ジェロには
「巻物は、世界中の発明品が書かれている図鑑ふにゃ」

さらに十字架天使には
「巻物には、おなごの恋の極意が書かれておるふにゃ」

そしてヤマトには
「巻物には、多くの剣術の技が書かれているふにゃ」
とささやき、それぞれ一本杉の根元にあるらしいという巻物探しを決意させるのでした。

ところがゲンキは途中で食べ物を見つけては落とし穴にはまり、
ヤマトは偽の看板に騙されて同じところを回るばかり。

そしてそれを千里感知アイで観察して、ほくそ笑む皆伝仙人の姿が…。

さらには蜂に追いかけられるジェロ、クモの巣にひっかかる十字架天使。
それを見て大笑いする皆伝仙人。

そうこうしているうちに、全員ようやく一本杉に到着!
巻物を発見するが…。


ようやく騙されたことに気づいた一行…。

甲伊賀流助が言うには、皆伝仙人は昔は確かに優れた忍者だったものの
年老いてヨボヨボになり、からくり城がお家取り潰しになって城と巻物がセットで無くなって以来
すっかり腑抜けて「巻物が無くなった」と嘘をついて旅人を混乱させて楽しんでいるとのこと。

甲伊賀流助たちはその手伝いをさせられていると嘆くのでした。

結局皆伝仙人はスゴイ忍びじゃなかった、と呆れるジェロたち。
ヤマトは、皆伝仙人が彼らの望むものをピタリと言い当てたことを指摘して弁護しますが
千里感知アイが衰えていないおかげで少しだけ心のうちが読めるから…との話を聞いてガックリ。

そんな中、氷ミコが現れて「面白いことしちゃおーっと!お城と巻物が出ちゃったりして」
指先からマクロパワーを放つと、地中から突然大きな城がせり上がってきました!

「あれはからくり城!」と叫ぶヤマト。
しかも巻物の姿も浮かび上がり、どこからともなく現れたネロクィーンは
ウルフライに巻物を奪ってくるよう指示。
城のトラップが恐いウルフライは、甲伊賀流助をマクロ化することを提案し…。

からくり城の姫(爆)になりすましたネロクィーンが、甲伊賀流助の一人に接触。


こうしてあっさりとしのび魔誕生!
しかしやる気なくいじけるしのび魔にネロクィーンも呆れ顔…。
マクロパワーを補充してやると、やる気を出したのか「分身の術」を使いますが
数が増えただけでやる気の無さは変わっていませんでした(笑)

一方ヤマトは、皆伝仙人が敵の目を欺くため巻物を城に隠していたと思い込み、
無理やり皆伝仙人を連れて城へ急行!
さっそく後を追おうとするジェロたち、そのとき十字架天使が取った作戦は…!


変装~!(てゆーかコスプレ)



さらに山伏・お坊さん・石川五右衛門にも変装してみますが
結局最初のくのいちコスプレに落ち着いたりして。
以上、今週の萌えどころでした(苦笑)

先を急ぐヤマトと皆伝仙人はというと、
仙人のだらしない行動が功を奏して罠を回避したりしのび魔を撃退したり、
単なる偶然にしか見えない行動に対し「さすが皆伝仙人!」と尊敬のまなざしが止まりません。

後を追うゲンキたちはというと、ハチミツの壷をかかえたままのゲンキの前に
これまたコスプレしたネロクィーンが参上!

ここは結局ドタバタ対決だけでしたが、なかなか城内に入れず拮抗状態。

そんなこんなで城内では、ヤマトたちがついに巻物発見!

しかし、実は巻物は爆弾だった!?

からくり城が大爆発!
そう、お城も巻物も全て氷ミコのイタズラだったのでした。

そんな中、偶然ゲンキが持っていたハチミツの壷が割れて、中から巻物が!

このラッキーで吉福神召還、夷ヒルコ「巻物は持ち主に返すだよー!」
と、廃墟でたたずむ皆伝仙人のところに投げ飛ばしてしまいました。

巻物の中身を見て、皆伝仙人の目が輝く!?

ネロクィーンが巻物を奪うべくしのび魔たちにマクロパワーを与えると、
しのび魔が合体して巨大化!

立ち向かうヤマト王子ですが、全然歯が立ちません。
そのとき、爆発の際にヤマトが身を挺してかばってくれたことを思い出した皆伝仙人が
突如老人パワーを炸裂させてしのび魔を圧倒!

「ワシの新たな生きがいが見えた…!」とつぶやくと、
往年のグーチョキパー攻撃を繰り出してしのび魔をボコボコに!

あとは十字架天使によってマシロ化され、一件落着!

さて、忍者館で巻物を確認するジェロたち。
「重大な真白域の秘密が…?」とワクワクしながら開いてみると、

まっしろ(笑)

こうして忍者の里を後にしたゲンキたち一行でしたが、
ところが、実は秘伝の巻物は「あぶり出し」で読めるようになっていたのでした。
本当の中身はというと…。

「年を取ったら女の子じゃよ。生きがいはくのいち養成所の開設じゃ!」

秘伝って一体…(苦笑)


さて次回は、久方ぶりにストーリーが激震する予感!!

うっしーが喋りまくる?
若神子の秘密がついに明らかに!!


あの人に異変?!


この人にも異変??


そして、このイメージは…???

見・逃・せ・ま・せ・ん!!

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