そろそろ満を持して「ゴースト村の何事件」の「何事件」とは何なのか、というところを
じっくりと考えてみたいと思います。
公式サイトのストーリー紹介ページによれば、
「天国と地獄の争いが原因で、とある山奥の村の住人がゴースト化した」
ということが「何事件」とされているようなのですが、
これなら「山奥村のゴースト事件」のほうがいろんな意味で正しいはず。
いくら奇怪な出来事だからって「何事件」という表現はまるで意味不明ではないですか?
そもそも「事件」なんて言葉で片付けられるようなレベルじゃないと思いますが…。
まあ、ネーミング的には「難事件」とかけてるのは明白ですから
言葉の響き、語呂のよさを優先したんだろうとは思いますよ。
けど、このタイトルから「天国VS地獄のバトル物」を連想するのは困難ではないでしょうか。
いっそ「シンクロX」みたいな、意味不明だけどカッコよさげなネーミングの方が
それなりに興味をひきつけると思うのですがどうでしょう。
発売前、「ゴースト村の何事件」と聞いて推理パズル系シールだと思ってた人も多いのでは?
実際、ロッテからは以前「アリバイをくずせ!」という事件物シールが出てましたし。
そういえば「超念写探偵団」も別に探偵モノではありませんでしたけど、
あちらはまだ心霊モノというコンセプトが明確に打ち出されてましたから
「探偵団」に深い意味が無いことはすぐにわかったのですが…。
商品名と中身がなかなか結びつかないというのは、結構深刻な問題じゃないでしょうか。
ヒットすればどんな変なネーミングでも違和感無くなって定着するでしょうが、
(まさに「ビックリマン」という単語が代表格ですかね)
ただ単に突飛な造語を打ち出しても受け入れられるのは難しいかと。
まあ、記憶の片隅にも残らないような凡庸なネーミングでは話になりませんが…。
次に期待っ!
土田 一郎
も、もう次!?(笑)