エンボス剥いちゃいました

先日、某ショップのサイトで
「ヤマト爆神タイプ2のエンボスだけシール」というのを見かけました。
一瞬衝撃を受けたものの、ふと考えてみると
それって表面の印刷剥がしたら再現できるんじゃ?と思ったので


やってみました。


用意しましたのは、ちょっと角がヨレてる爆神1枚。

こいつの角から薄くコーティングフィルムを剥がしまして…。

べろーん、とこんな感じに。


途中で破れたりもしましたが、案外スムーズに剥がれました。
カラー部分がフィルムにくっついたという感じですが、
この時点ではマゼンタ部分などはほとんど剥がれずくっついてます。

その上で、いわゆる有機溶剤をちょいと付けまして…。

どろりんちょ。

インク部分をふき取りますと…。


じゃーん。


ものの見事にエンボスのみの爆神が出来上がりましたー。
確かにこいつは見た目インパクトあります。

続きまして、同じくエンボスシールとして知られる
ゴーストアリババと魔スターPにてチャレンジ。

同様に端からぺろーんとコーティングフィルムを剥がします。

こちらはカラー部分はまるで剥がれず。
その代わり?フィルム自体はかなりきれいに剥けました。

で、同様に溶剤をべたっと塗ったところ…

溶ける溶ける。

…ありゃ?

なんと色だけじゃなくキャラの輪郭部分まで溶けてしまいました!
なんてこったい!

魔スターPのほうでは、溶剤の量を減らして少しずつ溶かしてみたところ、
輪郭を維持したままカラー部分を溶かすことに7割ほど成功。

溶剤の濃度を薄めたり、塗る範囲をマスキング等で絞ったりすれば
もっと綺麗に着色部分だけ溶かすこともできそうです。

まあ、今回は無着色エンボスを作ることが目的ではないので
これ以上貴重なシールを実験台にするのはやめにしました。

念のため、某ショップで扱われたものがこれと同じ手順で作られたとは言いません。
ただ、それに似た状態のものを作り出すことは可能っぽい、というだけです。
どちらかといえば、私と同じように考えてこの手のシールを増産する輩が
良からぬことを考えたりしないかということを懸念してのこととご理解ください。

そうそう、有機溶剤の取り扱いにはくれぐれもご注意を!
何か問題が起きたとしても当サイトは一切関知しませんので悪しからず…。

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