先日、「ザ!世界仰天ニュース」というテレビ番組にて
意外なものがプレミア化している一例としてビックリマンが取り上げられたそうです。
番組内では「福袋版ブラックゼウス」が25万円で取引されている事例が紹介されてました。
で、そうなると各地の中古ホビーショップに問い合わせが相次ぐらしいですね。
「自分の持っている古いシールは価値があるのか?」
とか
「ブラックゼウス(実はアイス版)持ってるけど、これも何万円もするの?」
とか…。
そうやって市場が掘り起こされるおかげで本当にお宝が発掘されるケースもあるでしょうが、
一件一件応対するショップ担当者さんはお疲れ様です。
でも、例えば上記の「自分のブラックゼウスも高いのか?」という質問に対しては、
ブラックゼウスのバージョン違い一覧みたいな資料があれば、応対はずいぶん楽になるのでは?
つまり…
■チョコ版(オリジナル)…ホログラム・48ミリサイズ・光にかざすと裏の字が透ける。
保存が難しいため、状態次第で価値は大きく変動する。福袋版の次にレア。
■アイス版…通常着色・48ミリサイズ・裏面に「悪魔主の伝説」とある。
価値は二束三文。アイスに封入されていたままの状態(小袋未開封)だとそこそこレア。
■福袋版…通常着色・48ミリサイズ・プリズムシール・名前ロゴが七色。
ブラックゼウスの中では最もレア。最近は悪質な個人が作成した偽物も多いらしい。
■伝説復刻版(通常)…通常着色・52ミリサイズ・プリズムシール。特にレアではない。
■伝説復刻版(試験版)…通常着色・52ミリサイズ・ドット柄シール。通常版より何倍もレア。
■セレク3景品シール…ホログラム・52ミリサイズ。そんなにレアではない。
■ホロセレクション…ホログラム・48ミリサイズ・光にかざしても裏は透けない。
全然レアでなく、未開封でも五十歩百歩。台紙張替でチョコ版に偽造されるケースが頻発。
■スーパービックリマン…絵柄が全然違う。52ミリサイズ。裏面に「新決戦」の文字。
全然レアじゃない。
■B★Z★H、B★Z★S、B★Z★C、B★Z★R、B★Z★A、B★Z★P…ある意味全然別のシール。
B★Z★Hは伝説復刻版、スペシャルセレクション版もあるがいずれもプレミアではない。
■業者向け見本…専用の台紙に張られた状態のもの。シール部はチョコ版と同じ。
ある意味福袋版以上に希少。悪質な偽造品(カラーコピー台紙)に注意。
…というのが画像付きで一覧になってれば、「まずコレを見て」と言えるので話が早いですね。
電話掛けてくる人の大半はWebでお店を検索して来てるでしょうし。
しかしブラックゼウス一つとってもこんなにバージョン違いがあるので、
同様にスーパーゼウスやヘッドロココや魔肖ネロなどを用意するのはかなり手間かも。
パチや偽造の有名どころまで網羅しようとしたら、ちょっと手に負えないですねー。
福袋版愛然かぐや
ずっと前にヤフオクで、アイス版愛然かぐやを他の二束三文シールと同じ扱いで出品してた人がいて、「安易に即決交渉に応じないように」と教えた事があったなぁ。結局38000円で僕が落としたんだけど。
自作シールなんかでも、常に高値で落札されてる物を見ると、「これ、金を刷ってるようなもんだよな…」と思ったり。まあこれも昔の話ですが。
しかし旧BMのキャラデザは今見ても秀逸ですよねえ。カッコいい。
ヤトヤマ
第6弾ブラックゼウスシールが
ビックリマンの歴史に残るポイントの
一つだと思っております(個人的に)
ホログラムシールの輝きに魅せられた
天使?悪魔?どっちだ?と論争したり
多くの子供が買い出した気がします
きゅー太
>福袋版愛然かぐやさん
自作シールは軌道に乗りさえすれば、利益率は高そうに見えますね。
軌道に乗せるまでが相当大変なのでしょうが…。
>ヤトヤマさん
確かに「神か悪魔か!?」と存在自体が謎でしたよね。
私は当時当てたのですがコロコロは買ってなかったので、
ホログラムという素材自体見たこともなかったこともあり
非常に不思議な気持ちになったのを覚えています。