「gooランキング」の「昔から親しみがあるチョコレート菓子ランキング」で、
並み居る強豪がひしめく中、我らがビックリマンチョコが堂々15位にランクインしました!
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/013/chocolate_old/
上位3位はポッキー、チロルチョコ、キットカットなどまさに超定番なのですが、
ロッテ製品だけでもガーナチョコ(9位)、クランキー(11位)に次ぐ順位となっています。
これって何気にすごくないですか?
ビックリマンは、今は年中売っているレギュラー商品ではなく
単発的に期間限定の売り出し方を何度も繰り返している、いわば特番商品なわけです。
(こういう言い方が正しいのかどうかは自信ないですけど)
まあ「昔から親しみがある」というジャンルなので、定番かどうかは別かもしれませんが、
少なくともロッテ製チョコの中では3位に位置する看板商品なわけですよね。
そんなことを鑑みると、思うにビックリマンは「売れる商品」である必要は無いんじゃないかと。
“いつでも店頭に並んでいて、中には何かしらないけどくだらなくて面白いシールが入っているお菓子”
それでいいような気がするんです。
そうじゃなくなったのは、悪魔VS天使が異常にヒットしたことで
「ビックリマンはこうあるべきもの」という概念が固まってしまったから、
ではないかと…。
本来はそれこそ「いちごつみ」や「まるきん」みたいに、
テーマを変えてイラストを変えて、売れてるのかどうかともかく、商品自体は定期的に市場に並ぶ…
そんなスタイルの商品であるべきもののように思うのですが、どうでしょう?
つまり、もしひかり伝が売れなければ全く違う設定の話にゴロっと切り替わったり、
それが支持されれば続くし、支持が薄ければまた別のものに変わる、という感じで
もっとフレキシブルで敷居の低いブランドでもいいと思うんですよね。
それこそ、48ミリのシールであるという以外は何でもアリなバラエティ。
時に子供向けのバカバカしさ、時にオトナも狙った渋さもあったり、
3ヶ月ごとに何が出るかわからないようなスタンスもまた面白そうじゃないですか?
でもそれができないのは、なまじ支持されるとすぐに箱買いだの何だのされてしまい、
マーケット操作が難しいブランドになってしまった影響かもしれません。
良くも悪くも、ビックリマンブランドはコントロールが難しい商品なんでしょうね。
ひかり伝やニャンダーが売れないことで、ビックリマンチョコ自体が
販売を見送られるような流れになってしまっているようだと、実に残念です。
でもまあ、20数年前も悪魔VS天使がヒットする直前までは
「これがヒットしなけりゃビックリマンは打ち切りだ」という状況だったらしいですから
そういう意味では昔も今もロッテのスタンスは変わってないのかも??