魔穴に堕ちたアリババ神帝に魔洗礼を施し、巨魔霊化させたのは
創聖使のエウリピデボンとオルドトスであることは今や常識です。
しかしチョコで11弾が出た当初、創聖使の存在はまったく明らかにはなっていませんから
「魔洗礼を行ったのは誰?」なんて話題がコロコロにも載ってました。
そのときは「アリババは魔穴から暗裏ロードを通って天魔界に運ばれ、
スーパーデビルによって魔洗礼を受けたらしい」とか書いてありましたっけ。
魔穴が暗裏ロードに通じているなんてちょっと眉唾な話ですけど、
当時は「へー、そうなんだ」と興味深く読んだりしたものでした。
それはともかく、この説の通りならゴースト化したアリババを
ワンダーマリアが操作することに何の異論を挟む余地もないのですが、
創聖使が一枚噛んでいたことによってこの話は実にややこしくなりました。
つまり、ワンダーマリアとゴーストアリババの接点は?という問題です。
場合によっては、この当時創聖使がマリアに接触していた可能性もありえるわけなので。
ですがこの件、確か「マリアがたまたまゴーストアリババを見つけて手駒にした」とか
そんな話があったかと記憶しているのですが、だとしたらこれってかなり酷い展開です。
これでは創聖使の行動原理にポリシーもへったくれもありません。
「面白半分に魔洗礼してみた」とか「場を混乱させたかった」とか、
そんな低レベルな理由なのでしょうか。
これではアリババファンも納得いかないんじゃないでしょうか?
アイス版11弾が発売されたのは、シール素材から察するにチョコ版の21弾あたり。
(アイス12弾・チョコ22弾からプリズムヘッドになりましたからね)
ちょうど創聖使も登場したての頃ですから、「創聖使はこんなところでも暗躍していた!」として
創聖使の存在感に重みをつけたかったのかもしれませんけど、
…ストーリー的にはさっぱり意味がわかりません。
アリババの背後には創聖使の代わりにデビルかプタゴラトンを登場させておけば、
こんな妙な話にはならなかったでしょうに…。
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