消えゆくひかり

2020年12月31日、Adobe Flash Playerがサポート終了となりました。
これにともない、Flashムービーを多用していた公式サイトの
「ひかり伝」のコンテンツの多くが視聴不可...というかほぼ全滅状態となってます。

flash.png

ルーツ伝以降はもともとムービーをほとんど使ってなかったので影響は無いようですけど
ひかり伝はサイト自体がFlashをベースに作成されていたようなので
今ではほぼ見れないのがどうにも残念な限りです。
ひかり伝が公式サイトのトップからリンクされてないのもそのせいなんですかね?
(いつから無かったのか把握できてませんが)

今更ひかり伝を振り返る機会もそうそう無いとは思うものの、
他で情報展開がほとんどないコンテンツだけに、これはちょっとまずいなあと。
そもそもルーツ伝以降のコンテンツだっていつまで残ってるかわからないわけですが、
拾えるものは消える前に拾っておいたほうがいいのかもしれませんね。

遅れてきた勇者たち

2月26日はアニメ「ビックリマン2000」の最終話が放送された日らしいので、
たまには2000に絡んだお話でも。

ビックリマン2000のいわゆる主人公パーティがシールになったのは第2弾
第1弾が全国に行き渡って知名度が高まり、満を持して始まるアニメ放送にあわせて
タケルやバカラが手に入る第2弾を投入するという作戦だったそうですが、
実に理にかなった戦略ですよね。
旧ビックリマンがシールからアニメになった逆マルチメディア展開の草分けだったのに対し、
2000ではどちらも互いに高めあう路線を目指したと考えられます。
制作陣がシール・アニメ双方で中心的役割を担っていたからこそとも言えますが、
ポケモンがゲームとアニメで培ったノウハウも活かされたんでしょうね。

実際には第1弾が品薄で第2弾の展開が遅れるなどのトラブルがありましたけど、
この頃まではおおむね成功だったんじゃないかと思います。

一方、この方式を踏襲しようとしたのかどうかは定かではありませんけど、
ハピラキビックリマンの主人公らがシールになったのはひかり伝IIだったので
これも上手いこと回せばチョコとアニメのWin-Winな関係が築けたかもしれませんでした。
しかし現実には、チョコはアニメの方を全然向かず独自路線を突っ走り、
アニメも関東地方で朝6時半という絶望的なパイで、相乗効果も何もあったものではなく...。

それでももうちょっとやり様はあったんじゃないかと思うのですけど、
ロッテからも東映からも期待されてなかったんですかねえ...。

フィフティフィフティでもWin-Winでもなく

漫画・アニメ以外にもアパレルやデザイナー関係とかでのコラボ企画がたまにありますけど、
ああいう路線もそれなりにウケがいいんでしょうか?

私は個人的に全く興味がないジャンルなのでいいとも悪いとも判断付かないのですが、
2017年に「アーバンリサーチ(UR)」とのコラボがあったほか、
2020年には「KosukeKAWAMURA」とのコラボグッズ販売という話題もありました。
これこそ本当に興味がわかないのですけど...ちゃんとビジネスとして成り立ったんでしょうか。

昨年から今年にかけてスケボーとのコラボ展開なんかもありましたけど、
「販売してから1ヵ月ほどで16500円⇒9900円に値下げになってガックリ」という
通販サイトのレビューがあったりして、やっぱりそんなもんだよなあと思ってしまいます。

何年もコラボチョコを展開して、世代じゃない一般層にも「ビックリマン」の名前だけ
それなりに浸透しているように見えますけど、人気があるかというと...。

結局、コラボを起用したいという側も、ネットニュースで取り上げる側も、
実態を把握しないまま「ファン熱望!」「新規層にもブーム再び!」みたいに考えてるのでしょうか。
コラボ相手の人気に便乗してるだけで、「ビックリマン人気」なんてものは微々たるものでしょうに...。

ビックリマンチョコが他者の威を借りて商売する分には売れても、
他者がビックリマンの威を借りてうまくいった試しは少ないんじゃないですかね?

ドン〇太

こっちではなく...

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今回はこっちです。

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19弾天使「ドン桃太」

記念すべき通し番号No.1シールということで優遇されている感のある桃太郎天子ですが、
15弾で「桃太郎同源士」として再登場したのち、19弾でこの姿に。
「ドン」は単なる祭囃子なのかちょっとわからないのですけど、
ドン正太と共通の元ネタとかあるんでしょうかね...。
(ドン正太には「正太の初もうで」という昔話のモチーフがありますけど)

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同源士のこの姿は、すくみ悪魔(悪SA脳)に対立する要素も不明です。
「前頭葉」とかの「葉」からのイメージなのでしょうか?
何にしてもこの姿は珍妙すぎたので、最後に仕切り直してもらってよかったですね。

異聖流転

月刊OUT1989年12月号掲載、「ビックリマンなぜなにBOX」という質問コーナーより。

Q:曼聖羅は閏源歴に滅びさったはずなのにメディアたちは今、どこに住んでいるのでしょうか?

A:なかなかよい質問だね。確かに曼聖羅はすでに滅び去っています。
そのため、第二曼聖羅を次界に作ろうとしている。と、いうのが旧シールストーリー。
では、現在、異聖神メディアたちはどこにいるのか?
実は第4の創聖巡師、聖梵インダストの顔の部分には曼聖羅に関するすべての情報がインプットされているんだ。
曼聖羅の情報をインプットした何億という数のインダストが集結して、
疑似曼聖羅ともいうべき形を形成しており異聖神メディアたちは、そこを拠点としているんだ。
もし、創聖巡師(ミロク、ムガル、インカ)が、その第二曼聖羅に適した世界を見つけた時、
聖梵インダストは大挙してその地に飛来、顔の部分の情報をインプットし、体の部分は資源となっていくんだよ。
(つまり、インダストの顔を植物の種に例えると、その体は養分を含んだ土にあたるわけなんですね)
ちなみにその聖地の範囲はメディアの背中にある8本の矢によって決められるそうです。

コロコロコミック1989年7月号「全国ビックリマン通信」より

Q:メディアなどの異聖軍団が住む"曼聖羅"という世界は、一体どこにあるのですか。タンゴ博士、教えてください。

A:もともとあった曼聖羅は、寿命がきたために滅んでしまったんだ。
そこで次界に移住しようとしたが、ロココたちの活躍によって失敗してしまった。
今は第2曼聖羅という仮の世界に住み、空間を漂っているが、いつかは安住の地をと願っている。
源層界への攻撃もそのためなのかも。

だそうです。

インダストの集合体の中で生活しているっていうのはなかなかグロい絵面ですが、
だからこそシールストーリーではメディアは未だに新天地を探し続けているという立場なんでしょうか。
ナディアと和解したとしても安住の地は見つかっていない(という設定)なんですかね。

とはいえ、あれだけいろいろな層域が次々に登場する世界なのに
曼聖羅ひとつ設営できる場所が見つけられないというのはどういうことなんですかね?
何なら次界の一部を提供して住まわせてあげてもよさそうに思ってしまいます。
広いのか狭いのかさっぱりわかりません。

初代曼聖羅に閏源歴が訪れて滅びたのは、例のエイム伝播に「聖流絶えし醜土」とあるように
あの花の部分の寿命とかではなく水源が枯れて住めなくなったとかいうことなんでしょう。
聖水が豊かな土地となると、確かに天蓋瀑布直下の無次元なら最適だったでしょうね。
ハムラビの祖先である聖常キッソスが司る水というのも曼聖羅との因縁を思わせます。
そもそもキッソスは天聖界系のヘッドじゃないですし、何なら羅因子持ちだったりして?

ともかく聖水の地を求めて漂っている疑似曼聖羅ですが、その間の聖水の供給は大丈夫なんですかね?

アラビアンな3すくみの秘密

中東の国・イエメンをご存知でしょうか?
アラビア半島の南部にある共和国で、1990年5月にそれまでの南北イエメンが合併し
今の国家が成立したそうです。

首都はサヌア(サナア)
その北西約50キロのところには、断崖によって上下に分断された
双子都市シバームコーカバンが存在するとか。

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はい、そんなわけで20弾の3すくみ
「シバム」「コカバン」「クィーンサヌア」の元ネタは
中東イエメンの都市名でした、というお話です。
オパザードはイエメン(がモチーフ)だったのですね~。

って、おおよそ子供向けではないですね。
「Oルガン」「Pアンノ」「Lクトン公」ぐらい直球ならともかく
イエメンの地理を知ってる当時の子供がどれぐらいいただろうかと。
まあ元ネタをわからせるつもりのなさそうなキャラは他にも無数にありますが、
大人になってからも理解できないものが多いのはいかがなものでしょうか(笑)

それはともかく、20弾シールが登場したのは1989年のことなので
イエメンはまだ合併前ですがちょうど中東情勢が話題になってた時期なんですかね。

しかしこのネタで作画しろと言われたGHは大変だったでしょうね。

次界戦線異状あり!?

常に天使シールは悪魔シールに勝つのが当たり前だった時代、
天使を打ち破った悪魔として一躍注目されたのが11弾のゴードン師でした。

瞬動師、竜眼師、怪虎師の3名。
名前に「魔」「鬼」というのが付かないのも特異性を感じさせましたが、
見た目にも凶暴そうでインパクトあったのを覚えています。

対する天使側の聖刺客神の3名も、ごっつい武装してて決して弱そうには見えないのですが
コロコロに掲載された情報ではゴードン師が勝ったと書かれていて驚きました。
続く12弾で、神光子の裏書に「初のゴードンの力突破」と書かれていたことで
前の弾で聖刺客神が敗れたことがシール上でも確定したのが皮肉なものでした。

ところで瞬動師がチーター、怪虎師がトラの姿をしているのは
第二次大戦中のドイツ戦車「ゲパルト」「ティーガー」から由来していると思われます。
対する聖刺客神も「キャノン(大砲)」「パットン(アメリカの戦車)」「キング」(キングティーガー)
戦車マニア的な言葉が並んでいるのが興味深いところではあるのですが
12弾のゴードン師IIの3名は、そういう縛りがあっさり解けていて
偏光師がカメレオン、奇巧師がマンドリル、好戦魔がイグアナ?というように
グループ共通のモチーフから逸脱してただの動物集団になってしまったのが残念でした。

ちなみにゴードン師の「ゴードン」が何なのかというのは...。
軍人の名前とかそれっぽい候補はあるものの、確証は無いので不明なままです。
首領の魔スターPもそうですが、シンプルゆえ何が元ネタかが絞りにくいのは
考察派としては歯がゆいものです。

20th Anniversary

私が「きゅー太の一人舞台」としてブログを開始したのは2001年2月13日のことでした。
当時はブログという言い方も一般的じゃなく、「日記」と表現していたのが興味深いです。

そんなこんなで20年!

いやはや時の流れは恐ろしいものです。
まさか20年後にもこうして駄文を書き連ねていようとは(笑)

今でこそツイッターやインスタなど自己発信の手段は多々ありますが、
あの当時はホームページを開設してコンテンツを立ち上げるのが主流でしたね。
そうでない人は掲示板やチャットに集まってあーだこーだ語り合っていたものです。

そんな中、さらに手軽な発信手段としてブログを書く人が増えたのもこの時期ですが、
それがいつしか「きゅー太といえばブログの人」と認知されるまでになったわけで。

もはや開店休業状態とはいえここまで続いたのは読んでくださる皆様あってこそですが、
さすがに日々ネタ出しに頭を悩ませる生活にはもう戻りたくないので
こういう時にしれっと更新するぐらいが性に合ってる気がします。

そんなわけで狂気のブログ攻勢、後半に続く~。

エイム伝播が教えてくれること

14弾ヘッド「怪奇ミロク・インカ」のシールは一枚のシールのオモテと裏に
それぞれミロクとインカが張られているという過去に例のないシールでした。
では裏書はどこにあるかというと、インカ側をはがした台紙面に記載されています。

x_mystery_miroku_inka.jpg

当たり前ですが内容はミロク・インカ共通。
そこにはそれまで長らく謎とされていた曼聖羅の意志(エイム)が刻まれており
武装形態となった二人の創聖巡師の目的が次界簒奪であることを示すものでした。

ここでもこれまでのシールにはなかった工夫があります。

一つはイラスト部分が文字情報であること

と言ってもフォントも違うし縦書きだし、どちらかといえば
「巻物か石板などに刻まれた文字」という雰囲気を演出しているので
ある意味でイラストに近いものと言えるかもしれません。

もう一つが、この部分だけ赤インクで印刷されているということ

17弾以降では裏面は二色印刷が基本になったので忘れられがちですが、
最初に二色印刷を使ったのはミロク・インカのシール裏でした。
印刷コストをアップしてでもインパクトを与えたかったのでしょう。

ちなみに、アイス版では怪奇ミロク・インカは個別のプリズムシールになりましたが
裏面の二色印刷はそのまま引き継がれています。

こういうところこそ「お客様をビックリさせる」という
商品コンセプトに沿った施策なんですよね...。

ダイヤモンドは愉快

19弾の次代シール新時代の主役がズラリそろい踏みといった印象ですけど
そんな中で異彩を放つのがダイヤグレー公、トランプン、超ダイ石獣の3すくみ的トリオ。
本来なら天使・お守り・悪魔として並んでそうな顔ぶれですけど
枠の都合かアニメの余波か、仲良く次代としてラインナップされております。

この3体はハートタンク第1のエリア・ダイヤメーションの住人という設定ですが、
それゆえ「ダイヤ」と「オートメーション」に由来したデザインになっているようです。
ただ、ダイヤと言っても宝石としてのダイヤモンドをそのまま使うわけではなく...。

ダイヤグレー公:ダイヤグレース(ダイヤモンドペーストを使った研磨剤の商品名)
トランプン:トランプのダイヤのマーク
超ダイ石獣:スーパーダイヤストーン(砥石の商品名)

という、ホームセンターで見かけそうなアイテムが元ネタのようでした。

アニメでの出番が早いためか、本来ならほかのハートタンクキャラ同様に
20弾で登場してもおかしくないのが、無理やり19弾にねじ込まれた感のあるこの3体。

20弾でホーサフィンらが入ったのもイレギュラー感ありましたけど、
やはり新ビックリマン開始当初は相当バタバタしてたみたいですね。

ぶっちゃけDSの大事典で十分

2020年8月のニュースですが...。
『デジタルトレカを購入できる「VVID」サービスで
ビックリマンシールがデジタルで完全復刻!!』
http://bikkuri-man.mediagalaxy.ne.jp/news/541_vvid.html

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これ、ツイッターではプレイしてる人をほとんど見かけなかったんですよね。
そもそもこの記事やVVIDの公式サイトだけ見てもどういうものかわからなかったので
ちょっと調べてみました。

・ビックリマンシールを模したカードをランダムで購入、コレクションできる
・パッケージを開封するようなムービーがあったりヘッドが少しアニメーションしたりする
・第1弾から順次全シールをラインナップ予定とのことだが現在2弾でストップ状態。
・1枚あたり約50円?
・すべてのカードに通し番号があり、総発行枚数がわかるようになっている
・トレード(転売)の仕組みがありユーザー同士で取引可能
・コンプリートした人のランキングや総所得枚数のランキングがある

という感じのものらしいです。

お気に入りのイラストをいつでもスマホで眺められるというのは悪くないと思いますけど、
ビックリマンに関してははっきり言って見飽きるぐらい使いまわされてるので
今更デジタルで復刻とか言われてもぶっちゃけ響かないんですよね...。
ましてやコレクターは形に残るものを大事にする割合が高いですから、
サービス終了と同時に消えたり見れなくなったりするものは敬遠されがちかと。

「何が出るかわからないドキドキ感を再現した」という開発者インタビューもありましたが、
「どれ」が出るかはわからなくても「何」が出るかはおおよそ決まっているので
そんなにドキドキしないんじゃないかとも思います。
まあ、実際にやってみたらそれなりにハマるのかもしれませんけど
仮に今からやろうとしても1弾も2弾もSOLD OUTとなってるので、もう買えないですかね。

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画像をコンプリートしたら「記念シール」がゲットできる、とかだと
食いつくコレクターも多かったかもしれませんけど、それだと本末転倒ですね(笑)

ラーメンは好きなんですけど

こういう物言いは非常に失礼かとは思うのですが、、、

ラーメンラリー、まだ続いてるんですね。

私がコレクターを辞めたのが2017年で手持ちの最大No.が151だったのですけど、
公式ブログを見てみたら現在までにリリースされた番号の最大No.は204...。

かつての勢いを知る者からすれば、非常に苦戦している印象を受けます。
特に昨今はコロナ禍の影響も甚大でしょう。
公式ブログには限定アイテム通販のお知らせばかり並んでいて、
メインコンテンツであるラーメン店の店員さんシールは少ないです。
既存店のバージョン違いも多数あるようですが、新規開拓が厳しい状況のようで。

2014年:No.001~019(19店舗)
2015年:No.020~068(49店舗)
2016年:No.069~113(45店舗)
2017年:No.114~168(55店舗)
2018年:No.169~186(17店舗)
2019年:No.187~198(12店舗)
2020年:No.199~204(6店舗)
2021年:
※公式ブログ掲載日をもとにしているので発売年とは異なる可能性があります
※2014年は11~12月の2か月間

真面目にラーメンラリーをやると、シール代以外に交通費食費も加算され
そこいらの食玩よりもはるかにコストがかかるシリーズではあるのですが、
(未だに部屋の片隅に山積みのシールの空き袋を見るとクラクラします)
見知らぬ土地に出向いておいしいラーメンを味わうあの体験は
ラーメンラリーをやってなければ一生経験することはなかったでしょう。
今では(コロナ禍関係なく)食べ歩きしなくなって久しいのですが、
ふとあの当時を思い出して切なくなります...。

依然として厳しい情勢だとは思いますが、コロナに負けずまだまだ続いてほしいものですね。

元・非公式の中の人が偉そうに公式について語る話

2018年の4月1日、ビックリマン公式ツイッターアカウント爆誕!

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その当日、「ビックリマンの日」関連でリツイート4件を含む8件のツイートを発信。
翌日、ホログラムチョコ発売など6件をツイート
その後、コラボ商品発売のタイミングでちらほらツイートするも
2018年中の総ツイート数はわずか19件に留まっていました。

2019年3月には唐突に「スーパーオリオン青」を探していますという
謎の単発企画のほか、名誉PRなんたらの里崎氏のYouTubeの宣伝とか、
おそらくはBMの日のプロ野球チップスコラボに帰結させたかったものと想像しますけど
ファンや一般層が望んでなさそうな方向のツイートが2019年で合計11件
(余談ですが青オリオン企画には私は応募してません。なんか関わりたくなかったので...)

そして2020年、ビックリマンの日もスルーして忘れ去られたかと思いきや
12月に唐突に幸楽苑公式アカウントとわざとらしい会話を行ったのを最後に
肝心の幸楽苑コラボの宣伝すらすることなく現在に至ります...。

そんなわけで公式アカウントなのに、3年間でわずか32ツイート

フォロー相手もマリーンズやGH以外では2018年当時のコラボ相手の関係者ばかりで
言っちゃなんですが露骨にやる気の無いアカウントです。
担当者がいかにSNSに目を向けていないかがよくわかります。
さすがに今年のビックリマンの日には活用されるでしょうか...?

そりゃ企業がどんなアカウント運営しようと勝手ですけど、
せっかく作ったならもうちょっと真面目に活用してもらいたいものです。
一応はツイッター内での唯一無二の「顔」なんですし。
宣伝ばっかりでもどうかとは思いますが、それすら無いのはね...。

そういやこれも余談ですが、私は今の「非公式ニュース」の人とは全く面識ありません。

ネタがないからと言って今更神ビをこすってどうする

数ある本原政権の黒歴史の一つとして名高い「神ビックリマン」
フォーマット的な部分以外だと、個人的には焼き直しじゃない3すくみキャラは
結構いいセンスしてるキャラが多いと評価しております。

例えば、情報セキュリティにまつわる3すくみ

cardangel_img_07.pngcardcharm_img_07.pngcarddevil_img_07.png
天使:聖キュリティーヌ
お守り:プロテク徒
悪魔:海賊BAN

などは、昨今のトレンドを反映した面白いモチーフですし

cardangel_img_10.pngcardcharm_img_10.pngcarddevil_img_10.png
天使:姫アラドーモ
お守り:微助っ徒
悪魔:禁断ショコラ

も、うまい具合にビックリマンぽく名付けてるなあと感心します。
名前だけは、ね。

デザインが良くも悪くもビックリマンらしくないというのはただの慣れなので、
このぐらいのあざとさなら全く新規の層なら受け入れられたかも。

あとはカード素材にレアリティごとの差異さえあればなあ...。

あ、現代社会に悪魔や天使が現れたというチープな舞台設定もノーサンキューです。