先日の岡山の「ビックリマン展」は、一般層が懐かしさを想起したり
デザインアートの展示という面では十分だったかもしれませんが、
マニアやコレクターの視点からすると正直物足りなさが勝るのは否めません。
奇しくも六本木ヒルズにて、「ドラゴンクエスト展」なるものが開催されるそうですが
こちらの展示内容はさすが大企業が真っ向勝負を仕掛けてくるかのごとく
老若男女、マニアも初心者も満足させるようなラインナップの様子。
で。
常々、「ビックリマン」という世代を超えたスーパーコンテンツは
もっと社会に向けてアピールする価値があると思うこの私としては、
もしロッテやDNPが一丸となってフルスペックの「ビックリマン展」を開催したとしたら…
というドリームをつい思い描いてしまうのです。
例えば…
■「シールができるまで」一覧
反後博士直筆のキャラの発注書→GH直筆の下絵・ラフスケッチ→初稿・再校・最終稿
→線画→着色画→試し刷り→量産アンカットシート→最終品
が順を追って見れる展示コーナー。
■1440枚のシール完全公開
いつかのイベントで壁一面に並べられたことがありましたが、あれの裏表両面版。
透明な壁の表と裏に、弾ごとに配置されて両方から見れる展示コーナー。
■時代背景がわかる?モチーフや元ネタとシールの比較
例えば手抜き球魔と江川、ダンプ魔重とたこ焼きラーメンのようなパロディキャラや
裏書きに登場する言い回しの中から当時のギャグや流行語をピックアップ。
■シールショップが鑑定する超プレミアシール一挙公開
ロッテの倉庫から引っぱり出したりコレクターから借りたシールを鑑定額付きで展示。
■歴代ビックリマンチョコのパッケージ、シール、販促(広告やCM)の展示
こんなのもありました的なお約束展示。こっそり漢熟覇王も宣伝。
■メディアミックス総ざらえ展示
1986~1988年付近のコロコロコミックと特集記事をピンナップ展示。
アニメグッズやゲーム類、プラモやバッジやその他もろもろ一斉公開!
■シールで見るストーリー絵巻
一般の人には意外とどんな物語か知られていないもの。
シールやイラストを織り交ぜ、初心者にもわかりやすいストーリー紹介を。
■社会現象マル秘事件簿
新聞記事や週刊誌に載った記事なども展示しちゃいましょう。
(ロッチ事件とかも??)
■類似品にご注意
パチもの、他社類似製品だけでなく、ビックリマンをリスペクトして作られたタレントグッズなども紹介。
■コスプレ写真コーナー
ゼウスだとひげ・棒・わっか。ロココだと兜・剣・盾・翼などを貸してくれる。
撮影した写真はプリズムシートに印刷し、シール状にしてプレゼント。
自前のコスプレ衣装持ち込みもOK。
■シール交換スペース常設
もちろんビックリマン以外のマイナーシールなどもOK(としてほしい)
■貼って貼られて体験コーナー
入場時に天使・悪魔・お守りの3枚を手渡される。
これを会場の柱や空いている壁などに自由に貼っていいという企画。
シールのデザインを月替わりなどで変更したらマニアは何度も足を運ぶでしょう(笑)
■関係者インタビュー
入場パンフなどに是非掲載してほしい。
■土産物コーナー
シール入りコアラのマーチ、シール入りパイの実などの限定商品を是非!
とまあ、夢がひろがりんぐなのです。
なんとなくグリフォンが企画したイベントの拡張版みたいな感じになってしまうので
あの時の担当者さんもこういうことがやりたかったのかな、なんて思ってみたり。
しっかり宣伝すれば絶対大賑わいになると思うのですが、どうですかねえ?
よーマン
はたして協力会社やロッテにどれほどの資料が残ってるかが気になりますね。
カネボウのガムラ、ラーメンばぁレベルの悲惨な事もありますし。グリーンハウスが一番持ってて後は期待に応えるものはロッテ、大日本印刷、小学舘、とどこも補完してないないきがする。
最後はコレクターが全面協力の資料提供になるか、無理矢理当時のものを復元復刻するなんてことになりかねなかったり、そしてそれが流出とか、、、
まぁタンゴさんが来てトークショーと質問大会するだけでイベントとてしては一番充実するかと。
Ritz
スーパービックリマンかと思って期待しちゃった。
きゅー太
>よーマンさん
おお、そういやタンゴマンショーを忘れてました。
質問するたびに答えが変わったり、通訳が必要になったりして??
>Ritzさん
やるなら東京タワーで!
コブラのマーチ
はじめまして。
画像にあるパンフレットは展示会場でもらったものでしょうか?
私は9月11日に行ったのですがそのようなものはなかったですね。
そういえばオリジナルグッズのマグカップも無かったような。後で追加されたのかもしれません。クッションとかパネルとかTシャツとかはあったんですが。
きゅー太
>コブラのマーチさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
こちらはZINEとよばれる小冊子(コピー誌)で、Marker StudioさんのWeb通販で購入しました。
例のステッカーも付属しています。
まだ買えるようなので、興味ある方は是非。
ただ、実際に会場に行かれた方には物足りないかも(^^;