ビックリマンをはじめとするロッテ製食玩を中心に取り上げているこのブログにおいて、
唯一例外的に話題にし続けている「神羅万象チョコ」について今回も取り上げます。
今回は既に第三章第3弾。早いもので通算11弾めです。
おそらくはこれまで通り次の第4弾で第三章完結となるでしょうから、
弾数でビックリマン2000に肩を並べるのはほぼ確実でしょうね。
ストーリーは佳境…なはずですが、相変わらず何がしたいのかイマイチよくわからない展開。
そもそもこのシリーズのラスボスが誰なのか、何のために戦っているのかも見えにくいです。
実はメビウスの魂が破壊神に乗り移っていて主人公たちに襲い掛かってくるとか
非常にありきたりな展開で締めてくるような気もしますが、まあ未完じゃなけりゃいいです。
さて、ここ数回は売り上げのテコ入れのためか、封入率が非常に低い「スーパーレアカード」という
見た目にも豪華絢爛な金の箔押し仕様のカードが登場して話題となっています。
残り少ない支持層から搾り取れるだけ搾り取る愚策とも言われていますが、
マンネリ気味だったファン層に刺激を与えたことは事実かもしれませんね。
前置きが長くなりましたが、第三章第3弾では過去3回登場した箔押しカードの代わりに
暗闇で鈍く輝く「蓄光カード」が導入されました。
ちまたの反応を見ると確率的には箔押しより当たりやすくなっているような印象も受けますが、
実際のところはどうなんでしょうね?
では実際どんな感じのカードかといいますと…。
どちらも「雷光王リュウガ」ですが、向かって左側の背景が黒いほうが蓄光バージョンで
右側の明るいほうが通常版(それでも他よりはレア)です。
見ての通り、明るい場所だと単なる背景違いにしか見えません。
バンダイもそれを危惧してか、パッケージ裏にわざわざ注釈を入れるほど。
そんな蓄光カードに、十分光に当ててエネルギーを貯めた状態で暗くすると…。
ほら!
…って、なんともビミョーですが…2本の剣と背後の後光みたいな部分がボンヤリ光ってます。
ぶっちゃけ、これだけです。
キャラ的には「光の戦士」だし、箔押しは悪役的なまがまがしいイメージが定着してしまっているので
これはこれでアリかとも思うのですが…
いかんせん、地味。
もうちょっとふんだんに光らせてもよかったんじゃないでしょうかね?
ところで、スーパーで神羅を探しているときに目に付いた商品がありまして。
「ポケモン・ルミナスカードガム」
※私はポケモンにはまるで関心はありませんので念のため
これはどういうモノかというと、中に暗闇で光るカードが2枚入っています。
ただし食玩というよりは、いわゆる玩具扱いのようですけど、なんと1個100円。
神羅ではかーなーり手に入れづらい蓄光カードが、100円で2枚もゲットできちゃいます。
と言っても、一口に蓄光といってもいろいろあるのかもしれないので、確認してみると…。
通常はこんな状態です。ちなみに裏面にはもっとちゃんとしたイラストが載っています。
これが暗闇でどうなるかというと…
こっちのほうが良くね?!
蓄光の仕組みとしてはおそらくほぼ同じと思われるのですが、
こっちのほうがイラスト全体が光っててゼイタクな感じです。
……コストがどうなのかとか、そういう内部事情は知る由もありませんけど
これだけ見ると蓄光カードの「ありがたみ」に疑問を感じてしまうのですが…。
それにしても主人公の影の薄さは如何ともしがたいのですが、
第四章はありえるんでしょうかね???
ランタ
発売年 ビックリマン 1985年
神羅万象チョコ 2005年
プリンセスオブプリンセス 2007年
来年も必ず商品は出すと思う。