そういえば今さらですが、今年は伝説復刻版が発売されて10年目。
いわばビックリマンが「復活」してから10年の節目にあたります。
振り返ってみると、あのときの感動は相当なものでしたね…。
それまで、悪魔VS天使シールは紛れもなく「過去のもの」でした。
スーパービックリマン以降はパッとしないシリーズが細々と出る程度で、
ひっそりと生き延びていたコレクターやファンが思い出話に花を咲かせるような、
そんなマイナーコミュニティでしかなかった時代です。
ところが1998年7月、ロッテ創業50年事業の一環として
数量限定ながら電撃的に登場したのが「伝説復刻版チョコ」でした。
一部のネットユーザー以外は事前に情報を知るすべもなく、
偶然お店で遭遇した人はさぞ驚いたことでしょう。
で、後から知って必死に探しまわった人も少なくなかったはずです。
サイズは52ミリ。
素材は擬似角プリズム、もしくはただの銀ツヤ。
オリジナルよりもずっとしょぼい作りなのに、当時やたら感激したのは
シールそのものに対してじゃなく、ロッテが悪魔VS天使を見捨てていなかったという
その事実に対しての思いからでしょうね。
その後、伝説復刻版の第2弾が12月に発売され、
その好調な流れに乗って翌1999年にはビックリマン2000が発売。
それからの展開は皆さんご存じのとおりかと思いますが、
悪魔VS天使の続編やら復刻やら新作やらが毎年のように登場しようとは、
10年前は全く想像だにしませんでしたよね…。
一時期は月イチの交換会に一度に100人近くが集まることもありました。
ファンによるWebサイトも、それこそ雲霞のごとく乱立したものです。
今はさすがに落ち着いていますが、それでも新作アニメが作られるわ、
DSのゲームも出るわ、ゲーセンでプライズが出るわ、
少なくとも10年前よりは今のほうが遥かに活況かと。
まだまだ平成のおまけシールブームの終わりは見えてこないですね。
この先の10年は、旧シール世代がさらに年齢を重ねて
望むと望まざるにかかわらず子供っぽい趣味から離れていったり、
タンゴ博士も定年を迎えて現場を離れたり、
いい加減に過去の遺産も尽きてペンぺン草も生えない状況になったり…。
さすがに今以上に盛り上がるのは難しいと思われます。
それこそニャンダー的な新機軸で、次世代をターゲットにひと山当てないと(笑)
10年前からの知り合いで今でも残っている人はかなり少ないですし、
サイトに限っては本当に2,3しか存続していない状況ですが…。
2018年、私はこの場所に立ってるでしょうかね?
りょー太
2018年09月17日
(略)
その後、48mm完全復刻版の第25~32弾が12月に発売され完結、
その好調な流れに乗って翌2010年にはビックリマン2010が発売。
それからの展開は皆さんご存じのとおりかと思いますが、
ロッテ×グリーンハウス監修の「自作シール製作ツール」が発売され、
悪魔VS天使の続編やら復刻やら新作やらが毎日のように登場しようとは、
10年前は全く想像だにしませんでしたよね…。
みたいな記事をまた読みたいです!w
きゅー太さんが書いてくださる限り、ずっと読み続けると思います。
(だからなんか寂しいこと書かないでください。。)
きゅー太
>りょー太さん
一瞬何かと思ってしまいましたが(笑)、
10年後は今は全く想像できないような話や
そんなことありえないだろー的な話も
実現している可能性は十分ありそうですね~。
その頃は、インターネット環境そのものも様変わりして
ブログという交流手段すら、別の何かに置き換わってるかもしれませんね。