いかにももっともらしい話

そろそろ時効かなと思うので、こんな裏話を一席。

31弾完全編が企画され出した頃の話。
このころはまだ旧シリーズの続編をやるという話すら固まってなく、
当初は旧シリーズを振り返る総集編的なものを出そうという話で進んでいたそうです。

そこで企画の候補に挙がっていたのが、シャーマンカーンが過去の物語を語るという設定。
カーンの視点でビックリマンワールドの歴史を紐解く…というコンセプトだそうで、
具体的にどういうシールを想定していたのかはわかりませんが、少なくとも続編というような
旧設定に直接手を加えるというものではなかったとか。

しかしカーンだけではいまいち華が無いので、”ストーリーテラー”を模索しているうちに
「ピア・マルコはマルコ・ポーロにつながるから適任では?」という話が浮上。
そこで、しばらくビックリマンのイラストを描いていなかったグリーンハウスの絵師お二方に対し、
腕が落ちていないことの確認もかねてこんな注文を出したそうです。

「マルコ・ポーロをイメージしたピア・マルコを描いてみてください」

このとき出来上がったラフデッサンを後日手直ししてシール化したのが
実はコレなんだとか。


さて、今日は何の日でしたっけ?

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