ハピラキ16話、ついに最後の若神子「魯神フッド」の登場です!
前回の予告では何やらアヤシイ雰囲気が漂っていましたが、
果たしてフッドの性格やいかに…?
以降は、特に旧作フッドのファンの方は心してご覧ください。
黄金のリンゴが実るオーゴリンの森でいきなり魔矢の攻撃をうけるゲンキたち。
そこにリンリンごう鐸を打ち鳴らし、颯爽と登場した天使は…?
同時に、うっしーも登場!(でも、またしても…)
「彼…ぐしッ!」
たじろく魔矢に対し、毅然と立ち振る舞うその天使の名は…
「自己紹介させてもらうとしましょうか。私は魯神フッド!」
カッコいいー!さすが旧作では一番のクールガイです。
声も結城比呂さんで、少し中性的でイイ感じです。
フッドの活躍で魔矢も「たての助」に戻せて一安心。
(つーか、たての助の横アングルはどうなのでしょうか)
「気にするな、誰にでも弱い心はある」
うっしーの話(ただし筆談)によればフッドも若神子に違いないということです。
しかし、一緒に真白域に行ってくれと頼まれたフッドは何故かそれを拒むのでした。
「私には、この森を離れられない理由があるのだ…す、すまない!」
さて、フッドが先ほど自分に対して「かわいい」とつぶやいたと思い込んだ十字架天使はというと、
「彼は私に恋してしまったんですの~!」
ということで彼を説得できるのは自分しかいないと、亀とともにフッドの家に向かうのですが、、
そこで目にした衝撃の光景は…
「ムッハー!ムハハハハ~!!たまんな~い!」
部屋を埋め尽くす猫グッズの山!
それらと戯れ、高らかに笑うフッド!
その姿に唖然とし、ふとある事実に気づく十字架天使。
「私じゃなく…ヤマト王子の、猫を見てたんじゃー!?」
そう、魯神フッドは極度の猫マニアだったのです!
それを見て逃げ出した十字架天使、これに気づいて慌てて引きとめるフッド。
フッドは自分のマニアっぷりを切々と語ります。
「見ての通り、私はきゃわゆい猫ちゃんに弱いのだ」
フッドの熱い猫マニア談義につき合わされウンザリする十字架天使と亀。
グッズばかりで本物の猫がいないのは、本物を飼ったら何も手に付かなくなると心配していること。
ゲンキたちに協力したい気はあるが、コレクションが心配で家を離れられないこと。
さらに…
「だいたい、旅の間に発売される『月刊プリティにゃんこ』とかが買えなくなる~!」
「颯爽として頼もしいけど…この人、ダメポですの…」
呆れ果てる十字架天使に、フッドは彼女を引き止めた本題を切り出します。
「あのヤマト王子っていう天使のことだけど…彼が付けている額のアレ、いいよね~」
やっぱり…。
しかし当然「あれはあなたのコレクションに加えることはできませんの」と断る十字架天使。
フッドは「せめて写真だけでも」と食い下がります。気が乗らない十字架天使ですが
「いくら猫バカオタクとは言え、若神子かもしれないし…」と結局引き受けるのでした。
一方、それを影から見ていたネロクィーン。再びたての助をマクロ化させ、何かをたくらむ?
さて一行はオーゴリンの森の黄金リンゴをゲットすべくペアを組んで行動するのですが、
ヤマトとペアになったフッドがあからさまに挙動不審に。
「魯神フッド…、何でそんな熱い目でボクを見るんだ~?!」
「ムハハハハ~!」
逃げるヤマト、追うフッド。と、そこへ突然遠くから「ニャ~!」と猫の鳴き声が。
猛ダッシュしたフッドがたどり着いた場所には、猫の形の不思議な建物。
「かわいいニャンコと触れ合えるニャンコハウス」と聞いて思わず我を忘れて飛びつくフッド。
しかし当然、それはネロクィーンのワナなのですが…。
「お、お腹とか触らせてくれたりしますぅ?」
「もちろん、なでられ好きな猫ちゃんばっかりですから~」
「ムッハー!ムハハハハー!!!」
余談ですが、猫かぶったネロクィーンの声が可愛すぎるのですが(爆)
そうしてすっかり骨抜きになったフッドを、突然魔矢が強襲!
あっさりと囚われてしまうのでした。
フッドの悲鳴を聞いて駆けつけたヤマト王子と十字架天使。
さっそく助けようとして達急動を発動したヤマトの額の猫がにゃおーん♪と鳴いた瞬間…
「き、キター!!これかーっ!」
「ムッハーッ!」
今日最大級の壊れっぷり(汗)
「ムハムハしてないで、早く脱出するんですのー!」
しかし何だかんだでヤマトと十字架もつかまってしまいます。
そしてネロクィーンがフッドに対し、猫を取引材料に仲間になるように誘いかけると
本気で迷う魯神フッド…。
その隙にマクロシールが貼られそうになります。フッド、こんなところでバンパイア化?!
しかしそれを防いだのはなんと騎神アリババ!
「俺の仲間に手出しはさせない!」
人間不信も引きこもりも治ったのでしょうか。頼もしい仲間の合流です!
(この間、ゲンキやうっしーはリンゴ狩りに夢中…)
アリリンのおかげで脱出したヤマト・フッド・十字架天使。
さっそくフッドが「お返しだ!」とネロクィーンに矢を向けます。
が、なんとネロクィーンは全身にフッドのお宝猫グッズを身につけているではないですか!
「くっそー、ダメだ!私には撃てない!」
「あんなオモチャと仲間の命とどっちが大事なんだよ!……マジ葛藤かよ…」
呆れるアリババは単身切りかかろうとしますが、フッドが邪魔するせいで二人とも魔矢の矢にやられて
理力を封じられてしまいます。
まさに大ピンチ!
と、そのとき偶然ゲンキが呼び出した弁財アキの歌声で
フッドは忘れていた自分の能力を思い出したのでした!
「聖気理力の矢!」
魔の力だけを石化するという聖気理力の矢のおかげで、
大事なグッズを傷つけずにネロクィーンを倒すことに成功!
魔矢も再度マシロ化し、すべて元通りに。
フッドの懸念事項だったグッズの管理や猫グッズの発売日チェックも
たての助がやることになり、晴れて仲間入りを果たしたのでした。
ですが、天子男ジャックが若神子だということを知らないゲンキたちは
「最後の若神子」を探すため、またバラバラに行動することに…。
最後、ゲンキから「フーにゃん!」と呼ばれ、
「ぼくフーにゃん!」
と、まんざらではない様子で旅立つフッドなのでした…。
えーと、フッドファンの人、大丈夫…ですか?
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