ゴールドプレイヤーズ

プロ野球チョコの正式な発売日は連休明け18日ですが、
流通の都合などで既に一部で出回りだしているようです。
かく言う私のところにも、通販取り寄せ分が早々と到着しました。

さて、「プロ野球選手と史上初の夢のコラボレーション」と銘打ったこの企画。
オリオンズシールを差し置いて「史上初」は疑問の残るところですが、
全く野球に関心のないこの私にとっては選手自体は正直どうでもいい話。
どちらかといえば、その選手のどんな特徴が「ビックリマン風」にアレンジされたか
そのセンスのほうが重要だったりします。

そんなわけで早速シールを見ていきますと…。

例えば、ヤクルトの古田選手(兼任監督)の場合。

「ID野球」として知られる彼のスタイルを戦国の知将になぞらえ、
指揮官風のデザインになっています。
ビックリマンらしさとしては、頭にCD-ROMドライブが付いているのがナイスです。

個人的に面白かったのは、広島の黒田選手の場合。

槍と杯、どうみても「黒田節」です。名前のダジャレで来るとはなかなかやりますね。

とは言え、大部分は漠然とした選手や球団のイメージを上乗せしただけで
強引なこじつけやダジャレの具現化は少なく、コスプレに近い程度のキャラも多くて
ビックリマンらしさはまだまだ薄いというのが私の印象です。
(実在の人物ですから、暴走はできないのかもしれませんけど…)

ですが逆に、この程度だからこそ「プロ野球ファン」にも素直に受け入れられるかも?
我々が思っている以上に化けるかもしれません。

しかしながら、最大のネックはやはり値段でしょうか。
相変わらず1個80円。
さらに素材は「ゴールドメタリック」って……ただの金ツヤですやん…
これで80円てのは、特に30円世代にとってはあまりに悪印象じゃないですかね…。

プリズムでもないのに、一体何でこんなに高いんでしょう??

プリズム復活がもう少し遅ければ

アイス版ヘッドは5弾から12弾まで、チョコ版にはない独自のポーズが描かれました。
チョコでヘッドを12種に増やさざるを得なくなった事に対応しての水増し策だったわけですが、
単なるオリジナルポーズだけでなく変身過程なども描かれて、あれはあれで楽しめたものです。

この方式はプリズム素材が復活する13弾で使用されなくなってしまったわけですが、
もし13弾でもそれまでのような水増し方式が採用されていたとしたら…?

まず12種の内訳は「ヤマト爆神」「ヤマト爆神タイプII」「ダークヘラ」「魔覇ドラゴット」
「怪奇ムガル」「聖梵ムガル」それぞれ2種ずつ
となるでしょう。
で、そのうち一方はチョコと同じポーズだとしたら、各1種ずつ新構図が描かれることになります。

ヤマト爆神の場合、1枚はヘッドロココ同様に変身前のポーズが欲しいですね。
姿はまだヤマト神帝で、バックに発光中の聖輝体が描かれている構図なんてどうでしょう?
ヤマトの片手にエルサMの聖典があるとなおグッド。
2枚目は通常のチョコ版ポーズ

タイプIIは通常ポーズ以外ではタイプIからの変身途中のポーズなんかもいいのですが、
どうせならデカネロン裏書で描かれている「タイプIII(聖堊フォーム完装型)」があると最高ですねえ。

ダークヘラは、1枚はやはり変身前ポーズでしょう。となると、いわゆる「王女ヘラ」ですね。
背後にワンダーマリアのシルエットでも描いて…でもそれだとゴーストアリババとかぶりますか(苦笑)
で、2枚目は通常のダークヘラ

魔覇ドラゴットの1枚は造魔棒の頭部が肥大化してる最中(アイス版ワンダーマリアの般若リング肥大化中みたいな)。
その脇でヘラが倒れてる構図もありかも。
で、2枚目に通常ポーズ
枚数に余裕があれば創魔開眼・デカネロン創出の図も欲しいところですが
それは14弾のデカネロン誕生シーンの背景として描くことにしましょう(笑)

難しいのがムガル
単純に怪奇姿からの変身過程怪奇タイプ2(防御型)を描いてもいいのですが、
アイス版聖梵ミロクがかなり異色だったので、ムガルでも何かしらサプライズな演出を期待したいところ。
聖梵ムガルが意味不明に鬼婆のような表情をしてたりとか、脇に少梵ガネシャのシルエットを描いてみたりとか。
「これは何を意味してるんだ?」というポーズがあったほうがタンゴマンらしいですよね(笑)

この調子で、皆さんも14弾なら…15弾だったら…と想像してみてくださいね。

意外な解説者?

緩慢なロッテに比べて熱心に更新が続く東映ビックリマンサイトですが、
先日「コロコロイチバン!」のひかり伝漫画情報に続いて
本家「ひかり伝」の紹介ページが出来ていました。

ここではひかり伝の物語について簡単な説明がなされているのですが、
他よりも多少わかりやすい口調で記述されています。
わかりにくい時系列も少々整理されているような気もします。

そんなわけで、今回明らかになった新情報としては…。

・超聖使が真白域を生み、無限膨張した現象は「超聖神ディアナ現象(フェニミナ)」といい、
真黒域が無限収縮した現象は「超聖神クロノズー現象(フェノミナ)」と命名されているらしい。
ディアナのほうが「フェミナ」なのは「フェニックス」と関連あり?それとも単なる誤植??

・これを祝うかのごとく、真白域では宙聖・森聖・和聖が新エリア創出開始し、
真黒域では宙魔・海魔・武魔が新エリアを創出。
で、これが宙森海エリア?(つまり双方が一緒に新エリア創造???)
そこに天舞・天部・天武の3人がリーダーとなりそれぞれの国づくりを開始!

その後、彼らのもとにそれぞれ聖魔が集結し始めた…と記載されています。
つまり宙森海が3つのエリアに分かれ、スパイダークリシュナ・ホワイトイカロス・ニケヤッタムが
リーダーとなる国が生まれたということだそうです。

一方で、まとばが誕生してそこに幻子が漂い始めた…ともあります。
宙森海エリアとまとばとは全く別のエリアのようですね。

ということで、まだまだよくわからないことだらけですけど
少しずつ固まってきているような気がしますね。
2弾で更に明らかになるのか…?
今月末発売の「コロコロイチバン!」最新号でもう少し判明するといいのですが…。

いつからそこにいましたか?

ゴモランジェロやダビデブって、次界編の途中から登場しましたけど
彼らはそれ以前から天魔界にいたと考えれられますよね。

そう考えると、聖フェニックスが次界へ旅立った時点において聖魔双方のヘッドは
天聖界:スーパーゼウス、シャーマンカーン、聖フェニックス、ヘラクライスト
天魔界:スーパーデビル、サタンマリア、魔魂プタゴラトン、魔統ゴモランジェロ、
     ダビデブ、魔君ポセイドス、ネロ魔身、魔覇ドラゴット?

このように、天魔界のほうが圧倒的優勢
このまま天聖界に攻め込んだ方がよっぽど有利にことが運んだかもしれません。

と言っても、デビルがある時期に魔性暗黒ゾーンからぽっこり誕生したように
ゴモランジェロやポセイドスなんかは次界出撃後に誕生した可能性がありますし、
ドラゴットはどちらかといえば魔生物でしょうからこの枠に入れていいものかどうか。

考えてみれば、少なくともデビル誕生は天魔界住人のヘッド熱望の声にこたえてのものなので、
それ以前には(冬眠中のジュラを除いて)悪魔ヘッドはいなかったはずなのですが…。
あ、悪球エリアのノアや螺エリアの魔スターPなどは最初から除外です(^^;

特にひかり伝でルーツキャラが出ていない連中は、どのタイミングで生まれたんですかね?
ひかり伝では海魔ネプチューブがポセイドスと関連ありそうだったり、
全てのキャラがひかり源層紀につながってる可能性もあって
今後どう転ぶか予想がつきませんね。

アノドが出ない可能性

ひかり伝最大の関心事はやはり「アノドはいつ登場するか」ではないでしょうか。

スーパービックリマンにて「巨魔界神」としてシール裏にもその名が登場し、
後に超聖神と表裏一体の存在であることが明らかになって以来、
「超聖神アノド」のシール化は多くのファンが待ち望んでいます。

ひかり伝は古代源層紀の多くの謎が明らかになるという触れ込みでスタートしましたが、
未だ我々のよく知る時代までは隔たりがあるようで、謎は減るどころか増える一方
それでも最終的にはメディアの追放、両ゼウスの誕生、源層崩断あたりまでは
描かれるだろうと期待しているわけなのですが…。

ひかり伝の最終弾では若きナディア、メディア、カーン、ジュラなどが旧シリーズに近い姿で登場し、
盛大な引継ぎ(それでも大部分はぼかした表現にとどまるでしょう)が描かれることでしょう。
ですがその前に、何は無くともアノドが登場しないことには始まりません。

ですが、とは言うものの…。

「ビックリマンワールドはアノドが源層界を創造したところからスタートした」という大前提が崩れた今、
上述したような「我々が常識的に想像していた源層紀の物語」が果たして真っ当に描かれるかどうか、
非常に怪しいのではないでしょうか。

このまま新キャラが新世界でごちゃごちゃ動き続け、最後の最後でポッと源層界が誕生し、
いつのまにかメディアやナディアが誕生していたことになっていて、
最終的に誰だかわからない「誰か」が「唯一の超聖神」として扱われていたりなんかしたら…。

結局、旧来の謎は謎として残ってしまい、「アノド以前の時代=ひかり伝」として年表の頭に付け足されるだけで
ほとんどあっても無くても差し障りの無い展開で終わっちゃったりして?

で、「ひかり伝の続編を!」とか「よくわかる解説書を出して!」とか、
相変わらずすっきりしない展開が継続してたりして(苦笑)

それもこれも、今後もちゃんとひかり伝が出続けてくれたら…の話ですけどね。