さて好評につきネタ切れにつき、またマイナーシール系のネタにチャレンジ。
今回は「超念写探偵団」を取り上げたいと思います。
「学校の怪談」なんかが流行った少し後ぐらいに出てたシリーズで、
心霊写真とダジャレを組み合わせた異色のシールです。
と言っても、当時は非常につまらなく感じていて
かなり嫌々集めていた記憶があります(^^;
パッケージに「ビックリマン」と書かれてなければおそらく集めなかったでしょう。
なんでこんなのが長々と売られ続けたのか未だにわかりません…。
まあ、マイナーシリーズ全般に手を出した今となっては
嫌々でも集めておいてよかったと思えるわけなのですが(苦笑)
ところで「超念写探偵団」というタイトルの通り、
物語としては超念写を実行する数人のグループが設定されております。
そこらへんは当時コロコロコミックで連載されていたギャグマンガ
「霊怪念写!イッパツくん」(玉井たけし)で見ていきましょう。
連載第一回の表紙
主人公は「念写一発」というバカ丸出しな少年。
事故で死んで地獄に送られたものの、逆に地獄を荒らしまわったため
エンマ様に超念写カメラを渡されて追い返されるという出だしです。
服がスケるカメラだと勝手に思い込んでたイッパツくん
その後、超念写パワーを持つ謎の少女「妖レイ子」が現れて
二人で街中に出没する霊団・怪々団のイタズラに対抗するというお話です。
レイ子の正体は霊団ボス「大あば霊」の娘なのだ!
と言っても「探偵団」を結成するような話は全然出てきません(笑)
一応この二人はシールでもちらっと顔を出してはいますけどね。
さらにマンガ自体は、玉井先生が描いているということでもわかるように、
いわゆるお下品なドタバタギャグに終始しています(^^;
「珍念」という変態坊主がオリジナルキャラとしてメンバーに加わったり、
星人団にさらわれて宇宙を放浪したり、というかなり不思議な展開に。
すごいんだけど基本的に変態じじい。こんな程度じゃありません(汗)
それにしてもコロコロコミック的には「超念写探偵団」というこの商品、
一体どういう位置づけだったんでしょう??
「ビックリマン?ダジャレ?それならギャグで行こう」というノリだったりして(笑)
ちなみにこのマンガは全10話まで描かれましたが、
あいにく単行本にはなってないようです。
読みたい方はコロコロ1996年4月号から12月号までをお探しくださいませ~(^^;
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