劇的な盛り上がりを見せた先週の興奮冷めやらぬ第21話。
今週から新しい世界(ってどこ?)で新しい展開…かと思いきや、
これまでと何の違いもなく、見逃してもストーリー的には何ら問題のない話でした。
ニャンニャンチアリーダーズを解散させる案をネロクィーンに教え、実行するウルフライ。
この二人が滝の向こう側の世界にいるのはシアントラスのお陰とかだとしても、
ニャンニャンチアリーダーズまでもが平然とこっちにいるのはどうなんでしょうか…。
それ以前に、彼女らが実際に応援した話ってほんの1~2回程度じゃなかったでしたっけ。
「彼女らの応援のために多くの悪魔が負けた」なんて設定、ちょっと苦しくないですか?
ちなみに、旧作では「ニャンニャンチアガール」でしたが
「チアガール」は和製英語で、英語圏では「チアリーダー」が正式だそうですよ。
さて、ウルフライはさっそくニャンチアのメンバーに個別に接触。
それぞれに「びっくり芸能界へのメジャーデビュー」をエサに声をかけるのですが、
このとき描かれる彼女らの生活が、これまた絵に描いたような不幸…。
かめ助はシシカバブッダ踊りを踊っても不評でゴミを投げつけられる始末。
芸助は皿洗いのバイトでヘマをしてクビを言い渡される始末。
助士すいさいは習字でミスして周囲からバカにされる始末。
珍カーベルは何故か3人の子持ちで子育てに追われる始末。
鐘助は寝たきりのおばあさんを看病する始末。
どうでもいいですが、助士すいさいと珍カーベルは以前登場したときとは声優さん違いますね。
(助士すいさいは色も違いますが)
てゆーか、あんたらチアリーダーやってる場合じゃないような…。
そんなわけで、彼女らは今の生活から抜け出すべくメジャーデビュー話に飛びつきます。
さて、立ち寄った街で「びっくり芸能界スター誕生発表会」のポスターを見たゲンキは
十字架天使をアイドルデビューさせておいしいものを食べまくろうと考え、
ニャンチアのファンだというお守りシュン助とともに会場に潜入。
発表会の場ではウルフライが「ニャンニャンカルテット」に選ばれた5人を紹介。
お互いが全員選ばれたことに喜ぶニャンチアたちですが、
でも「カルテット」なので当然ながら4人組、つまり一人だけが外されることに。
そのことを控え室で告げられた5人は、ネロクィーンのマクロパワーの影響も受けて
すっかり仲違いしてしまうことに…。
これを見ていたシュン助は、彼女らを元の仲良しに戻そうとゲンキたちに助けを求めますが、
逆にシュン助が(悪魔応援団のサポートもあり)悪魔・大目魂にされてしまいます。
大目魂の攻撃に、応援のないヤマト王子たちはすっかりやられっぱなし。
そこへ偶然ケンカ中のニャンチアのところに飛ばされたカメからゼウスが出現。
説得しつつも「チューして」と迫るゼウスを(立体映像なのに)ボコボコにしたニャンチアは
すっかりスッキリ毒気が抜けて元に戻りましたとさ。なんだこの展開(苦笑)
駆けつけたニャンチアの応援で勢いを盛り返すヤマトたち。
ニャンチアにモテモテになりたくて悪魔になったのに、「悪魔なんて大嫌い」といわれてヘコむ大目魂。
そして現れた吉福神…をふっとばして十字架天使登場!
十字架天使は発表会の場で「特別賞」に選ばれて控え室でスタンバイしていたものの、
その後ほったらかしにされっぱなしですっかりご立腹になっていたのでした。
「ネロクィーンお姉様~!これで私を悪魔に変えてくださいの~」
ゲンキたちに愛想を尽かし、ネロクィーンに森で拾ったマクロシールを手渡して
悪魔の仲間に入れてくれと頼む十字架天使!
ついでに悪魔応援団にもマクロシールを貼ってパワーアップさせるよう進言。
それを聞いてネロクィーンは十字架天使ともどもマクロシールを貼り付けますが…。
何故か悪魔応援団たちが続々とお守りに変身!
実は十字架天使が拾ってネロクィーンに渡したマクロシールは、
マシロシールを加工した偽物だったのでした。
騙しが得意なネロクィーンも、自分が騙されたことでへそを曲げて撤退。
残された大目魂も誰も自分を応援してくれないことにショックを受け、
十字架天使の良い子ちゃんシールでシュン助に戻ることができましたとさ。
さて来週は、またしても作画が酷く乱れるような印象…。
そしてラストのラッキーシール占いが次週から新コーナーに?!
偶数回はストーリー上重要な場面が多いし、いろんな意味で要注目かも!
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