春の嵐はくしゃみで吹き飛ぶ恋心?

劇的な盛り上がりを見せたヘッドロココ復活の回を経て、
今週からは大ソライ塔5層の一つ「初地層」での冒険がスタート!
ということは、心機一転なつかしい感じのドタバタ劇となるわけですが~(笑)

そんな35話は、ロココが宿敵(?)シヴァヘラを撃退した回想シーンから。

ゼウスがいつものようにナレーションしてたかと思いきや、
デビルが割って入ってきて「シヴァヘラを倒したぐらいで浮かれおって」と安い捨てゼリフ。

するとゼウスは「悔しかったら出ておいでー!」とこれまた安い挑発(^^;

「ワシらもヤマト王子の祖先・天児スサノのおる初地層へ向かっておるぞーい!
来るなら来てみろーおしりぺんぺーん」

という挑発に怒りのデビル、「その汚い首を洗って待っておれ…」と乗る気満々。

「トントントーンと出刃包丁で切り刻んで、漬物にして食ってやるぞ!」
…ビミョーなセンスです、はい。
ともかく、かなり強引にデビルが第一線に復帰することになりそうな流れです。


さて、時空の穴に飛び込んだヤマトたちは、巨大な門の前にたどり着きました。

ご丁寧に、門には「初地層」と書かれた看板が(笑)
妖精メイド7の小スサノによると、この初地層のどこかに天児スサノがいるはずだそうです。
(声優さんがヤマト王子、天児スサノ、小スサノの3種の声を使い分けるのはそこそこ大変そうです)

決意を新たにしたヤマトたちは、いざ初地層へ上陸!


すると、そこは春満開の世界!

春といえばお花見

相変わらずのんきな面々は、さっそくお花見を始めてしまいます。

「ゲンキくんは花より団子ですねえ」とかお決まりのセリフもありつつ、
春といえば花粉症の季節

いつの間にか全員が花粉症にかかってしまいました。

そして春といえば「猫のサカリがつく季節」!?

ヤマト王子の額の猫に桜の花びらが付着したかと思いきや、
ピンクに染まって「ニャオ~ン」といつもよりぐっと色っぽい声で鳴き出す猫。

すると…


ね、ねこぢる?!

ヤマトの目には何故かジェロの顔がかわいいネズミに見えたようで、
ジェロにいきなり抱きついて離れないヤマト王子。

そんなヤマトがくしゃみをすると、額のピンク猫がシールのように剥がれて
ひらひら飛んで十字架天使の額に付着!

すると今度は十字架天使が、隣にいたゲンキにいきなりラブラブモードになって
目をハートにして抱きつき始めました。
お子ちゃまなゲンキは「ドンラッキ~!やめろよー」と拒絶しますが、正直うらやましい(笑)

さらに十字架天使がくしゃみをすると、ピンク猫は今度は亀の背中にぺたり。

で、こうなって…

こうなりました。


さて場面は変わって、何故か川原で号泣しているネロクィーン。

なんでフェニックスの向かった承火層じゃなく、初地層に来てるんでしょ?
道に迷ったんでしょうか?

ウルフライは「フェニックスに会えなくて泣いてる」とヘルリストに説明しますが、
実はネロクィーンは単に花粉症のせいで「なびだどはだびずがどまだだいのよー!」
と怒ってウルフライを猛烈に蹴り飛ばしました。あ、涙と鼻水が止まらない、です。


そんな温泉トリオを見下して「バカな奴らデース!春の里といえば花粉症に決まってマース!」
用意周到に金魚鉢を被って踊るのはこの人。

「何よかっこつけちゃってー。アンタあたいのマネしただけじゃない」と突っ込む氷ミコ。

そういや氷ミコってシール版では頭にガラス状のボール被ってましたよね。

「そんなことはどうでもいいデース!天児スサノを探すのデース!」
身勝手に命令するイエロスにむかつく氷ミコでした。
なんでみんなしてゲンキのいるところへ集まってくるのやら。


さて、ふっとばされた亀を除く4人は花粉症でぐったり。
木のそばで休んでいると、「あらあら大変!」すやすや天女がやってきました。


この造型はどうなんでしょうか、特に首…。

それはさておき、すやすや天女の桜茶を飲めば花粉症が治るそうです。
リアルに便利ですねえ。

そんな頃、ネロクィーンに蹴り飛ばされたウルフライのところに
色ボケ化した亀が…。
ウルフライ、逃げてー!

すやすや天女は、天児スサノのことを調べるためにどこかへ飛び去り、
桜茶と桜餅を食べたゲンキたちは花粉症がすっかり完治。
ウルフライたちは亀に追い回されてヘロヘロ。
ゲンキは腹が満たされてすっかり熟睡。
で、ウルフライたちがヤマトたちのいるところまでやってきて…。

このシッチャカメッチャカを見てた氷ミコ、
もっとおもしろくしようとマクロパワーでピンク猫を増殖!

すると、ゲンキ以外の全員にピンク猫がくっついて酒池肉林!

小スサノの「しっかりしろー!」の声もむなしく、
ヤマト王子とジェロ、ウルフライとヘルリスト、亀とネロクィーンがカップル成立!

けど一人取り残された十字架天使は怒り心頭!?

さらに、ぐっすり寝てるゲンキに対して氷ミコはピンク猫を3つ貼り付け。
目が覚めたときにどうなるか、楽しみ~だそうで。

そんな頃、すやすや天女は天児スサノの情報を求めて
洞窟で眠っていた音無助っ人を探しますが…。

しかし見つけ出す前に、すやすや天女の眼前にイエロス登場!

天児スサノの居場所を訊くイエロスに対し、場所はわからないと答えるすやすや天女。
「ウソか本当か、裁判するデース!」

ウソは言わないから裁判しても無駄だというすやすや天女にイエロスは問答無用。
「ミーの裁判は一味違うデース。スーパーモンモンターイム!!

全員が「黒!」と叫ぶマクロ裁判!
「判決!マクロ行き!」

もんもんしなくても強制的にマクロ化とは強力!

ということで、すやすや天女はめざ魔人に変身!

声優さんが一人で3すくみを演じる縛りは、もはや昔の話(笑)

この光景を見ていた音無助っ人。

どうしたらいいのか悩みます…。

そんなことは知らず、にゃごにゃごモードのレギュラー陣。
「かんぺっ機50号・ちっちゃいけれど愛のスイートホーム!」

ジェロとヤマトの愛の家で、二人はすっかりラブラブモード…。

ヘルリストとウルフライもまた、「ヘルちゃん」「ウルくん」と呼び合ったり…。

そして亀とネロクィーンは、枯れた老夫婦のような愛の形…。

そんな愛に溺れているところ、突然猛烈に吹き飛ばす強風が!

なんとうさぎデビルのくしゃみでした。
「花粉症は最悪じゃあー!!」

さて春の里をガンガン騒音を撒き散らしながら飛行するめざ魔人。
なんとかしようと、音無助っ人がゲンキを起こそうとします。
ピンク猫に冒されたゲンキはどうなっちゃうのか?

え?

「まとばの平和を守るんだー!」
何故かゲンキはにゃごにゃごにならず、逆に超クソマジメモードに!?

しかし音無助っ人がすやすや天女を助けるように頼みますが、
「我々のー!使命はー!天児スサノをー!探すことだー!!」
と、聞く耳もたず軍隊調な目的一直線状態。

いぶかしんだ氷ミコが巨大さくらんぼを出現させてゲンキを試しますが、
「こんなの食ってる場合じゃなーい!」と目もくれず。

「あんなゲンキなんてつまんないーー!」ともだえる氷ミコでした(笑)

その頃、一人ラブラブになれなかった十字架天使はというと…。


きのこ育ててました(爆)
すっかりネガティブなシルバーエンジェルですねえ。

けどきのこがネズミに見えてきて、「こうなったらキノコとにゃごにゃごしますのー!」
元気になったところで巨大くしゃみで吹き飛ばされ…

今度は十字架天使がくしゃみしたら、額のピンク猫がうさぎに…。

で、当然のごとくラブラブうさぎに追い回される十字架天使(笑)

そこに何故か亀が。
するとうさぎと亀、ともにピンク猫状態で向き合って…。

で、こうなって…。

けどすぐに離れたかと思いきや、デビルが何やら取り出して…


「これ…いっぱい買って余っちゃったから…」
「え?」
「か、勘違いしないでよ!アンタのために買ったんじゃないんだから」

すると今度はゼウスが
「こんなもんはいらねーけど、もらっといて、やるよ」

それを傍目から見ていた十字架天使が一言。
「…ツンデレですの。」

そんな小芝居の間も、ゲンキは音無助っ人の話を聞かず天児スサノを探して一直線。
「すやすや天女様を助けてくださいっと~!」
「天児スサノ、どこだー!」
「すやすや天女さまを~」
「天児スサノ、どこなんだー!」
天児スサノさまは、春の里にはいないっと~!

ここでやっとゲンキ停止。
「この地層はですね、春夏秋冬、4つの里に分かれておりますっと」


4つの里をクリアしないと、天児スサノには会えないそうです。
なんでわざわざそんな面倒くさいことに。

「だったらー!出口はー!!」
「次の里へ行くには、虹の橋をかけてくれる天使を見つけなければならないっと」
「そいつはー!誰だー!」
「その前に、めざ魔人にされたすやすや天女様を助けるのが先ですっと」
「めざ魔人!どこだー!」

ああ、やっと話がすやすや天女のほうに向きました。
音無助っ人も大変ですね。
すると、上空から「イエーイ!ここですヨ」と言う声が。

見上げるとイエロスとめざ魔人!
イエロスの命令でゲンキに「近所迷惑騒音攻撃」を仕掛けるめざ魔人。
ジリリリリ!ガンガンガン!

これにはゲンキも音無助っ人もたまりません。
けど音無助っ人は耳栓をしてるのに、違うところを押えてる気がするのは何故?
イエロスも、あのかぶりものをしたままじゃ音が響く上に耳を押えられないと思うのですが。

それはともかく、ゲンキは騒音を吹き飛ばそうとビックリシタナー猛風を発動!
めざ魔人をイエロスごとふっとばし、ついでに木々を揺らして花粉を撒き散らさせ…。

くしゃみした全員のピンク猫がぺろり。

それが何故かめざ魔人にぺたり。

で、立場逆転でにゃごにゃごさせろとヤマト王子たちを追い掛け回すめざ魔人。
それを見て、みんなが戻ってきたと勘違いしたゲンキは久々のビックリビクラッキー発動!

久々の吉福神召還!
で、福禄キョクが呼び出され、めざ魔人の弱点=「背中のスイッチ」を教えるぞ!

すばやく背後に回ったゲンキ、スイッチを一撃!

機能停止しためざ魔人に、十字架天使がこれまた久々の良い子ちゃんシール!

こうして、無事すやすや天女は元に戻ったのでした。
本人はぐっすり寝てたと勘違いしているようですが(笑)

イエロスは「作戦は失敗デスか!けど失敗は成功の元なのデース!イエイ!」
負け惜しみを吐いて撤退。氷ミコも「ゲンキがいつもと違う感じでつまんない!」と撤退。

そんなゲンキは相変わらずカタブツ状態。
「みんな自覚が足りないぞ!天児スサノは、この里にはいなーい!
我々はー!この里を出てー!次の夏の世界に行かなければならなーい!」

ヤマトたちはゲンキの異変にやっと気付きますが、
ちょっとおかしくなっただけと思っているのか全然心配とかはしてない様子。

「虹の橋をー!かけてくれるー!天使はー!どこだー!」
するとすやすや天女。
「あらあら大変。それはわたくしですー」

え?
ピーター神子じゃないの??

すやすや天女が
「すーやすやーのー、ほいほーい!」と叫ぶと、虹の橋が出現!
うわ、この展開は予想できなかったー。

こうして、ゲンキたちは虹の橋を昇って次の世界へ出発!
相変わらずなゲンキに、「いつまであの調子なんだろ?」と冷やかすジェロですが
小スサノだけは「みんながにゃごにゃごしてる間、ゲンキは一人で頑張ったよ!」とフォロー。

で、春のエリアを越えたとたんにピンク猫が消滅
と同時にゲンキのお腹が鳴り、いつものゲンキに元通り!
「腹へったー!なんか食いたい~」

そういえば、アノ人だけピンク猫つけたままでした…。

「スーパーゼウスなんか行っちゃっても、寂しくないんだから…」

…そこでハッと我にかえるデビル。
「覚えておれ!この決着、必ずつけてやるぞ!ヌハハハハ…!」

デビルも当分はギャグキャラに徹するようですね(笑)
春夏秋冬、あと3回はこのノリで進むんでしょうか。トホホ。

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