光る出涸らし

今さら言うまでもなく気づいている人が大半だとは思いますが、
ひかり伝の復刻シールは全てセレクションで出たことのあるシールばかりです。

これはどういう事かというと、理由は単純にコスト削減と考えられます。

スペシャルセレクションなどの最近の復刻では、昔のシールの原版を流用するようなことはせず
昔のシールをトレースして新たに書き直していると聞いたことがあります。
第1弾3すくみシールの名前がきれいになったり、一部イラストにミスがあったりしたのはそのためです。
(そもそも昔の原画がどれほど残っているのかはわかりませんけど)
それゆえ、復刻といえども生産にはそれなりの労力とコストがかかっているわけで、
新たな復刻キャラを出すとそれだけ開発費を食うことになる、と考えられます。

80円になったんだから予算はあるだろう、と思われるかもしれませんけど、
あれだけ売れなかった「ひかり伝1弾」の影響を受けて、2弾に一体どれだけの予算が使えるのかと…
まあ、80円という価格設定が売り上げ減の要因となって悪循環化してるのも事実でしょうが。

そんな中、今回ひかり伝で登場した復刻シールについて
表向きは「新キャラに関係の深いキャラをセレクトした」と言われていますけど、
実際には苦しい台所事情を救うべく、無理やりこじつけたキャラがほとんどだと思われます。

それゆえ、復刻させるにしてももっと相応しいキャラがいるような場合でも
セレクションに出ていないキャラは登場させること自体が困難なようです。

例えば天助もぐラン2の関連キャラとして魔落鬼を出したり、
魔灯篭鬼の関連キャラとして小魔僧を出したり、
魔曇天怪の関連キャラとして空魔を出したり、
そういうことはまず無理なのでしょう。何故なら、セレクで復刻してないから。


現在、ひかり伝の新キャラはグリーンハウスではない別のところが担当しているとの話ですが、
そこにグリーンハウスの仕事が1キャラでも新たに入ってくるとなると、
何かしらの権利や契約の問題が発生してくるのかもしれません。
となれば、せめて1キャラぐらい…と気軽に入れ込めるような話じゃないのかも。

まあ、全ては憶測に過ぎないのですけれど、
こうなると今後ひかり伝IIIが発売されるとしても、この制限に縛られたままになりそうです。

大洪水が起きたら「つなみ狂蔵」が。
新たな曼9聖が登場したら「アッシラ王」が。
何の脈絡もなく「魔鬼夜店」が。

角プリズム化して登場する日も近いかもしれません…。

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