今日は令和3年の元日です。
実際はそうではありませんが、そういうこととして進めます(笑)
さて、元日といえば初日の出ですよね。
日の出と言えばビックリマン的にはヤマト神帝の「日出剣」。
しかし何でこの剣の名が日出剣なんでしょう?
他の神帝が持つ剣は若神子・アーチ天使それぞれの属性に関連したものが多く、
神帝ピーターの「星氷剣」、神帝男ジャックの「遊晶剣」などが代表的ですけど
ヤマトが"日の出"というところに神帝隊の1番手としての意味付けがあるように思えますね。
ヤマト王子は言わずもがなの「ヤマトタケルノミコト」がモチーフで、
ヤマタノオロチ退治のスサノオノミコトと取り違えられたのではという説もありましたが
ともあれ日本神話という大きな枠組みでキャラメイクされたと言っていいでしょう。
日の出というのは、かの聖徳太子が中国の皇帝にあてた手紙の一文
「日出処の天子 書を日没する処の天子に致す」にもある通り日本そのものを意味していて、
日の出の「始まり」や「輝かしい未来」のイメージをヤマト神帝に重ねたと思われます。
ちなみにこの言葉は、野聖エルサMの聖典に記載されていた一文
「日出づるところの剣を持つ天使が先頭に立って次界へ入るべし」
の元ネタですが、DSのビックリマン大事典における「解明!?33の謎」にて
「常に新たなる域に聖戦士として現れるのがヤマト王子の次系子なのです」
と語られているように、ヤマトはいわば新世界への切り込み隊長的存在とされています。
そういう意味では、アクア層からパンゲラクシーへ通じた光の道「日出づルート」を通って
ヤマトJたちが運ばれたのも同様の意味合いだったのでしょうか。
ところで日の出と言って連想されるもう一人のキャラとしては、
「武層動伝」に登場した「超輝ヒノディア」を忘れるわけにはいきません。
聖神に連なる「ディア因子」を持つ可能性があり、
スサノオともアレキサンマルコとも関連の深そうなこのキャラについては...。
長くなったので、あとでじっくり考察することにしましょうかね。