少年ビックリマンクラブってば

昔、「少年ビックリマンクラブ」という漫画がありました。
旧シール全盛期にコロコロに連載されていた作品で、
シール集めに情熱を燃やす少年達の活躍を描いたギャグマンガです。

しかし内容はコロコロらしく、かなりぶっ飛んでバカバカしいもので
随所にツッコミどころ満載となっております。

今回は第一話から、思わずツッコミを入れてしまうコマを見ていきましょう。

まず、第一話はチョコを買い占めて高値で売りつける中学生が登場し、
ビックリマンを愛する少年達が結束して対抗する過程が描かれています。

その中学生たちの横暴っぷりがわかるコマがこちら。

チョコ1個300円は高い。
しかし当時のヘッドが500円なのは結構良心的では?(笑)

それにしても、風貌がいかにも典型的な不良学生なのが笑えます。

これに対して反発するのが主人公マン太
中学生に対して一言物申す、とばかりに…。

『これがないとシールの交換できないんだぜ。』


おいおい、交換ぐらいは自由にさせてくれよ(爆)
このライセンスはコロコロの付録でしたから、コロコロ買ってない子供は
シール交換しちゃいけないってことですか?そりゃまた随分な話です。

こうして中学生のせいでシール集めがやりにくくなる中、
こういう漫画にはありがちな金持ちのボンボンが登場。

『シールなんか金でいくらでも集まるぜ。すごいだろう。』

ある意味で真理。この年齢でそれに気づくのは確かにすごいかも。
しかし車に貼りまくるってのは、やはりバカとしか言いようがないです。

そしてシールを愛する仲間とビックリマンクラブを結成するマン太。
ついに中学生と対決!そのときマン太が繰り出した大技は…。


「うほーっ」じゃないでしょ(笑)
いつの間に体中に貼ったのか、普段からそうなのか、という以前に
そんなもったいないことをするなよと言いたいですよ。

ちなみにここでいう「キラキラシール」とはもちろんヘッドシールのことで、
普通の小学生がどうやってこれだけのヘッドシールを持ちえたのか、
しかも何の抵抗も無く次々とシールを消費してしまえるのか
…など、
ビックリマンクラブの活動についての疑問は尽きません。

第一話だけでこの有様なのですが、その後も強烈なキャラが続々登場し
全く飽きさせない滅茶苦茶な展開が目白押しです。
当時も変な漫画だとは思ってましたけど、改めて今読んでみると
思っていた以上に変な漫画でした。

皆様も機会があれば一読されることをお勧めします(^^;

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