セントジュエルを探してみました

セントジュエルの元ネタは言うまでも無く12ヶ月の誕生石なのですが、
誕生石の起源は聖書の時代にまでさかのぼることができるそうです。
旧約聖書の「出エジプト記」に、イスラエルの12部族の象徴として
12種類の宝石を胸当てにつけた祭司長が登場するんだとか。
アレキサンマルコのジュエルチェストの発想は聖書そのままだったわけですね。

で、12という数字が12ヶ月と結びつき、「誕生石」の概念が生まれたようで
かつては12個を月ごとに変えて護符や魔よけのような使われ方をしていたものの、
宝石が高価になって以降は自分の誕生月の石を選んで身に付ける習慣が広まったんだそうです。

現在の誕生石は、20世紀にアメリカの宝石業界が基準を決めたと言われていますが
一部の月は複数の宝石が対象となっていて、セントジュエルのモチーフ以外のもあります。
6月はパール以外にムーンストーン、アレキサンドライトが選ばれる場合があり、
12月はラピスラズリ・トルコ石以外にジルコン・ブルートパーズなどもあったり。
なので、トルコン士はもしかしたらブルートパゾフィ伯という名前になっていたかもしれません(笑)

誕生石自体は宝石趣味でも持ってない限りそうそう目にする機会も無いものですけど、
例えばこういうものこういうものなんてのは資料的にも面白そうです。
きれいに円形に並べなおせば、あなたにもジュエルチェストが自作できますよ!(爆)

また、ジュエリーとしてはこんな12個全部入りの指輪ペンダントもあるようで。
馬蹄型のなんかはアリババファンにも必携では?(^^;
更にはなぜかハローキティのペンダントにも12宝石があしらわれているものがあったり、
探せばいろいろあるようです。
個人的には、最初から円形のプレートに埋め込まれてるものがあれば「買い」なのですが~。

まあ、私は宝石趣味を持ち合わせてないので特に興味は無いジャンルなのですけど、
コレクター的に12種あるなら全部揃えたいという変な欲求が働くんでしょうか?

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