お守りの国・天地球には3人のお守りヘッドが存在します。
愛然かぐや、黎元老守、古聖長ヘブダヤ。
その中でも特に得体が知れないのがヘブダヤ。
名前からして「ヘブライ+ユダヤ」というちょっと危険な印象ですが、
そもそも古聖長ヘブダヤとは何者なのか?
ヘブダヤは曼聖羅の無次元侵攻時、激戦のさなかに突如現れて
手ハープの音色で異聖メディアを改心させたと言われています。
しかしメディアは次界をあきらめておらず、久遠域での聖魔最終決戦に参戦。
このときの改心とは何だったのかと疑問に思った人も多かったはず。
ですが、もしヘブダヤが裏でメディアと通じていて、
音色を介して「撤退したかのようにふるまい一時離脱することを耳打ちした」としたら?
というのも、ひかり伝で登場したヘブダヤのルーツ「聖育ヘブダユ」は
絵柄や裏書で何かと異聖とのつながりが見え隠れするキャラ。
さらにはモーゼットの石板(源層石双板)の一を所持しているというのも要注目。
曼聖羅との黒いつながりはヘブダヤにも受け継がれている可能性が高いのです。
表向きは天使の味方のようにふるまい、曼聖羅を退け新エリアに導くヘブダヤ。
しかし結果的に天蓋瀑布の崩壊で次界は大洪水に見舞われました。
もしロココが巨方舟を用意していなければ、もしダビデブが一足早く侵攻を開始していなければ、
天使悪魔はともに全滅していたでしょう。
ここで聖魔が滅びていれば、曼聖羅は戦わずして洪水で潤った肥沃な大地をゲットできたわけで、
ヘブダヤがこの「計画」をメディアに伝えていた、と考えることもできるかと。
しかしこの計画が失敗し、やむなくメディアは創聖童鬼とともに再び表舞台に登場。
そしてヘブダヤは責任を取らされ、その後彼の姿を見ることは無くなった…とか?
らいん
失礼します。
言われてみるとヘブダヤって確かに怪しいですね。
なんとなくですが、創聖使のミレトシルルとも雰囲気が似てますし……。
(ミレトシルル影には頭巾も)
デビルの偽神タイプといい、
フードを被ったキャラには腹に一物ある曲者が多いのでしょうか?(笑)
きゅー太
>らいんさん
デビルの魔衣は魔性を隠すアイテムでしたし、
ヘブダヤも本性を隠すためにフードをかぶっている可能性はあるかもしれませんね。
まさか同源士レッド頭巾とは関係ないと思いますが(笑)
小都督
初めましてこんにちは
ヘブダヤは外交交渉が基本無いビックリマンだと非常に珍しいキャラクターですよね。
聖育ヘブダユのイメージから、おむずがり状態のメディアをなだめに来た優しいじいやなのかなと適当に考えていたので、この記事の腹黒説に衝撃を受け、思わず投稿してしまいました。
旧の源層界関係者だとレアな人間型のギリテスとヘブダヤが、どっちもユダヤ教モチーフなのは何か関係があるのでしょうか?
キリスト教はユダヤ教からすると分派(というより異端)だし、どちらも聖神仕えだと判明したのはDS大事典だった気がするので...
きゅー太
>小都督さん
はじめまして、コメントありがとうございます!
返信おそくなってすみません。
最近はブログのネタ不足という背景もあってか、
あまり顧みられていなかった設定をわざと穿って見直すことに凝ってます(笑)
ひかり伝以降の追加設定のおかげでナディアすら腹黒く見える今日この頃です。
ギリテスも相当意味深なキャラですが、SBMの小説だと悪徳官僚っぽかったり
ひかり伝では石板以外全然触れられてなかったり…、やっぱりよくわからないですね。
モーゼットともども、いずれ掘り下げる機会もあるかと思います。