判明!「超理力スティック」の真の名前

皆さんはもうチェックしましたか?
今週号の「週刊ファミ通」にてビックリマン特集が掲載!
新ビックリマンのDVDの関連企画か、はたまた20thアンコール版の宣伝か、
何の脈絡もなく突然の特集記事掲載に驚いた人も多いかと思われます。

内容はいつものように反後博士のどこかでもう聞いたようなインタビューを中心に、
ビックリマン全体の歴史や悪魔VS天使のシール&アニメ紹介など。
事前に子供たちに新企画案のアンケートとったら悪魔VS天使がダントツ人気だった話、
子供たちの意見を取り入れて3弾で悪魔ヘッドを登場させてみた話、
関西方面出身ならではのアクの強いキャラ造りの話、

みんなどこかで既に語られたような気がするのはきっと気のせいじゃないですよね(笑)

さてそんな中、この私の目をクギ付けにした一枚の図がありました。
それはキャラの設定メモの一つ、「異聖メディア」の詳細設定画です。


メディアの杖に名前が付いてるー!!!

えー、このBlogの熱心な読者の方は覚えてるかもしれませんが、
かつてこんなネタを書いたこともあるくらい気になっていた項目なのです。
しかしコロコロ本誌やてれびくんの特集にはこの杖の名は登場せず、
いかにも設定がありそうなだけにやきもきしたものでした。



左:コロコロコミック88年10月号、右:てれびくん88年11月号

それが長い年月を経て、今ここに明るみに…!


しかし、これ……何て書いてあるんですか?(爆死)


まず、読める部分を抜き出してみます。

 【大●棒(だいじょうぼう)】

  大教境(だいきょうけい)中心部に
  さし込むと巨増殖し
  始めるという守生体

メディアの図解では「新教境」と書いて「ニューきょうけい」という造語が出てくるのですが
ここでは「大教境」と書かれているのに間違いないようです。
それにしても、どいつもこいつも巨大化したり増えたりするのが好きですよね(笑)

しかし問題なのは肝心なアイテム名。
真ん中の文字は「金へん」の漢字で「じょう」と読めることは確実ですが、
いったいどんな字が当てはまるんでしょう…。

「さし込む」という表現からすると「鍵」という字が当てはまりそうですが
あいにく「鍵」に「じょう」という読み方はありません。
逆に、カギっぽい雰囲気からすると「錠前」の「錠」が怪しいところかも。
ですが、画像から判断すると「錠」というよりやはり「鍵」に近いような…。
もしかして反後博士、「鍵」と「錠」がごっちゃになっていたのでは??

うーん、このままではラチが開きません。
やはりここは大本営にすがるのが一番でしょう。

というわけで、うららかな金曜日の午後、久々に電話突撃してみました!

「はい、お口の恋人ロッテでございます」
「ビックリマンシールのことで質問があるのですが」
「では担当者におつなぎいたします」

はー、ロッテに直接電話するのはいつも異常に緊張します。
まあ元々電話応対が苦手だというのもあるんですが。

以下、担当部署の方に対して事情を説明。手元にファミ通が無いということで、
調べてから改めてかけ直していただくことになりました。
でもって10数分後、ロッテからの待望の非通知着信(爆)


しかし事態は意外な方向へ…。

結果から言うと、元になる資料が既に失われているため回答不能とのことでした。

ではファミ通に載った資料は何なのかというと、当時からこういう取材などに応じるために
いくつかの資料を写真で残していたそうで、今回の設定画もその一つとのこと。
ですが元々が一時的なメモ程度のものに過ぎないため、大部分は処分されてしまっているそうです…。
私はてっきりこういう資料もロッテ(あるいは反後博士個人)が管理しているものと思ってました。
あわよくば他の資料の情報も聞き出せたらラッキー♪なんてことも思っていたのですが、
すっかりアテが外れてしまいましたですよ。

で、当初の目的も「残っているのが写真のみ」ということで
ファミ通に載ってる以上のことは判断できないという回答でした。
ガッカリです…。

そんなこんなで、Q天銀河的見解は以下のものとします。

異聖メディアの杖の名は「大鍵棒(だいじょうぼう)」
「てれびくん」にはお子様向けの表現しかなかった「メディア環」とともに
後日図解コーナーに反映させたい所存です。

なお、今回のネタは私が構想をまとめる前に心休丸さん、nekokoさんから
「これってネタになるんじゃないですか?」という情報や見解をいただいておりました。
ありがとうございました(^^)

…けど私の楽しみを奪わないでぇ~(爆)


07.04.06追記:ホロセレクションのQRコードから「大錠棒」と確定しました。

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