家庭用ゲームの月刊誌「Nintendo DREAM(ニンドリ)」最新号に、
漢熟覇王のイラストレーターさんの紹介記事が掲載されてました。
デザインで気をつけていることなど、インタビュー記事が中心なのですが
私が気になったのは初期のシールイラストデザイン。
漢字がありません。
最初の企画は、漢字がまだ入っていなかったみたいです。
これはいったいどういうことか?
漢熟覇王のコンセプトは大きく2つあると考えられます。
一つは、ディスガイアとのコラボ。
もう一つは、漢字・熟語の勉強ができること。
企画段階の商品名が「漢字ドリラー」とか言ってたぐらいなので
「漢字ありきの企画」でスタートしたのかと思っていたのですが、
今回の記事から想像するとむしろ漢熟覇王は
「ディスガイアありきの企画」と考えるのが妥当なようです。
どちらから呼びかけたのかは不明ですが、何かの縁でコラボを実現する運びとなった際に
単にディスガイアキャラをBMシールっぽくデフォルメするだけでは弱すぎる。
単独でも通用するような基軸を絡めないと、アピール力に欠ける。
そんな検討がされたんじゃないですかね?
で、知名度や普及層からして子供向け路線ではないディスガイアを
半ば強引に子供向けにシフトさせるキーアイテムとして、漢字を選んだ、と。
もっとも、ロッテ側もディスガイアを前面に押し出すつもりは無かったようで、
商品名にディスガイアの文字もそれを想起させる単語も無いし、
パッケージでゲームの宣伝をするようなこともしていません。
本来のターゲット層である子供からすれば、ほぼ「漢熟オリジナルキャラ」なわけですね。
まあディスガイアファンならネットもやってるいい大人が多数を占めているでしょうから、
あえてチョコに名を刻む必要も無い……んですかねえ??
いまどきチョコ食玩を買ういい大人そのものが限られているとも思いますし、
それに子供がこの廃人ゲーに興味を持ってしまっても困るのかもしれませんし(笑)
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