アマテラス帝の裏書にこんな一文があります。
『恐怖スーツの大魔力が復活したとのウワサに表面がワレル?? 』
恐怖スーツとはデューク・アリババが纏う鎧の名称で、
アマテラス帝の正体は言うまでもなく聖神ナディア。
そのナディアがわざわざ姿を現すほどの恐怖スーツとは何なのでしょう。
恐怖スーツは「12竜魔鬼に守られた鎧」と言われており、
創聖使たちが生み出した産物とされています。
また「復活」とあることから、デューク・アリババよりも前に
恐怖スーツを着用した者がいたことがわかります。
つまり創聖使たちは過去にも一度恐怖スーツを生み出したことがあり、
ナディアはその恐ろしさを十分知っているということになりますね。
聖神が恐れるほどの超魔力となるとそうあるものではありません。
もしや恐怖スーツとは、アノドにまつわるアイテムなのではないでしょうか?
アノドが身にまとって使用していたとなれば、これ以上の鎧はありません。
デュークアリババの魔力は戦いに勝利するたびに肥大化したそうですが、
これは恐怖スーツのアビリティだった可能性もありますね。
それほど強力な鎧ならばハムラビにこそふさわしいはずなのに、
あえて護衛役のアリババに持たせたのは、そのほうが前線で戦う回数が多く
より強大な魔力を得ることができるから…かもしれません。
こうして肥大化した超魔力がアノド復活に利用されたのではないでしょうか?
すなわち、創聖使たちは最初から曼聖羅再興が目的ではなく、
パンゲに眠るザイクロイド・アノドを復活させるために
あえてこの地に恐怖スーツを蘇らせた可能性…です。
創聖使たちにとっては曼聖羅に忠実に従う必要は特に無いわけで、
表面上はメディアに協力していても実際何を考えているのかはわかりません。
むしろ古代神ならばアノドに味方する可能性のほうが高そうですし…。
結果的にはモーゼットの石板などもあって、アノドは復活を果たします。
(超元祖の設定はひとまず置いておきます^^;)
その際、長い間封印されて弱っていたアノドに対して
デュークのパワーが恐怖スーツごと渡されたとしたら…。
これならば、その後の4聖戦士にスサノオとハムラビがいたのに
アリババの姿が無かった理由にもつながりそうです。
ナディアはアノド復活を恐れて姿を現したのかもしれません。
と言っても、特に何をするでもなかったわけですが(^^;
(超元祖だと「新天地創造のため」という見方もできますけどね)
そんなわけで、ここまで長々と持論(というか妄想)を書いてきましたが、
最後に恐怖スーツに関してどうしても言わずにおれないことを述べて締めといたします。
名前がダサいなあ……。
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