英雄と愚者は紙一重

今現在、ビックリマン収集の最前線にいる人たちが目指しているところは
どういうようなところなんでしょう。

私が思うに、全国でチョコ版コンプしてる人は200人ぐらい。
アイス版まで含めると50人ぐらい。
福袋版などを真剣に追い求めている人は30人ぐらい
で、
さらに一握りの人が「頂点」を目指して日夜目を光らせているものと考えてます。
(※この数値に特に根拠はありません。)

と言っても、頂点をどこに設定するかというのは実は非常に難しい問題で、
○エラー物・サンプル物・アンカットシートを評価に含めてよいのかどうか
○オリオンズシールをビックリマンとみなしてよいのかどうか
○2000・スーパー・その他のシリーズを分けて考えるべきかどうか

このあたりの解釈は人それぞれでしょうから、明確なゴールは決めようが無いとも言えます。

しかしながら、あらかた集めてしまうとそういう「亜種」に目線が移るのはありがちな話。
コレクションとは本来自己完結すべきものですけれど、
相対価値が確立すると「他人より少しでも上でありたい」という優越本能が刺激されて
よりディープな方面にシフトしていくことは実際よくあることだと思います。

これは突き詰めると「単なるエゴ」ということになってしまいかねないのですが、
極端な話、限界ギリギリまでレアシールを追い求めるような人の場合
マトモな精神とは思えない一面もあると思うのですよ。

紙切れ一枚にどこまで執着できるのか。
趣味のレベルを逸脱したら、後には狂気の世界しか待っていないのでは…。

もっとも、この私もそういう世界にすっかり足を踏み込んでしまっているわけで、
今回は自戒を込めたメッセージなのでした。

はぁ~不毛だなあ~~。

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