しょうがねーしゃ

31弾完全編の天使に「少梵ガネシャ」ってのがいますよね。

今さらながらこのキャラについて考えてみようと思います。

まず彼(彼女?)の役割から…。

彼の使命はプッチー・オリンの封印を解いてオリン姫に戻すこと
何故その使命を彼が担うことになったかというと、
元々オリンを変身させていたのは聖梵ムガルなのですが、
ムガルはブラックゼウスが反乱を起こしたときに他の創聖巡師もろとも
まとめて倒されてしまっているのです。
(考えてみればとんでもない展開ですな…)
ゆえに、ムガルがいなければオリン復活が果たせないわけですが
ムガルが持っていた「羅味線」が使えれば封印解除にはそれで問題ないようでして。

ムガルから「一器相伝」で羅味線を受け継いだ少梵ガネシャが
代理で封印解除の役割を果たすことになったということらしいです。
まあ変身に羅味線が使われたってのはアニメ設定な気もしますが(爆)

さて、ここで疑問。
何故オリンの封印を解く必要があったのでしょうか?

創聖巡師が倒されたというのはシール側での裏設定。
ちなみにこの時ブラックゼウスはメディアに返り討ちにあってしまい、
そのとき失われた双子星が32弾での「双子星相伝決戦」に繋がります。

それはともかく、つまりこの時点でメディアは孤立。
弱体化した曼聖羅は物語の本筋から外れて放置状態になります。
(ナディアと和解したかどうかは語られてなかったような…)
そんな折、いくら自分の娘がピンチになったとはいえ、
これまではずっと放置だったのにこのタイミングでガネシャを派遣するなんて…。
もしかしたら逆にオリンの力をアテにしていたのでしょうか。

ま、動機はどうでもいいですよ。
最大の疑問はコレでしょう。

少梵ガネシャって…何者?


見た目は怪奇ムガル+聖梵ムガルみたいなごちゃまぜキャラ。
象っぽいからインドの象神「ガネーシャ」をもじってガネシャ。
あまりにもそのまんまです。

「少梵(リトルボン)」というのもなんて言うかヒネリが無いというか。
ビックリマンらしくないストレートな命名という気もします。

創聖巡師の後継者…にしてはあまりにも格が弱すぎます。
裏書きでは「巡子」と呼ばれてますから、ムガルの子供…とかだったり?
けどムガルの因子持ちだとしても、姿がそのまんますぎて逆に違和感ありすぎです。
もっと別の姿をしていて、ムガルっぽさは面影程度にとどめていればよかったのですが…。

つまり、あからさまにやっつけ仕事っぽい急造キャラにしか見えないのですよ。
これならまだインゾウが再登場したほうが伏線処理という意味でも良かったかも。
インゾウがペガ・アリババの裏面でムガルと一緒に吠えてたのは何だったのやら。


オリンの封印を解くためだけに設定されたキャラ、少梵ガネシャ。
成長していずれ創聖巡師の後を継ぐ、という風に考えてる人ってどれくらいいるのかなあ。
むしろ彼の存在自体を忘れてる人のほうが多そうです。

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