20弾P1カーネルダースの裏面イラストは、超聖神を中心にして
カーネルダース12人が勢ぞろいしている図柄が描かれています。
この図柄、実はダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の構図そのものであり
イエスを中心に12使徒が囲んでいるシーンをそのまま再現しているのは有名な話です。
比べてみると、わずかな違いはあっても基本的には同じ構図ですよね。
でもって、イエスを銀貨30枚で祭司長に売り渡したとされる「イスカリオテのユダ」の位置にいるのが
カーネルダースの裏切り者とされる「辰統一世」。
この図は裏切り者が誰なのかを示す図だったというわけです。
その後、ユダは後悔して首を吊ったとか後日談はあるようですが、
ビックリマン世界は一つの設定を長々と引きずらないので辰統一世は表舞台から消えておしまい。
カーネルダースをわざわざ一人減らしたことの意味合いは当時全くわかりませんでした。
裏切り者と言っても特に大きな活躍をしたわけではないみたいですし…。
(一応は31弾完全編でフォローされましたけど)
ところで、シール裏イラストでの12人の並びは
左から子・丑・寅…と十二支の順番になってますけど、
てことは辰統は左から5番目の位置に座ることが宿命づけられているわけで、
「最後の晩餐」の構図と照らし合わせると辰統が裏切り者になることは
ルネッサンスの昔から既に決定されていたということなのでしょうか?
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