大ソライ塔はモンモンメーター?

旧ファンにとっては悶絶モノの聖フェニックス救出編もいよいよクライマックス!
新規ファンを放置してる気もしますが、第29話も何は無くとも怒濤の展開です。

「何やってんだ、あいつら~!」
ただならぬ様子を感じ、山頂へ走る男ジャック

「…何やってんだ、おいらは…」
何が自分を駆り立てているのかわからず戸惑いますが、
遠方に見える“水晶の中の天使”に心を揺さぶられ、再び走り出すのでした。

巨大ヘルリストに捕まって身動きの取れない十字架天使・ジェロ・ウルフライ。

なんとかマシロシールで事態を打開しようとしますが、カメの力ではどうにもならず
逆に弾き飛ばされてしまいました。

そのカメを誰かが見事にキャッチ!
「新たな助っ人か…?」と思いきや、その正体は誰あろうこのお方。

そういえば真黒域から氷ミコたちの戦いを見ていたクロノズー
しかし何者かの妨害のせいで?戦況が見れないとのこと。
この状況を知られたくない人物って、もしかして…?


さてその戦いの状況はというと、パワーアップしたゲンキと吉福神が
氷ミコ・サタンマリアver.の攻撃を受けていた!


「そうか、ここは過去の世界…」
即座に状況を理解するサタンマリア。何を見てそう判断したのかは謎。
「そうとも。お前の先祖にあたる者を探し出すのにはなかなか骨が折れたぞ」
と答えるスーパーデビル。


「今、若神子たちから奪ったエネルギーで氷ミコの体に未来から来たお前の魂が融合しようとしておる。
こうして次々と未来から強力な悪魔たちを召還し、この時代でひそかにデビル軍を再結成できれば、
超聖神クロノズーの寝首を掻くことも可能になる…」




「過去を制してしまえば、未来も同時に我らが天下となる!」

なんと、デビルの目的はまとば世界に未来の悪魔たちを集め、
過去世界を征服することだった!
…でもジュラやブラックゼウスがデビルに従うかどうかは大いに疑問ですが(笑)
てゆーか本来の時代では、クロノズーの支配から抜け出せないということ??

この壮大な計画を聞いたマリアは…。
「超聖神を制するだと?!フッ、相変わらず虫のいいことばかりを考える」
「そう言わず力を貸してくれ!お前もこの時代での完全な肉体が欲しいだろう?」

さて、ヘルリストの城のほうはというと。

「た、助けてくださいよー、おねーたまー!」
と、突如現れたネロクィーンに助けを求めるウルフライ。


「ふーんだ!あたしゃ関係ないもんねー」
とそっぽを向きつつも、苦しそうなジェロを目にして何か思うところもありそうなお姉様。
関心無いならなんでこの場にいるんでしょ?ね。

そんなネロクィーンに対し、ウルフライが絶叫。
「こいつらが死んじまったら…ネロクィーン様、何を生きがいにして生きてくんですよー!」

この言葉にハッときてしまったお姉様。モンモンターイム!

「ほっときなよ、どーせ敵なんだし!」というマクロな声と
「自分の手であの子達を倒すんじゃなかったの?」という比較的マシロな声。
(ビジュアル的にはどっちも悪魔。てゆーか本来白いほうがそれでも灰色だし)

ということで、助けに入ることに決定~。なんだこの銭形警部思考(笑)
「えーい、く、屈辱的だけど、こーなったらやってやるわ!やりゃーいいんでしょ!!」
と叫ぶやいなや、カメの背中からマシロシールを取り出し…。

「ウフッ!良い子ちゃんシール!」

シールは「うわー、ぶりっ子きっつー」とつぶやいた巨大ヘルリストの額に命中!


ネロクィーンのおかげでヘルリストは元のミニミニ悪魔に戻り、ウルフライたちも生還。
「なんかちょっとクセになりそ~」と照れるネロ姐さんでした。

そんなことをしている間も、ゲンキはサタンマリアに一方的にやられていました。

ゲンキを片付けたあと、「…いいだろう、しばらくお前に従ってみてやろう」とデビルに応えるマリア。
まず何をすればいいかと尋ねるマリアに、デビルが真っ先に命じたことは…
「そこにいる聖フェニックスを、殺せ!」

「肉体ごと時空を超えると記憶を失う…若神子たちのようにな…。
俺達やスーパーゼウスは魂のみだからこそ、過去の記憶がある。
今はこんな体を器にするしかない」

さっきから、さらっといくつもの疑問が解き明かされてますね。
カメやウサギは本来の姿が変化したものではなく、この時代で調達した肉体ということですか。
でも、肉体ごとだと記憶が無くなるって…どういう理屈?

「だがフェニックスだけは違う。こいつの心はあらゆる時空に干渉されないのだ」
何で特別なんだろう…。特異点?

「全てではないが、望んでいた理力は手に入れた。もう始末しておいたほうが安全だろう」
おや、デビルはフェニックスを単に捕らえていただけでなく、彼の特殊な理力を奪っていたのですか?

「フッ、消し飛べフェニックス!」

未来の旦那が!(爆)

はじける爆炎!
しかし、身を挺してそれを防ぐ影が!?

「この人に手出しはさせないぞ!ヤマちゃんたちの大切なリーダーなんだからな!」

傷つきながらも懸命に守ろうとするゲンキ。さすが真・主人公!

剣を取り出し襲い掛かるサタンマリアを、「元気動!」で水晶ごと高速移動してかわすゲンキ。
逃げるゲンキを追うマリア。さらにその光景を見て、方向を変える男ジャック。

舞台は変わってヘルリストの城。
十字架天使やジェロが若神子たちを助け起こしていました。

アリババの差し出す手を退け、顔をそむけるピーター神子は
「くそっ…騙されていたのはボクらのほうだったんだ…!」
と自らを悔やむばかり。
「なまじ、半端にフェニックス様のことだけを覚えていたばっかりに…」
「その心を連中に利用されたってわけか」
とフッド。
ま、確かにヤマト王子なんざ自分の名前すら覚えてませんでしたが。

そして一本釣帝は皆に背を向けて…。
「こんな大馬鹿者、見たことないぜよ」と涙を浮かべて盛大に自嘲。

「信じるべきだった仲間に戦いを挑み、あの方が一番嫌いだった争いごとをし続けて…
そのくせ手元にはなんも残っとらん!おしまいじゃあ、もう、何もかも…」

ピーターともども、ただ涙を流すばかり。
だが、立ち上がったヤマト王子が二人を一喝!
「諦めちゃだめだ!二人とも!!」

「フェニックス様もよくそう言ってた…」「もうそうやって怒られることもない…」
と諦めきった口調の二人。

「違う!」


「これは、ボクがいつも一緒にいる仲間の言葉だ」
そう、それはゲンキの言葉!
彼と旅を共にした皆に共通するのは、いつも前向きだったゲンキの心意気

そのとき、空からゲンキの声が!


「おーいみんなー!取り返してきたぞー、大事な天使様!!」

なんとゲンキが、山頂から水晶をかついだまま飛んできたのでした!

「…でも、取り返してきたところで…」と肩を落としたままのピーター。
「水晶から出せるのは氷ミコだけぜよ…」と同じく一本釣。
(まだその言葉を信じているあたり、ダメすぎます)

そんな二人を見てイライラを募らせるアリババ。

「バッカヤロー!!」と強烈な蹴りをお見舞い。そして…
「いつまでウジウジしてやがんだ!そんなこと後で考えろよ!」

「そう、奪われたままより100倍マシだ」と同調するフッド。
「ボクたちはずっとゲンキと一緒にいた。だから知っている。
後先考えずに動き回ったほうが、何かが起こせるかもしれないことを

そう静かに語りかけるヤマト。
「さあ一緒に動こう。ボクたちが動けば…」

「ラッキーに当たる!」

お互いの顔を見合わせ、ようやく表情が穏やかになる二人。
「これが、あっしらとこいつらの一番の差かな、ピーター」
「悔しいけど、大きいね。これは」

そして手を差し出すヤマト王子。
今度はピーター神子もその手を取り、さらに一本釣帝も右手を重ねる。

その上に次々と重なる手…。


「僕達は絶対に、聖フェニックス様を救い出すんだ!」
「おう!」

こういうシーンを見ると、やっぱりヤマトはリーダー格なんだと思いますね。
(ゲンキたちと一緒だとつい頼りない場面が目立ちますが)

そこに、ようやく到着した天子男ジャック
しかし一致団結している6人の姿を見て、つい岩陰に隠れてしまいます。

「何やってんだ、おいらは…。こんなに心配で大慌てするんだったら、
意地張ってねえで、こいつらのそばにいりゃよかったじゃねえか…」

一方、6若神子たちの姿を見ていたネロクィーン、ヘルリスト、ウルフライはというと
「なんかちょっとジーンときちゃった」
「だーめじゃん、悪魔のくせに」
「おめーもだろ!」
(つっこみ)

そのとき、ふとゲンキのほうを見上げたウルフライが異変に気づきました。
「ゲンキ、うしろー!!」

って、ずっと空中で水晶抱えてたのですか(爆)

慌てて逃げ出すゲンキ。
追おうとするマリアが力を開放すると、意図せず背後に異空間のゲートが開く!?

異空間からは無数の悪魔の魂が迫り来る!

「おお、感じる…。お前は、始祖ジュラ!」

「そっちは魔肖ネロか!」

マリアを追ってデビルも飛来。
「いいぞ…続々と未来の大物悪魔たちの魂が集まりつつある!」

「お前達全員の魔力を加え、一気にあいつらを消し去ってくれよう!」
マリアが頭上に剣を構えると、悪魔たちの魂から魔力が集中しだす!

逃げたゲンキはやっと着地し、若神子たちと合流。

「あれは、いつものヒミヒミじゃない!なんか別の悪い奴が体を乗っ取ってるんだよ!
あのウサギの仕業だ!」


「スーパーデビル!」
カメもようやく現状を理解した様子です。

マリアの放つ超巨大魔力に、もはや絶体絶命!?

そのとき、ヤマトのふところにあった古文書が…。

大爆発が起き、ヘルリストの城も吹き飛ぶが
急激にエネルギーがかき消され、不思議なバリアが周囲を被いだす!

驚くデビル、マリア、そして一同。
謎の古文書がみんなを助けてくれた!?

そのとき古文書開き、静かに語りだしました。
「よーく聞くがいい、運命の子供たち…」

本が形を変え、老人の顔に。

「我が名は大きりえ師。すべての空間を越えた存在なり」

足元の空間が歪み、周囲が不思議な空間に変化。
「今こそ諸君が知りたかったことを教えよう…」

「まさか、あなたは大ソライ塔の秘密を!?」
ヤマトの質問に、黙ってうなづく大きりえ師。
「大ソライ塔はどこにあるのですか?」

「諸君ら全員の胸の内にある」

胸の内?

全員きょとんとしている中、突然ジェロが名前を呼ばれて慌てて前に。

「君のその宝玉を通して、ヤマト王子たちの胸の内を見てみなさい」


さっそくジェロが玉を通して見てみると…。

なんと、本当に胸の部分に左右に揺れる大ソライ塔が映っていました

それもヤマト王子だけじゃなく、他の若神子やネロクィーン、ヘルリストなど全員に。

それを聞いて吉福神が「そーか、そーじゃったのか!」とあることに気づきました。
「大ソライ塔というものは建物ではないんじゃ!
万物の秤のような役割を果たす、宇宙のシンボルなんじゃよ!」


なんだそりゃー!?

「…そう、だから心乱れるとき、大ソライ塔も乱れるのだ」

それを聞いて、改めて全員の大ソライ塔の様子を観察するジェロ。
「言われてみれば、一本釣帝とピーター神子の塔が一番大きく揺れています」

すると、いつの間にか天子男ジャックが紛れ込んでいたことに気づいたジェロ。
男ジャックの大ソライ塔はスゴイ速さで振れまくっていました。

「うーん、彼の揺れのほうが一番すごいかも」

「見たまえ。この宇宙そのものの大ソライ塔がどうなっているかを…」

真白域のディアナと真黒域のクロノズーの間で揺れる大ソライ塔。

クロノズーが一喝すると、なんと大ソライ塔が5つに分解!

クロノズーの強力なマクロの力でバランスを崩した宇宙の大ソライ塔がまとばを封印しつつあるという…。
なんとなくシールの5層変化境とも似た設定ですね。

この話に驚く面々。
「まもなく白き力を持つ者はまとばを行き来できなくなってしまうであろう」

クロノズーの影響で宇宙のバランスが崩れ、まとばが真黒域側に大きく傾いているようで
ネロクィーンたちもスケールの大きさについていけずポカーンとするばかり。

そのとき、周囲の不思議な空間にヒビが!

サタンマリアの強すぎるパワー攻撃に、ついに大きりえ師のバリアも崩壊寸前。
「…もう限界だ…だが君達に会えてよかった…
宇宙の秩序を守るため、子孫である君達を呼んだ七因王の判断は正しかった…」

やはり七因王が自分らの先祖だと確信したヤマト王子。

「7人の若神子が揃い、かつての力を取り戻したとき、
封印されし七因王の奇跡が起きて、聖なる天使は蘇る…。

心の大ソライ塔の動きを皆で一つとするのだ…さらば、時を越えた勇者たちよ…
また…どこかで会おう……」

こう言い残すと、大きりえ師の姿は消え古文書も炎に包まれ消滅!
周囲を包むバリアが砕け散り、サタンマリアの攻撃エネルギーが全員に襲い掛かる!

…というところで前半パート終了。
異常なほど濃い中身なので一端ここで小休止します。

<氷ミコ マリア化ver.>

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