パンゲラクシ―に登場した若神子ライバル悪魔の末裔キャラの一人、
「魔印フックノアール」は何故かワニみたいな姿になっていました。
シール裏書きによると
「ルーツのフックが逆進化古代魔鬼化した巨魔物!!」
とあります。
逆進化って、退化ちゃうんかい…と昔つっこんだ気もしますが、
問題は何故フックだけそんな変化を遂げたのか、というところ。
「ハデフェザー剣」という武器がなんとなくクロノズーを彷彿させますが、
この弾のキャラはほぼ全員がゲージツ家モチーフなので関係は薄いかと。
(何でもかんでもクロノズー関連にしちゃうのも何ですが)
最初に登場した「魔人フック」は特に何ということのない悪魔でしたが、
次に登場した「フックRO」では蜃鬼ROと合体したことで存外に化け物じみた姿に。
それが最終戦では「スパルタック」という骨だけキャラになってしまいました。
一体何があったのか謎ですが、ここまでがフックルーツの流れです。
どこにも古代魔鬼の気配すら感じられませんね…。
ここで原点に戻って、元ネタである「ピーターパンの冒険」をひも解いてみますと
意外な事実がわかりました。
かつてピーターパンとの戦いの最中に海に落ちた際、ワニに右手を食べられてしまった。
それ以来ワニが最大の弱点で、ワニの時計の音を聞くだけで取り乱してしまう。
(Wikipedia「ピーターパンの冒険」より)
なるほど、ワニとの因縁はこれですね。
逆進化したことで何故ワニの姿になるのかは謎のままですが。
フック=ワニだとすると、まるで自分で自分の右手を食べたかのような…。
まあ、設定の換骨奪胎はビックリマンのお家芸だから深い意味は無いのかもしれませんが
右手欠損つながりで魔スタリオスと関連してきても面白いかなー、なんてね。
コメント