シルエッシュと共に消えた姫

25弾パート2は、当初ギャルジャーやオリンが再登場すると予告されていましたが
実際にはどこの馬の骨とも知れないポッと出のヘッドが出現して、
大いに落胆させられたものでした。

25弾パート1では、シール裏にシルエッシュに乗る12キャラが描かれており、
その面々がそのままパワーアップすると考えていた人が多かったと思われます。

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ヤマト、牛若、ダンジャック、フッド、ピーター、一本釣、
オリン、オズ、コッキー、超光子、聖宝ポップル、ジュリエイト

この12人のうち、再登場したのはヤマトJ、オズ、コッキーら6人だけ。
牛若らは26弾でパンゲアクターとして登場しましたが、オリンは出ずじまいでした。

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「お姫様のようになるらしい」とまで言及されていたオリンが何故出なかったのか。

印刷までされたが廃棄されたという話が当時の写真週刊誌に載った...なんて
噂されたこともありましたが、今に至るまでそれを裏付ける情報は見つかっていないので
週刊誌の話はデマだと思われるものの、直前まで「出る」と言われていた話が
どこでひっくり返ったのかが非常に気になるところです。

25弾パート1の発売当時、「ビックリサマーパック」というセット売り商品が
スーパー等の店頭で展開されました。(参考
私が個人的に25弾を最初に手にしたのはこのサマーパックとしてだったのですが、
この中にはチョコ10個のほかに紙製の下敷きのようなシートが封入されていました。
注目すべきは、このシートには25弾パート2ヘッドの線画も掲載されており、
この時点でもう聖かもごんらが発売されることは決まっていたということです。

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シールの新弾の作成は、なんだかんだで1~2か月程度はかかるでしょうが、
反後博士がコロコロ誌面等で25弾パート2予告発言をしていたころには
もうオリン姫じゃなくうりこ姫になることはわかっていたんじゃないでしょうか??

そんなことはなく、本当にインタビュー時点ではオリンを出すつもりだったなら、
相当慌てて差し替えるような事態になっていたんじゃないかと...。
マルコ編を打ち切って26弾から新シリーズを始めるという大ナタを振るうには、
25弾パート2時点で牛若やオリンを出すのは都合が悪かったんでしょうか?
オズやヤマトJのアクア層での姿を見る限り、同じようにオリンや牛若らを出しても
別に不都合は無さそうに思えますけどね。

それに、王三年寝太やスーパーカムイがマルコ編を締めくくったわけでもなく、
むしろ混迷を深めただけなので、やっつけキャラにしてもひど過ぎる展開です。
新キャラを一から作る時間が無くて、以前作った没キャラを引っ張り出したと
言われたほうがしっくりきますよね。

かつて私がグリーンハウス本社を訪問した際、このあたりのいきさつを質問したのですが
米澤さん兵藤さんは全く覚えてないと仰ってました。
http://kyutabm.sakura.ne.jp/blog/2007/10/post-658.html
私が想像したようなドタバタ劇があったなら、何かしら印象に残っていそうなんですけどね。

結局、オリン姫のシール化は超元祖31弾完全編まで持ち越されることになりましたが、
いつかこの話の真相が明らかになる日は来るのでしょうか?!

どうする家主(いえす)

「あっぱれ大将軍」はビックリマン悪魔VS天使と同時期に展開されたシリーズで、
反後博士+グリーンハウスのコンビが手掛けていたことでも知られています。

幕府VS朝廷(反幕勢力)という構図の温感・冷感シールが特徴で、5弾まで販売されました。

ここで発売時期をもう少し詳細に調べてみます。

「80年代オマケシール大百科」(サデスパー堀野著)によると発売は1987年夏ごろ
1988年発売の「ビックリマン超特集2」には4弾までのシールリストが掲載されており、
「3月から全国発売」との記載もありました。
同年7月刊行の「完ペキ本 あっぱれ大将軍」という本には5弾まで掲載されていることから、
ビックリマンと同様に2~3ヶ月スパンで新弾が展開されていたと想像されます。

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この時期をビックリマンと重ねてみますと、
1987年の夏は第10弾、1988年7月頃は第15弾ぐらいに相当します。
このころは公正取引委員会からの勧告もすでに発動していて、
オマケシールブームに陰りが見え始めてきた時期。
全国販売を開始したばかりのあっぱれが5弾で終わってしまったのは、
そのあたりの影響もあったのではないでしょうか?

あっぱれ5弾はヘッド格のシールが初登場し、幕府VS朝廷の戦いも
関がっぱらでの決戦間近という場面でしたので、
もし6弾が出ていたら戦いの結末が描かれたり、
まだ見ぬ南蛮軍団・支那軍団のボスも登場したりとか、
いろいろ想像が膨らみますね。

それにしても、この時期はビックリマンの人気も最盛期だったわけですが
グリーンハウスは1987年に「バトル騎士」(マーメイド)
88年には「謎のジパング伝説」(ナガサキヤ)のデザインも手掛けていて、
相当忙しい状況だったのではないでしょうか...。

すごい時代でしたねー。

Official緑家dism

昨年11月に販売された「東京リベンジャーズマンチョコ」について、
パッケージやシールの裏に書かれている一文がコレクターをざわつかせました。

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「ビックリマン公式イラストレーターの作画ではございません」

これっていうのはまあ、グリーンハウスの作画ではないと言いたいんでしょう。
実際いい感じにディフォルメしていて、グリーンハウス作画かも?と思った人が
ロッテに問い合わせることを想定したリスクヘッジなんでしょうけど
だったら最初から作画した個人・団体の名前を出せばいいんじゃないですかね?
むしろ商品の印象を悪くしているのではと思いましたが、他に書き方無かったんでしょうか。

「グリーンハウスの作画ではございません」と書けないのは理解できます。
関係ないなら名前を出すべきじゃないでしょうから。
この手のコラボチョコは多数出てますし刀剣乱舞マンでは絵師の名前も出していたのに、
この商品に限ってわざわざこんな注釈を入れた理由もよくわからないところです。

ところで、そもそも「ビックリマン公式イラストレーター」とは何ぞや?

ビックリマンチョコのシールのデザインを手がけたならば、
少なくともその人はもう公式イラストレーターなのではないのでしょうか?
それとも非公式のイラストレーターを採用しているの?
じゃあこれって海賊版か何かなの??
公式の定義って何???

...という話にもなってきやしませんかね?

デジタル大辞泉によると

こう‐しき【公式】
読み方:こうしき

1 おおやけに定められた形式。また、公的な手続きを踏んで物事を行うこと。企業や団体などが、正式に認めること。「―の行事」「―の見解」「―に訪問する」「非―試合」

2 数や式の間に成り立つ関係を、数学上の記号を用いて表示した式。「―に当てはめて計算する」

とのこと。

ビックリマンシールは「ビックリマンプロジェクト」が作成しているものですから、
ビックリマンプロジェクトが採用したシール素材はビックリマン公式シール素材でしょうし、
ビックリマンプロジェクトが採用したコピーライターはビックリマン公式コピーライター。
なのに作画に関しては公式じゃないイラストレーターが存在するというのは、
率直に言って首をかしげる話に思えてしまいます。

正社員と協力会社社員みたいな相関関係があって、
メインイラストレーターとそれ以外のイラストレーターという区分ならわかるんですけどね。
「公式」の対義語は「非公式」なので話がおかしくなるんだと思います。

ときに、グリーンハウス作画...と言っても、米澤・兵藤両氏かそれ以外か、は
今のところ区分されてませんね。
将来的に両氏が描けなくなった時に備えて後継社員が実地訓練さながらに
何割かの作画を手掛けていてもさほど不思議はないのですが、
(特にコラボ系だと「元」が存在する分やりやすいのではと思ったり)
今のうちに「公式イラストレーター」というポジションを確立しておいて
そこにグリーンハウスという「法人ブランド」が収まるとwin-winだったりして...??

なんでKOOなるの?!

TRFのDJ KOOさんが自身のインスタにて
ビックリマン風のイラストを公開して話題になってます。
https://www.instagram.com/p/ChJi8UbOA6S/?utm_source=ig_embed&ig_rid=fa08ae96-2487-48a1-918a-fd7063c0dc0d
dj_koo.jpg

どういう経緯でこうなったのかがさっぱり不明ですけど、
ロッテからグリーンハウスに依頼して作成されたものと思われます。

「DJ ロコKOO」のほうが言いやすそうな気がしますが、
毎度の取ってつけたようなロココの下半身に苦笑を禁じえません...。

思えば、ロッテが芸能人にビックリマン風イラストを贈与する流れ
過去にも何度かネットニュース等で見かけましたね。

2018年には元モーニング娘。の矢口真里さん
AbemaTVの番組がきっかけでプレゼントされてました。
ここまではまあいいと思うのですが...。
https://times.abema.tv/articles/-/5329878
jujika_yaguchi.jpg
jujika_yaguchi_aku.jpg

翌年には出産祝いとして新たなイラストをプレゼントされたとか。
お祝いに水を差すつもりはないですけど、これってどうなんだろう??
https://www.instagram.com/p/B1dXbX3HKq4/
yaguchiandbaby.jpg

いろいろお騒がせな有村昆さんは、騒動前に自身のブログで
ビックリマン風イラストをもらったことを明かしてました。
https://ameblo.jp/arimura-kon/entry-12438380684.html
arimura.jpg

これらに共通するのは、こういう活動をすることにより
ネットニュースなどになって宣伝効果が狙える、ということもあるでしょうが、
どちらかといえば担当者の職権乱用なのでは?という疑念が見え隠れすること。

テレビ番組の企画とかはまだ理由が明確だからわかるのですけど、
それ以外は何でわざわざグリーンハウスに描かせてプレゼントされたのか
さっぱりわからないんですよね...。
そんなところにグリーンハウスの労力を使わせるぐらいなら、
商品シールのほうに予算をかけてほしいところです。

ちなみに、ご機嫌取り(?)以外で描かれたと思われるイラストを探してみますと。

2017年には「ナカイの窓」という番組で
中居正広さんがヘッドロココ化。
nakairococo.jpg

ジャニーズつながりでは、長瀬智也さんは爆神化。
こちらはシール化してご本人が知人に配っているという話もあるとか?
ロッテを通さずに「爆神」は使えないと思うのですが、名前だけならいいのかな。
nagase_bakushin.jpg

ブラマヨの小杉さんは関西の番組にて
金太ロボ神っぽいボディなのに「スーパー毛ウス」というキャラを
作成されたことがありましたっけ。
super_keusu.jpg

かつては2014年に、関西の番組にてこんなイラストも作成されてました。
https://twitter.com/Greenhouse0641/status/512120169326325760?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E512120169326325760%7Ctwgr%5E6d821221474fc6b34130d41b6088a3fd75d7991a%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=http%3A%2F%2Fblog.moza.jp%2F%3Feid%3D349
mori_and_shinbo.jpg

既存のパーツをどの程度コピペしてるかで、力の入れようがわかりますね(笑)

<追記>

その後、他にもこんなのがあるよ!という情報をいただいたので
まとめて紹介させていただきます。

今田美桜さんがロケ番組の中でレンタサイクルに貼ったシール。

俳優の古原靖久さんが作成されたらしいシール。

furuhara.jpg

furuhara_x.jpg

そしてシールではないですが、関西のローカル番組「明石家電視台」より、
明石家さんまさん

sanma_gh.jpg

おそらく過去のボツ画からの転用と思われますが、
これをセレクトしたスタッフのセンスたるや(笑)

COREさん、じぇみさん、TOYさん
情報提供ありがとうございました!

夏の日の2007

かつて私がツテを頼って、大阪のグリーンハウス事務所を訪れたのは2007年の夏のこと。
(→こちらから
あれからもう14年も経とうとは、時の流れというのは本当に早いもので。

あの当時は「ひかり伝おとぎ」なんかが売られていましたが、GHのお二方はというと
超元祖32弾以降はセレクション系の復刻シール監修ぐらいしかお仕事されてなかったような時代。
コレクターの中でも米澤さん兵藤さんのお名前を把握している人は少なかったかと思われます。

その後、「ルーツ伝」からふたたび悪魔VS天使のメインデザイナーに復帰される傍ら、
ジパ伝や境外滅伝、タワスペなどの他社シールやその後のBMコラボ商品を手掛けられて、
いつしか「ビックリマン=GHデザイン」の構図が色濃くなり、
米澤さん兵藤さんのメディア露出の機会も増えていった気がします。

私がお会いした2007年では、色紙にサインをねだっても
「普段そんなことしないから困る」みたいな応答をされましたが、
2014年に原画展やサイン会が開催された際にはすっかりサインも手慣れてましたね(笑)

そういえば以前、何かの折にまた事務所に伺わせてもらってもよいか尋ねてみたのですが、
仕事上の関係者以外を招くことはNGになったという感じの返答をいただきました...。
確かに、本来それが普通だよなーとも思いましたが、一抹の寂しさも感じました。

原画展から既に7年が経過しましたが、いつかまた直接お会いできるといいなぁ。

ナニコレ珍百キャラ

33弾以降の3すくみキャラを眺めて感じたのですけど、
なんでこうも「コレジャナイ感」があるんですかね。

旧シリーズのキャラをリブートしたという触れ込みですけど、
私には劣化版としか思えないのです。
ちょうど「没キャラ」から受ける印象に近いものがあります。

seal_img10_03.pngseal_img07_03.png
seal_img10.pngseal_img01.png

旧シリーズの初期弾キャラも、決して洗練されたものばかりではなく
ダサく感じたりカッコ悪い印象だったりするキャラもいますけど、
それらと比べてもやはり近年のキャラには何か面白みが乏しいです。

シリアスでカッコいい雰囲気はメインキャラに任せるとしても、
パワーアップ再登場を期待するキャラや普通に欲しくなるキャラが少なくて、
単なる頭数合わせぐらいにしか注力してないのでは...とすら思えます。

GHにダメ出しできるほどの力が現担当側にないのか、
あるいはそもそもダメだと感じる感性がないのか、
本当に頭数合わせとしか考えてないのか。

悪魔VS天使の正統続編だというならそのあたりも妥協しないでほしいのですが...。

求めよ、さらば与えられ...ん?

少し前に、漫画「BLEACH」に関するブログを書いているファンの方が
作者のサイン会でこんなことを言われた、という件が話題になりました。

久保先生はさらに続けて「以前、友達から『BLEACHのこと書いてるすごいブログがあるよ』って教えてもらって、実際読んでみたら本当にすごくてビックリしたんだよねぇ。あの一護の名前をスペイン語で読み替えるやつとか、あれ気づいたのたぶん本当にキミだけなんじゃない?」と、わたしの目をまっすぐ見つめて、少し微笑みながらおっしゃって下さいました
(http://hoasissimo.hatenablog.com/entry/2019/02/04/000200)

具体的な内容は引用元の方を見ていただきたいのですけど、
こちらの方はBLEACHの主人公らの名前に隠されていた設定上の秘密を読み解き、
それを作者に認めてもらうという稀有な体験をされたわけです。

私もビックリマンに関しては元ネタや設定について
考察的なことをあれこれ書いていますが、つくづく思うのは...

考察の答え合わせって重要ですよね。

合ってるかどうか確証の持てない考察は単なる自己満足でしかなく、
合っていようが間違っていようが何かしらの答えが出ない限りは
永遠に真実には到達しないし、その先に進めないわけですから。

例えば、私はかつてヘッドのロゴの色はヘッドの属性に関連しているのでは?
(http://kyutabm.sakura.ne.jp/q-stage/200104m.html#6)
という記事を書いたことがありました。
しかし数年前、米澤さんに直接このことを尋ねてみたのですけど

「そんな意図も指示もなく、全体のバランスを考えて配色しているだけ」

との回答をいただきました...。

この場合はいささか残念な結果でしたけど、これもまた「真実」なわけで
誤った考察に縛られたままでいるよりはずっと良かったと考えます。

いつの日か真実に到達できることを信じて...。
......無理かなあ、聖核殿は既に蛻の空だからなあ。

ゼリーキャンディーだけは好きになれない

タワスペ亡き今、グリーンハウスの聖感あふれるキャラを拝む機会は
GXS...は来年に持ち越しらしいので置いといて、
やや不本意ながらも「境外滅伝」が筆頭格というのが現状でしょうか。
(ラーメンラリーはややコミカル路線ですしね)

3月に第2弾、12月に第3弾が発売となりました。
2弾は何故か箱を売りたがらない妙な方式のためトラブルもあったようですが、
3弾ではシークレットの封入率ともども改善されたようで、
弾を経て売る側も買う側も安定してきた感がありますね。

竹村よしひこ先生のオリジナル漫画も絵柄が当時のものに近く、
独特のずっこけ具合も当時のままといった感じで楽しいです。

「境外にオリジナル無し」という迷言にある通り、
過去の有名どころのオマージュ(?)らしき仕掛けもあったりして
単価が高いこと以外は改善されてきたかなーと思える今日この頃です。

次の第4弾で「第一幕」が完結するらしいですけど、
その前にアマクサの交換イベントですかね?

応援団シール?何ソレ?

コラボちゃん「ンモー!」

30周年で、ロッテはビックリマンブランドの拡大と維持に努めているようで
今年は昨年のももクロマンに続くコラボ路線が目立った年でもありました。

北斗の拳とコラボした「北斗のマン」はまずタイトルにずっこけました。
ポケモンウエハースも地味に1弾、2弾、ムービー版、3弾と続いてますし、
サッカー応援ウエハースなんていう意味不明な商品まで出てましたっけ。
どれも一通りは手を出してみましたが、客層の拡大につながっているのかは不明です...。
(ビックリマンとのコラボというわけではなさそうですけど)

そういや神ビックリマンも、これと同じ形式の商品として
ディズニーインフィニティウエハースチョコなんてものを出してました。
こちらは全30種でやや難易度低めの設定。
見本用に数個買っただけで集めてませんけど。

コラボと言えば、ファッション業界で「しまむら」とのコラボ商品も出てましたね。
最初が半袖Tシャツ、次に長袖、そしてトレーナー/パーカーと、
次々と新商品を投入してきてます。

この流れは何なのでしょうか!?

仕事選んでください

今年もグリーンハウスさんがフル稼働な一年でしたが、
タワスペ、ラーメンラリー以外にもシール系での活躍が多々ありました。

昨年に引き続き、劇場版「ペルソナ3」の入場者特典に「スーパーP3シール」が登場。

あいにく今回は一回も劇場に行けなかったので、
知人に代行してもらった1週目のシールしか所持してないのですが...。
(BD/DVDの特典に期待!)
ペルソナのファン層とは世代が違うので不評だというウワサも聞いたのですけど、
そんなことは無かったということなんですかね...?

あとは「ビッ狩りマン」も今年でしたっけ?

昨年の実写版(?)から一転してグリーンハウスイラストで発売されました。
シークレットキャラの「ビッ狩りニャン」のコスプレが印象深いですが、
...てゆーかモンハンやってないので他のキャラがさっぱりなんですけどね(笑)
これはこれで売れてたようで、ロッテもいろんな層の掘り起こしに熱心なご様子です。

フジテレビ系のクイズ番組「クイズ30~団結せよ!」のMC2人のイラストも
グリーンハウスが手掛けたということで、マニア界でのみ話題になりましたっけ。

そして境外滅伝もありましたが、それはまた別の話題のときに。

還暦目前の米澤さん(と兵藤さん)のバイタリティには驚かされるばかりですが、
これだけ多くのキャラを生み出しても全く衰えを感じさせないのはさすがですね!
...本家ビックリマンの続編も出ればよかったのにね...。

ラーメン大好きラリ雄くん

今年もグリーンハウスさんがフル稼働な一年でした。
いろんな方面で新デザインのキャラが出現するたび、
どうやって入手したらいいのかと頭を悩ませることも多いのですが
そんな新勢力のひとつが「ラーメンラリー」でした。

ラーメンラリーについての詳しい話は省きますが、
提携ラーメン店でのみ販売される店員さんシールを購入して、
パッケージについている点数券を集めることで
グリーンハウス作の限定シールがもらえるという企画です。

現時点では首都圏を中心に10数店舗で実施中でして、
多くのコレクターが日夜ラーメンをすすっている状況です。

この企画の素晴らしいところは、最終目的をGHシールに置いていながらも
普通に店員さんシール(こちらはラリー企画担当さんのデザイン)も味があり、
それぞれノーマル・キラの2種類ずつあるのですが、
ついついこっちも集めたくなってしまうところ。

私などは、普段食事のためだけにどこか別の町に出向くことなんて
これまで一度も無かったのですが、ラーメン(というかシール)目当てに
今まで行ったことのない街まで繰り出すというのは
結構新鮮で楽しい体験でした。
そしてラーメン自体も名店ぞろいでおいしいですし、一石二鳥な満足が味わえます。

しいて難点を挙げるならば、何気に店までの交通費が馬鹿にならないことや
残業が多いと仕事帰りに立ち寄るのが大変だというところでしょうか。

そんなわけでコレクター的にも大成功な感じのラーメンラリーですけど、
ぶっちゃけこの先どこまで続くのかというのは若干疑問です。

「グリーンハウスのシール」自体、一般的にはそこまで集客力があるわけでもなく、
ラリーのシールもコレクター以外の人が買っている感じもあまりしません...。
今でこそコレクターが一日数人ペースで訪れているでしょうけど、
この先店舗数が増えると当然ながら客も分散しますし、
地方に展開していっても都内ほど人が集まるとも考えにくいところ。
(シール交換会などの規模と比例すると思ってます)

店ごとに違うシールが手に入るというのは
その店に客を集める上では有効な手段ですけど、
逆にその店が扱わなくなったら入手不可能になるので
新規のコレクターが参入しにくくなる可能性もあります。
店側としても、気軽に始めたり辞めたりしにくいんじゃないかと思うのですが、
そんなこともないんでしょうか?

ベストな答えというのは無いのかもしれませんし、
担当者の方々が熱心に活動されているのもわかりますので
この先も長く続いていくといいなと思います(^^)

でも私は、店員さんシールのコンプは既に諦めてます(笑)

原画のチカラ

今年一番ファンを喜ばせたイベントの一つが、
「ビックリマン原画大全」の発売と、その発売に合わせて
東京と大阪で開催された「ビックリマン原画展」ですよねー。

8月21日~31日まで渋谷パルコで、9月13日~23日まで心斎橋BIGSTEPで、
グリーンハウスの原画イラストを大公開!というファン待望のイベントでした。

中でも素晴らしかったのが、グリーンハウスのお二方による初のサイン会!
原画自体を拝見する機会は過去にもわずかにありましたが、
サイン会というのは初めてのことでしたよね。
私も渋谷の回に参加させていただきました。
個人的には、お二方とお会いしたのは7年ぶりのことなのですが、
にこやかにご応対いただき嬉しかったです。

さて原画展の様子は今更語るようなことも無いのですが、
唯一疑問を呈したいのが、会場でのみ販売されたガチャでして...。

あのシークレットの封入率の低さは何だったのでしょうか...。

数千円分回しましたが、かすりもしませんでした。
今どきのシークレットって、封入率は他と変わらないものも多いですが
まさかこんなに出にくく設定されていようとは。
ここだけ残念至極です。
(ってまたシークレットの話かよっ)

東京・大阪の後はぱったりと続報も無くなってしまいましたが、
この感動はぜひ他の地域の方々にも体験していただきたいですねー。

餅は餅屋の餅語り

イラストレーターの中村佑介氏によるグリーンハウス評とでもいいますか、
デザイン力の凄さをわかりやすく説明されたツイッター記事が話題になってます。

http://togetter.com/li/619785

ビックリマンが当時あれだけ支持されたのも、
反後博士の人間離れした発想力もさることながら
米澤・兵藤両氏の確かな技術に裏打ちされたデフォルメ力による部分が大きいですね。
こうして同じ「絵」の世界で活動されている方の視点からの解説を読むと、
改めて物凄いレベルの仕事をされてたんだなあと気づかされますね。

スーパーゼウスとヘッドロココの頭・体のサイズが同じというのは確かに衝撃です。
でもスーパーデビルと比べると明らかに比率はオカシイですけどね(笑)

絵の仕事に関わっていて、ビックリマンのイラストに影響された人って
もっと多いと思うんですけど、なんでここまで表だって評価されてないんでしょうね。
グリーンハウスの名前が大きく取り上げられるようになってきたのも
本当にここ数年の話ですし...。

どこかの会社が、ビックリマンに影響を受けたイラストレーターや漫画家などを集めて
コンピレーション絵画展とか企画してくれないかなー。
それをシール化してくれなんてことは言いませんから(笑)

今年最初の運試し!?

どういうわけか、神羅万象の一番くじが発売されるそうで。
(サークルKサンクスのみ、開始日不明)


http://1kuji.bpnavi.jp/item/739/

2014年は神羅万象10年目突入のメモリアルイヤーですからね。
人気投票を反映した「トップキャラクターズセレクション」も発売を控えてますし、
魔将軍アスタロットのフィギュア化もありますし、
大きな動きのある一年になりそうです。

しかし、一番くじとな...。
中身にもよりますけど、まともに挑もうとすると
相当大変なことになりそうです。
カードが付かなければ運試しレベルでもいいのですけど、
ここだけの限定カードとか来た日には実に困ったことになりそうです。

けど逆に、売れ残って店頭ワゴン行きという可能性もあるでしょうか?

そうそう、運試しといえば...。

コレクターの間で話題になったGHデザインの福袋。
私も買っちゃいました。

こういうのは手堅く実用品を狙うと使い道のないガラクタになるものなので、
運試しに当たり商品つきのやつを選びました。

みごと購入価格の2倍の値札が付いた腕時計が入ってました。
今年はいいことありそうです。

狩りモノのキャラで満足ですか?

あの「ビッ狩りマン」が帰ってくる!?

某食玩通販ショップに、2014年3月に「ビッ狩りマンチョコ」が
発売されるという情報が掲載されました。

画像はやや不鮮明ですが、キャラのデフォルメ具合などからして
グリーンハウスがデザインしているのではと推測されます。

うーーーーん。

いや、モンハンやったことのない一消費者の意見として書かせていただくと、
確かに前回(今年3月)にせぶんイレブン限定で発売された「ビッ狩りマン」は
とても商品へのリスペクトや思いいれが感じられない「超駄作」でしたが、
だからといってグリーンハウスを使えばそれでいいのかというと...。

確かに最近の風潮では、「ビックリマン要素」の大部分はGHとなっちゃってますが、
ただそれだけだと意味が無いというのは「スーパーP3シール」で実証済み。
デザイナーの持ち味を十分活かすのは、やはり借り物のキャラクターじゃダメでしょう。
ましてこれだけで「ビックリマンとのコラボ」と言われるのも何か違う気がします。
何もモンハンの世界でゼウスやロココを出せなんて言いませんけど、
前回のビッ狩りマンをGHリメイクしただけではまさにGHの無駄遣いです。
BMブランド化してウエハースチョコを売るための都合のいいラップになってませんかね?

本当の意味での対等なコラボ商品になっていればいいのですけどね...。
このシール、モンハン好きな人は嬉しいものなんですか?

内外バランスの悪偏重

以前から感じていたことではあるのですが、
世間的に「ビックリマン」の「ビックリマンらしさ」って
今やすっかり
 『グリーンハウスの画力』 > 『反後博士の構成力』
ではないですかね。

本来ビックリマンの魅力は、
「奇想天外な物語」と「面白カッコいいキャラクター」
という二大要素による相乗効果だと思うのですが、
物語の方向性がマニアックな方面に偏りすぎてきたことと、
グリーンハウスによる他業界での「ビックリマン風キャラ」の量産により
両者のパワーバランスが大きく偏ってきていると思われるのです。

事実、反後博士のみの「ひかり伝」は大ヒットとはならず、
逆にグリーンハウスがデザインに携わった異種商品が大きく話題になってます。

昨今のビックリマンシールでも裏面に「GH」の記載が付くようになりました。
80年代当時は単なる一デザイン請負会社だったものが、
発売元と対等のポジションに登りつめたと言えるのかもしれません。

とは言え、グリーンハウスであれば何でも売れるのかというとそうでもなく、
シールの背景に練りこまれた設定や魅力が透けて見えないようだと
面白みも半減してしまうというのは、多くの方が感じているのではないでしょうか。

大和神伝、境外滅伝、ももクロマン、スーパーP3シールなど
引く手あまたの人気で、おまけシールはグリーンハウスの独壇場となりつつあります。
ですが本家を超えるクオリティにはさすがに及ばないとも感じてます。

博士のプロットは未だ至極難解ですが、
博士の代わりが務まる人は存在しないでしょう。

かつてのようにイラストと設定とががっぷり四つで組み合っていけるよう、
両者を取り持つスキルのある人がBMプロジェクトにいてくれたらいいのですが...。
...両方とも既に地位も実績もあるプライドの高い人たちですから、
そこに口を挟んでいくのは厳しいだろうなー。

神武は東征せり

通販実施された大和神伝ファイナルの第3の缶「神武缶」が届きました。
まさに奈良から東京へ東征(?)という感じでしょうか。
天国缶の代行を頼んだ知人に神武缶の現地予約してもらうのを忘れてたので
今回フツーにWEBで購入したのですが、その時点では天国缶も購入可能でしたので
あえて現地に行く必要はもとより、知人に依頼する必要も無かったという(笑)
ま、こればかりはリスク回避の保険の意味でも仕方ないですけどね。

ということで、神武缶です。

神日本磐余彦尊がシルクスクリーン印刷。
で、残り21種が通常のオフセット印刷なのですが、
天つ缶では金プリ、国つ缶では黒プリになっていたのが
神武缶ではシールごとに異なるカラープリズムになってました。
てっきり通常の無色(銀)のままかと思ってたので、
これはビックリな演出ですね!
(背景着色もオフセットの着色のせいなのか、色によってはプリズムの光り方が粗く見えますが)

つくづく、今回のファイナルバージョンというのは
一般販売版で一区切りついたシリーズをあえて再利用するにあたって
とことん「特別感」を追求したバージョンだったと思います。

まさに「お祭り仕様」とでもいいますか、単なる焼き直しではないというところに
担当者のこだわりを感じることができました。
それでも単価の高さには素直に評価できにくい部分もありましたけど、
それがわかったうえで「それでも欲しい」という人だけ
手を出してくれればいいというような姿勢だったかもしれません。

...とはいえ、コンプを目指すコレクター的には、
「気に入らないからスルーする」という選択肢は選びにくいので、
足元を見られてるような気もしなくもないですが(^^;

ともあれこれにて大和神伝・神武東征編も完結。
今後新たなシリーズを展開するのかどうかは不明ですけど、
尻すぼみにならないうちに幕を引くのもアリじゃないかと思ったり。
新シリーズは出たら嬉しいかもしれませんけど、出ないと困るものでもないですし。

正直、毎回遠征だの通販だので苦労するのはもう勘弁願いたいです^^;

ペルソナ3だそうな

劇場版「ペルソナ3」の来場者特典に、グリーンハウス米澤・兵藤両氏による
描きおろし「スーパーP3シール」が先着・週替わりで配布されるとのこと。

http://www.p3m.jp/theater/index.html

週替わり来場者特典: 「スーパーP3シール (3枚入り)」
第1週目: 2013年11月23日(土)~11月29日(金)
10種類のうち3枚をプレゼント
第2週目: 2013年11月30日(土)~12月06日(金)
10種類のうち3枚をプレゼント
第3週目: 2013年12月07日(土)~12月13日(金)
9種類のうち3枚をプレゼント
*絵柄は選べません。来場者特典は数量限定につき、なくなり次第終了となります。

ということで、全29種だそうです。

映画の特典というと「タイタンの逆襲」が思い出されますが、
あちらは封入率の偏りが鬼でしたが種類はわずか4種。
それと比較してどちらがマシかはまだわかりませんけど、
運よくダブらずゲットできたとしても11回は映画を見る必要があるわけですよね。
うわー、これはないわー。

でもって、シールイラストは既存のキャラをディフォルメしたモノで、
ぶっちゃけグリーンハウスの良さが発揮されているとは言い難いジャンルです。
ビックリマンファンから見ればなんともソソられないアイテムなのですが、
ペルソナファンのコミュニティを覗いてみるとあちらも同様のようで...。
製作陣がBM世代なのかもしれないですが、ファンの需要とは噛みあってないみたいです。
グリーンハウスさんも作成には苦労されたらしいですが、
まさに誰も得しない企画なんじゃないかという気がします。

なんか主題歌CDのWEB販売の特典でも、同様のシール1枚が特典だったそうですが
こちらは既に受付終了しているという状態。
後出しで「実はグリーンハウス作でした、てへ♪」ってそりゃないっす。
しかも入手した人によるとそちらは「通し番号が31」だとかで、
合計30種で収まらない気配すら漂ってます。
近年流行りの「低確率シークレットシール」でもあるんでしょうか?
もうマジで何なのコレという...。

まあ...、安くゲットできるなら無理のない範囲で集めてみようかな、
という感じですかね...。
とてもじゃないですが前売り券買いあさろうなんて考えは起きないですハイ。

週末ヒロイン、シール界に参上!

一報が流れるや、各地で既に話題騒然なニューアイテム!

ももいろクローバーZとのコラボ商品「ももクロマンチョコ」発売決定!

momokuroman_package.jpg

まぁ何と言いますか。
個人的にはももクロは、よくピンでバラエティとかに出てる
センターの子の顔が見分けられるという程度の認識なのですけど、
体当たり的なパフォーマンスで人気があるってことは知ってるわけでして。

コラボ自体も、賛否あるでしょうが別にいいんじゃないですかね。
ロッテ的に、既に死に体なレトロコンテンツを再利用するにあたっては、
むしろコラボしてくださいお願いします的なスタンスでしょう。
「ビックリマンブランドの安売り」だとかいう意見もあるでしょうが、
そのブランド力自体とっくに賞味期限切れですしね。

それよりは、よくまあこんな誰でも思いつきそうな企画を
恥ずかしげも無く実現しちゃったもんだなあと、そっちの方が驚きでして。(毒)
まぁ思いついても実際に形にするのは大変なんだろうと思いますけど。

そういや1年以上前でしたっけ?
かのBM研究員氏がツイッターでももクロのラジオ番組に言及した際に、
「何かノベルティ的なものを提案してみようか」
みたいなことを書いてたのを思い出しました。

おそらくは、その流れがこの企画につながったんだろうと思うところですが、
一部でうわさの「6月発売予定だった同人絵パッケージ」にまつわる疑惑とか、
同氏の「紆余曲折ありました」発言とか、
何かとシール業界の「闇」が垣間見えるような気が...。

何が言いたいかというと、
やっぱグリーンハウスは女の子描かせれば天下一品だなと(笑)

シール自体はエンボスメタルみたいですが、
ももクロ5人のイメージカラーと相まってかわいらしい雰囲気出てますし、
熱心なファンじゃなくても普通に買ってみたいと思わせる出来じゃないですかね?

「誰でも思いつく企画」は、潜在的に「欲しい」と思う人の数に直結しますし、
「ビックリマン」の看板背負って本家デザイナーまで引っ張り出した以上は「売れて当たり前」の商品。
企画者としてはそこに更なるプラスアルファを盛り込めるかどうかが
腕の見せ所なのかなと思ったりするのですが、どうですかね?
ネットニュースの盛り上がりや公式特設サイトのノリを見る限り、
つかみはOKという印象ですが、このムーブメントをどこまで大きくできるでしょうね?

ウインドウショッキング

そういや、秋葉原のまんだらけコンプレックス1Fにて
「ボクらのグリーンハウス展」なる企画展示が行われているそうです。

ということで、コミケ帰りに立ち寄ってきました。

写真撮影禁止とかは一切書かれてませんでしたので
気軽にパシャパシャ撮影してきちゃいましたが、
もしNGでしたらお知らせいただければ取り下げます。

さて、展示内容ですが、お店の外壁部分にショーウインドウがありまして、
そちらに一連の展示物が並べられているという状況です。

まずはグリーンハウスの過去の作品の紹介。
ジパ伝やらあっぱれ大将軍やらバトル騎士やら。

これらがグリーンハウス作だと明るみになったのって比較的最近なんですよね。

でもってビックリマンもどどんと紹介。

奥の方には大和神伝も見えますね。
これらはまんだらけ所蔵の品のようです。

ここからは「グリーンハウス様ご協力」とありますが、
いわゆる複製原画が並べられてました。

没絵などと違い、シールを見慣れたファンには目新しくも無いですが
一般の人からすれば「懐かしい」「これ持ってた」と盛り上がるんでしょうね。
ちなみにビックリマンの複製原画は50体ぐらいは展示されてたかと。
ジパ伝のカラー原画もありました。
他にもGHのHPにある「没キャラワールド」をプリントアウトしたものもありました。

さらにはまんだらけ秘蔵?のレアアイテムが鎮座。

素人目にもわかりやすいアンカットものが中心でした。

そして最後に、境外滅伝。

現物のほかに原画もずらりと並べられてました。
どういうシールなのか雰囲気を味わうことができるかも?

他に、店内の大画面で米澤さん・兵藤さんのインタビューVTRが流れてるそうですが、
このときは時間が無くて(別のVTRが流れてたので)スルーしてきました。

展示物の入れ替えもあるらしいので、また足を運んでみようと思います。

以上、提灯記事でした。

...そういやゲッテンカとか、他社の権利が絡んでそうなものはさすがに無かったなぁ。

今日買い滅伝

ウワサの「境外滅伝」がコミケで先行販売されました。

3日間のうち、特に初日は猛暑の中多くのファンが集まったようですが
数も潤沢に用意されてて、複数箱購入できた人も多かったようですね。

私はどうせ買えないだろうと思い込んで予定を入れてしまっていたので、
後から買えた人の話を聞いて「なんだそりゃー」とヘコんだものです。

それでも3日目、当初の予定よりは多く販売されるとアナウンスされたので
ダメ元で足を運んできました。
結果、行列に並ぶこともなくスムーズに入場できたのはいいのですが、
箱は30個しか用意されてなくて1箱しか買えませんでしたとさ。

なんとなくで赤箱を買いました。

で、出たのはジライヤさん。世の中そんなうまくないです(><)
スクリーン印刷はやっぱいい感じですね!
けど(わざとでしょうが)赤青黄緑の原色配置なのがガムラっぽく見えたり。

さて、境外滅伝のシールについてですけど、
個人的には言われているほど悪くは無いという印象です。

多くのファンはGxSのような頭身の高いキャラを望んだのでしょうが、
唯一のヘッドである「ジライヤ」(及びシークレットのマサカド)が
昨今の武層動伝並みの頭身の低いキャラだったのが失望の一因なんですかね?
ヘッド以外のすくみキャラは、もうちょっと人型キャラが多くてもいいとは思いますが
まああんな感じでいいと思います。
ただ、単価に見合わない「ハズレキャラ」が多いとそれだけ損な印象ですが...。
続編が決まっているのなら、再登場しそうなキャラが多くてもよかったかもしれません。

和風な世界観は、既存のシールと被らない領域を模索した結果でしょうか。
シール裏の縦書きな形式はジパ伝とよく似てますね。
裏面テキストは「?」で終わる文が多くて多少歯切れが悪い感がありますが、
これも反後博士風の表現を模索した結果でしょうか...。

こうしてみると、「おまけシールの新機軸」をうたってはいるものの
既存概念のつぎはぎという印象がぬぐえません。
少なくとも、BMに対するガムラやドキ学ほどのオリジナリティは感じられなかったです。

箱購入特典の「境外ヘッドライン」はいわゆる「瓦版」なんですね。
描き下ろしイラスト...は...、確かにありましたが...むむむ。

次弾の予告とお便り募集(+特製シールの話)は驚きでした。
まだ発売されたばかりだというのに、気が早過ぎではないかと(^^;
こういうのはまずはコレクターの間で浸透させていってからだと思うのですが、
シークレットの封入といいこれといい、ちょっとタイミングが急いてません?
1弾を何事も無くさらっとコンプさせて、2弾以降で難易度を上げるほうが
途中で退くに退けなくなってズルズル続けるコレクターが増えたかも...?
まあ、2弾以降でさらに難易度が上がる可能性も十二分にありますが。

「応援団員」の数名がもらえるという特製シールはどんなものなんでしょうね。
ジライヤの黄色プリズムみたいな奴だったりするんですかね。
毎月チャンスがあるなら少し様子をみましょうかねー。

はぁーコンプが大変なシリーズですわこりゃ。