Dr.カノンにきいてみて!

Dr.カノンDr.カノンといえばSBM最終弾のヘッドの一人であり、
アリババを悪魔「逆魔系トロイ」に改造した
マッドサイエンティストとして知られています。
おちよしひこ版の漫画ではプタゴラトンの助手という設定で、
プタゴラトンの留守中に聖魔和合の研究データを盗み出し
聖魔の力を併せ持つバイオミュータントを生み出すことにも
成功しています。
鬼壮士リトルミノスや魔皇サラジンがその代表ですね。

そんなわけで、何気に影の重要人物的なキャラなのですけれど
打ち切りの弾のキャラであるためか非常に影が薄いDr.カノン。
見た目もショボいし、取り立ててヘッドらしさもありません。
まぁこの弾のヘッドはボスろっぽう・怪魔ダイナストなど
いまいちパッとしないキャラが多いのでカノンだけを責められはしないのですが。


ところで彼らの研究、遺伝子レベルでの聖魔和合とはどんな内容だったんでしょう?
天使と悪魔の融合というと、「マッドバイオオーガン」というマシンが存在してまして
これは映画「ザ・フライ」の物質転送装置のように肉体を無理やり融合させちゃうマシン
「聖鏡ディスク」が無くてもあっという間にフュジョン悪魔が誕生する便利な機械です。

ただしこの融合とバイオミュータントの研究とは少し違うようで、
バイオミュータントの場合はサイバーアップすることもできるぐらい
高度な理力を操る能力も兼ね備えている
ようです。
単純に聖魔をごちゃまぜにしたのでなく、理知的に組み合わされた感がありますね。
マッドバイオオーガンで作られた融合悪魔は、単に捕らえた天使を悪魔化させる程度で
あまり強そうな感じではありませんでしたし。


これが「次代」「ハーフデビル」「聖魔混血」とどのように違ってくるのかというと、
設定そのものがアバウトなのでなんとも判断できないのですが…。


それにしても、Dr.カノンはそこまで質の高いバイオミュータントを造る技術がありながら、
何でトロイのアリババみたいな中途半端なものを造ってたんでしょう?
おかげでアリババファンは旧でもスーパーでも理不尽な苦悩を抱えることに…。


…まさかそれが目的?!

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